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詳説日本史Bの特長
【詳説日本史B】①簡潔な文章とシンプルなデザイン
詳説日本史Bは、他の実況系参考書などと違って高校の教科書として作られているため、通史を理解する上で必要最低限の内容が簡潔に書かれています。
難関大レベルの詳細な知識は本文と分けて下の脚注に書かれているので、初学者が学習する際に理解に苦しむこともありません。
文章は全て黒字で書かれていて、最重要単語は太字になっているので、目がチカチカすることなくスラスラと読めます!
また、古代から現代まで一冊にまとめられており、何冊も持ち運ばずに済むため、持ち運びが楽な上、一元的に知識の振り返りができます。
【詳説日本史B】②日本史に興味を持ちたくなるレイアウト
図や資料、写真を多く載せることで、流れをより理解しやすい工夫がなされています。
難解なものには解説が適宜入っていて、高校生でも理解しやすくなっています。
また、コラムが20個ほど入っていて、日本史にさらに興味が沸くように工夫がなされています。
例えば、年輪年代法と炭素14年代法というコラムでは、遺跡における年代測定として樹木の年輪を利用する方法や放射性炭素14を利用する方法が紹介されています。
勉強で疲れているときの息抜きにもなりますね!
【詳説日本史B】③基礎から最難関大の入試レベルまで対応している
詳説日本史Bは、多くの高校で教科書として採用されています。
採用校に在籍している場合、定期テストの勉強には必要不可欠です!
また、検定教科書の中でも、特に詳説日本史Bに準じて作成されている大学入試問題が多いです。
詳説日本史Bを使って勉強することで、ほとんどの大学入試に対応できるでしょう。
詳説日本史Bでは、脚注の部分にかなり細かい補足が用意されています。こうした知識までくまなく勉強すれば、日本史を得点源とすることも可能でしょう。
さらに、細かい知識を問うてくるような難関大学の入試にも対応できます!
詳説日本史Bのおすすめの勉強法・使い方
【詳説日本史B】①定期テスト高得点に向けた通史の勉強に
先述のように、詳説日本史Bの説明文は、堅い口調で簡潔に書かれています。
そのため、詳説日本史で勉強する前に、まずは高校・塾の授業や実況系参考書で通史を理解することをオススメします!
その際に、どういう「背景」で「いつ」「誰が」「何をしたか」を意識することで、日本史の軸となる流れを掴むことができます。
また、特に文化史などは資料集を同時に使うことで視覚的に覚えやすくなります。
次に、通史を理解したら詳説日本史Bで流れを再確認しましょう!
そこでは、高校・塾の授業や実況系参考書で理解したことを思い出しながら、図や資料まで目を通し、さらに自分の理解を深めることが重要です。
また、授業用ノートや塾のテキストで赤シートを使って知識を覚えるのもオススメです。
その際、最初のうちは難しい知識を覚えようとするのではなく、基礎的な知識から順に覚えていくと良いでしょう。
流れとセットで知識を覚えれば定期テストで高得点間違いなしです!
【詳説日本史B】②偏差値アップに向けた知識固めに
定期テスト後、復習せずにいると知識はどんどん抜けていってしまいます。
また、大学受験に向け、より細かな知識まで覚えていく必要があります。
そこで、流れや知識を復習するのと同時に、より細かい知識を覚えていくことをオススメします!
流れを復習し、知識を定着させるには、詳説日本史Bを何度も繰り返し読み、自分で流れを人に説明できるレベルになることが重要です。
また、知識の復習と細かい知識の習得には、問題集や一問一答で演習することが重要です。
演習でわからなかったり間違えたりした問題を復習するときに、詳説日本史Bの対応する部分やその周辺を読み直すのがオススメです。
演習を単独で行うより、詳説日本史Bと合わせて復習まで行うことで、日本史の知識が加速度的に充実していくでしょう。
知識のインプットとアウトプットをすることで知識を確固たるものにし、他の受験生から一歩リードすることで偏差値アップは間違いないです!
【詳説日本史B】③志望校合格に向けた苦手分野の克服に
模試や過去問を解く際も同様に、分からなかったところは詳説日本史Bをもとに復習しましょう!
周辺の知識まで復習をし、次に関連問題が出てきたときに答えられるようにしておくことが重要です。
そこで、分からなかった内容や覚えにくい内容に関して、詳説日本史Bを踏まえてまとめノートを作ることをオススメします!
例えば、東北経営、平氏と源氏の系譜、政党の変遷などは覚えていない人も多いかと思います。
この例の場合、実際に詳説日本史Bを参照して、東北情勢をめぐる部分に関する知識を通観しながらノートを作ると良いでしょう。
こうした多くの人が苦手とする分野を完璧にすることで、さらに他の受験生から一歩リードすることができます。
また、どの科目にも当てはまることですが、過去問を解いて頻出の分野を見つけ、その分野を自分のものとすることが重要です!
そして、過去問分析をする際には、詳説日本史Bを活用しましょう!
なぜなら、前述の通り多くの大学では詳説日本史Bを参照して入試を作っているからです。
詳説日本史Bを活用しつつ、過去問を徹底的に分析することで志望校合格を勝ち取りましょう。