東大の世界史にチャレンジ! 論述で高得点を取るコツ

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この記事は 2016年06月28日に更新されました。

はじめに

世界史選択のみなさん、勉強は順調に進んでいますか。

論述の問題は入試で最も差がつく分野です。

しかし、論述問題に苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、論述で得点を伸ばす方法をお教えします!

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大切なのは問いに答えること

2012年の東大世界史第一問を例に考えてみましょう。

ヨーロッパ列強により植民地化されたアジア・アフリカの諸地域では、20世紀にはいると民族主義(国民主義)の運動が高まり、第一次世界大戦後、ついで第二次世界大戦後に、その多くが独立を達成する。しかしその後も旧宗主国(旧植民地本国)への経済的従属や、同化政策のもたらした旧宗主国との文化的結びつき、また旧植民地からの移民増加による旧宗主国内の社会問題など、植民地主義の遺産は、現在まで長い影を落としている。植民地独立の過程とその後の展開は、ヨーロッパ諸国それぞれの植民地政策の差異に加えて、社会主義や宗教運動などの影響もうけつつ、地域により異なる様相を呈する。

以上の点に留意し、地域ごとの差異を考えながら、アジア・アフリカにおける植民地独立の過程とその後の動向を論じなさい。
解答は解答欄に18行以内で記し、必ず次の8つの語句を一度は用いて、その後に下線を付しなさい。

カシミール戦争 ディエンビエンフー スエズ運河国有化
アルジェリア戦争 ワフド党  ドイモイ
非暴力・不服従 宗教的標章法(注)

注)2004年3月にフランスで制定された法律。「宗教シンボル禁止法とも呼ばれ、公立学校におけるムスリム女性のスカーフ着用禁止が、国際的な議論の対象になった。

※1行30字です。

「試験なんだから問いに答えるのなんて当たり前」と思われている方も多いかもしれません。

しかし、膨大な文字量を書いていると、次々に関連する事柄が頭に浮かび、「あれも、これも答案に入れた方が良いのではないか」といった考えに陥ることがあります。

また、指定語句があるため、その説明に重きを置きすぎて知っていることをつらつら書き連ねてしまうこともあります。

そのように、論述の問題はあれこれ書いても「問いに答えていなければ」点数は来ません

では「問いに答える」とはどういうことなのか、次項からご紹介します。

次ページ:「問いに答える」とはどういうことか

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