はじめに
「映像授業をどのように受ければ良いか分からない」と思っている高校生へ!
この記事では、おすすめの授業の受け方&計画の立て方を実体験をもとにしながら解説します。
映像授業ならではのデメリットとその解決法についても触れるので参考にしてみてください!
目次
映像授業はこう受けるべし!
①倍速機能で効率UP
映像授業のメリットは通常の対面授業と違って倍速やスキップ、巻き戻しができるところです。
対面授業でありがちな「授業の進行が遅くて退屈になる」「雑談タイムで眠くなる」等の問題が解決できます!
巻き戻し機能を使えば、難しい説明の部分も繰り返し視聴できるため、授業の内容を理解できないままに進むことを防ぐことも可能ですよ。
また、倍速再生は学習効率がUPすることが証明されています。
人間の集中力は長くは続かないため、無駄な時間が多いと記憶に残りにくいと言われています。
倍速再生はその無駄な間を省くことができるため、脳に適度な緊張感を与え、情報を処理できる状態を作り出すことができるのです。
授業によって再生速度を調整するのがオススメですよ!
初めて視聴する授業→通常速度~1.4倍速
授業内容を理解することを重視してください。
復習や確認のためにもう一度視聴する授業→1.5倍速以上
こちらは、知識が定着しているかの確認作業を重視しましょう。
例はあくまで目安です。
速ければ良いというわけではないので、初めは自分の聞き取りやすい速度に調整してください。
②視聴中に「アウトプット」を取り入れる
映像授業のデメリットとして「受け身になりがち」という点があります。
このデメリットを解消するために、『インプット』しつつ『アウトプット』も同時に行うのをオススメします!
実際に筆者がやっていた3つの『アウトプット』を紹介します。
① 聞くだけではなく、要点をノートにまとめるようにする
書きすぎに注意してください。
ノートを取るのは、あくまでも授業を聞くだけにならない為の手段です。
②動画を一時停止して講師の問いかけに自分で答えを考える
「この問題の答えはどうなるでしょうか?」
「この文章で筆者が伝えたいことはなんだろう?」
のような質問がされた時は一時停止して考えてみてください。
「思考をする」というステップを取り入れることで、内容がより定着します。
このように、授業を好きなタイミングで止められるのは映像授業ならではの良いところです。
③視聴後、授業の簡単なまとめを作る
大まかな授業の内容や重要なポイント(公式や解き方、頻出する内容など)をまとめましょう!
何ページ分も作成する必要はありません。
知識を吸収できているかの確認作業なので、B5ノート半分〜1ページくらいに収めることを意識してください。
授業の後に作ることで、自分が授業をしっかり聞いていたかが確認できますよ!
逆にまとめノートが上手く作れなかった場合は集中できていなかった証拠になります。
映像授業のメリットはこういう場合に、同じ授業をもう一度受講することができることですね。
③視聴後は必ず演習に取り組む
映像授業には「理解したつもりになりがち」というデメリットも存在します。
私も授業の内容を演習してみたらダメダメだったなんてこともありました……。
それを防ぐために、授業後すぐに例題や類題を解いてみることをオススメします!
習った知識をいち早く使うことで頭に残りやすくなりますよ。
間違えた問題は「どこでつまずいたか」「なにを改善すれば正解になるか」を調べ、メモしておきましょう。
「後で見返せる」&「同じ間違いをしにくくなる」という利点があります。
1日後や一週間後など、学習してから一定期間空けてから再度問題を解くのも忘れないようにしましょう!
しっかり演習を積むことで、映像授業でも実力をつけることができますよ。
受講計画の立て方3選
①部活を基準にして計画を立てる
対面授業にはない映像授業のメリットの1つとして「いつでも」「どこでも」「自分のペース」で学習できることが挙げられます。
曜日や時間が固定されている対面授業に比べて、オンデマンドの映像授業は部活が多忙な高校生にはピッタリです!
部活の活動日時がわかったタイミングで、空き時間を埋めるように受講予定を組みましょう。
(例)
週5日[月~金]16:00~18:00が活動日
→平日は昼休み&19:00~22:00に受講
→休日は11:00~22:00に受講
部活で大会がある場合は、大会の前後で受講数を自分で調節してみてください。
(例)
大会の1ヶ月前は部活に集中したい
→2ヶ月前は受講数を増やすなど
②週間・月間計画を立てる
「自分のペース」で授業を進められるというのは映像授業のメリットでありデメリットでもあります。
いつでも取り組めるからこそ、そこで怠けるのではなく、計画的に学習を進めることが合格のカギです!
一週間に何コマ受講するのか、毎日問題集を何ページ取り組むのかなど、予め細かく決めておくと良いですよ。
(例)
1週間で映像5本
1ヶ月で古文単語帳と現代文の問題集を解き切る
古文単語帳は1日20ページ、現代文を毎日1つずつ解く
ToDoリストを作成して達成したものにしるしをつけていきましょう!
目に見えて自分が分かるので自分を律することが出来ますよ。
急な予定や遅れた場合のリカバリーとして予備日を作成することも大事です。
そのため、一週間ごとに進捗チェックと計画の調整をするのがオススメです!
◯ 予定通りに達成できたか確認
◯ 遅れている場合の次週の予定調整
◯ 理解が浅いと感じる部分の再視聴&問題演習の予定追加 など
おわりに
いかがでしたか?
映像授業にはデメリットもありますが、受け方次第で大学受験合格への実力を十分につけることができます。
この記事が少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。