こんにちは! 合格サプリ編集部ライターのあゆみです。
大学の学部は様々あり、進路選択に悩む受験生も多いことでしょう。
今回は日本女子大学人間社会学部・2016年度合格者で現在1年生のS.Hさんに、どんな高校生活を送り、どのようにして今の学部と進路を選んだか、そして現在の大学生活について聞きました。
みなさんの志望学部や進路を決める際、このインタビューを参考にしていただければ幸いです。
S・Hさんのプロフィール
出身 | 三重県 |
---|---|
学歴 | 公立中学(三重県立大池中学校)→公立高校(四日市高等学校) 日本女子大人間社会学部心理学科 一浪で合格 |
文理 | 文系 |
受験した大学と合否
(併願パターン) |
現役時
一浪時 |
予備校・通信教育 | 一浪時
|
サークル | 合格サプリ編集部 |
現在の動向 | 臨床心理士の資格をとるために勉強中 |
このインタビューをまとめると…
勉強するときに気にかけていたこと

今通っている日本女子大学人間社会学部心理学科の魅力は?

進路選択のアドバイスをお願いします。

早速ですが、S・Hさんはどんな高校生でしたか?
精神的に弱かったので、学校に行って勉強するよりも心の状態を安定させることを優先していました。
学校に行けなかったのは、人間関係が原因ですか?
いえ、違います。友達や先生は好きでした。
しかし周囲の学力の水準が高くて勉強についていけず、授業に出たくありませんでした。
学校の勉強が好きではなかったのですね。それではなぜ浪人して日本女子大学人間社会学部心理学科を受験しようと思ったのですか?
心理学部を選んだのは、臨床心理士の資格をとるために心理学の勉強をしたいと思ったからです。
精神状態を安定させてくれた臨床心理士に憧れを持っていました。
日本女子大学を選んだのは、キャンパスが関東地方にあり、評判が良く、心理学だけでも多岐にわたる分野の先生がいるからです。
様々な分野の心理学を学ぶ中で、自分が将来したいことを更に見つけていきたいと思っています。
浪人時代はどのように勉強していましたか。
自分の精神状態と体調に配慮しながら、無理せず余裕のある時に勉強していました。
調子がすぐれない時には音楽を聴きながら絵を描いて気分転換します。
参考書はどのようなものを使っていましたか。また、過去問はどの程度解きましたか。
参考書に関しては高校で配られたものだけを使っていました。
二次対策よりもセンター対策を重視しており、Z会のセンター問題集を約10年分、過去問の国語を3年分、英語を3年分、苦手だった数学を10年分解きました。
実際に通ってみて分かった、日本女子大学・人間社会学部の魅力を教えてください。
他の大学と違って、実験演習の授業を一年生でも受講でき、動物実験もできる点が魅力的です。
実験演習では実際に心理現象が起こるかどうか調べる追試実験を行います。臨床心理学に限らず、ラットを用いて行動心理の実験を行うなど、様々な分野の実験を行うことができるのです。
人間社会学部の建物は本部キャンパスとは離れた場所にあり、緑に囲まれています。
心理学科の人数はわずか20人と少ないので、アットホームな雰囲気で楽しく過ごせます。
また、先輩の話を聞くところによると、授業で扱われる内容が意外だったということもあるそうです。
ですから、今まで興味のなかった分野の授業をきっかけに視野が広がることにも期待しています。
最後に、大学・学部の選び方で迷っている高校生にアドバイスをお願いします!
大学の授業は、将来の目標と関係していないとつまらないものになるでしょう。
大学や学部は、その学部が扱う学問分野に対する興味の有無で選ぶべきだと思っています。
インタビューを終えて

S・Hさんが言っていたように、勉強しても思うように成績が上がらず、精神的につらくなることもありますよね。
そんなときは、勉強を忘れて趣味に没頭してみましょう!