【東大女子 岐阜】苦悩を乗り越える度に強くなっていった東大への想い。その先に待っていた新しい世界とは?

東大女子キャン運営委員会が送る47都道府県東大女子インタビューその5

今回インタビューした方はこちら!

お名前 K.T
出身高校 県立岐阜高校(入学年度東大合格者数21名)
入学時の科類 文科三類(2016年度入学)
進学先 文学部人文学科英語英米文学専修
高校の部活 茶道部

何回へこんでも、何回やめようと思っても、諦めきれなかった東大受験。受験生時代のさまざまな苦悩を乗り越えた今、学科での勉強やサークル活動にいきいきと取り組む充実した生活がありました!

東大に惹かれた瞬間

―では、よろしくお願いします!まずは高校時代のお話からはじめましょう!

 勉強中心の生活でしたね。茶道部の活動も週1回だったので部活が忙しくて勉強する時間がないということはなかったです。

―周囲でも勉強中心の人が多かったんですか?

 高校は自由な校風だったので、勉強に関して学校からせきたてられるということはなかったです。ただ、早い時期から東大を意識した空気はあったし、「志望校がないなら東大って書いておきなさい」とは言われていましたね。

―「とりあえず東大」、よくあるやつですね(笑)ということは東大はそれほど特別な存在ではなかったんですか?

 いや、東大はやっぱり特別でした。模試で東大を目指せるくらいの成績は取っていたんですが、東大って書くのはなんだか恐れ多くて京大って書いてました。それでも京大って書くんかいっていう(笑)

―でも「ほんとに東大って書いちゃっていいの・・・?」って思う気持ち、わかります!では、具体的に東大を意識し始めたのはいつごろでしたか?

 高1の冬に学校の先生に東大をやんわり勧められてからは、書くだけなら、と志望校に東大と書くようにしました。それでもなんだか東大は遠い存在のように思えて実感はあまりなかったですね。そのままぼーっとしているうちに高2の夏のオープンキャンパスを逃してしまって、それに焦りを感じて高2の冬に東大・早慶の見学のために東京に行きました。早慶のキャンパスもきれいでよかったんですが、東大を訪れてみて「あ、ここは違う。ここに行きたい!!」と感じてそれ以降は真剣に東大を目指すようになりました。

―それは東大のどこに惹かれたんですか?

 うーん、それは言葉では説明できない・・・!!!でも雰囲気というかなんというか、ビビっときました!

勉強に打ち込む!

―塾には通っていましたか?

 1回も通ったことないです。

―それは周りに塾がないみたいな・・・?

 いや、岐阜にも塾はありますよ!!(笑)

―そうですよね、ごめんなさい(笑)

 だからそういう事情ではなくて(笑)、自分のペースで勉強をしたかったので塾には行きませんでした。わからないことは学校の先生に聞いたり、自分で参考書を買ったりして試行錯誤していました。

―でも、自力で勉強を進めるのって大変じゃないですか?

 逆に1回も塾に行ったことがなかったので他人に口出しされる方が嫌でしたね。

―ということは勉強すること自体はそれほど苦ではなかったんですか?

 うーん。なんというか、できないことが悔しくて。部活に熱中する人と同じで私はその対象がたまたま勉強だったというか、スポーツ選手がより高みを目指して苦しい練習を積むのを私は勉強でやった、みたいなイメージですかね。こんな風に言うとめっちゃ変人みたいだけど(笑)

―なるほど(笑)

 だから、すごく苦しかったけど今振り返って、やってよかったなとは思います。でも、もう2度とやりたくない!!(笑)

―苦手科目ってありましたか?

 苦手科目は数学でした。東大の問題は基本的な部分をしっかり押さえていないと解けない問題が多いので、基礎を大事にしてほしいですね。難しい問題集よりは教科書レベルの基本的な問題集を完璧に理解するまでやることが大事だと思います。

―おすすめの参考書ってありますか?

 東大受験対策で言うと「東大数学で1点でも多く取る方法(東京出版)」ですかね。問題を解くためにどこから手を付ければいいのかを数学のセンスがない人にでもわかるように解説してくれていてよかったです。あとは東大の過去問はやっぱりいいですね。言い方がオタクみたいだけど(笑)

―あはは(笑)

頑張って東大を受験する意味はあるの?-受験期の葛藤

―受験期に苦労したことってありますか?

 私の場合はメンタル面で悩んだことが多かったですね。

―例えば?

 受験勉強を始めた頃の悩みでいうと、学校では東大志望の人に対して補習や模試の案内など手厚くフォローしてもらえて、それはとてもありがたかったんですが、それゆえにクラスメイトなど周りの人に「あ、あの子東大志望なんだ」と志望校がオープンになってしまって。その中で落ちたらどうしようという不安と戦わないといけない状況がプレッシャーになることがありました。

―周囲からの視線がプレッシャーだったんですね。

 あとは、秋になってとても仲の良かった同期が慶應の推薦入試に合格した時には東大受験に対して心が揺れましたね。一緒に頑張る仲間がいなくなるというか。秋は模試続きで精神的にも体力的にも疲れがたまっていて、そんな時に「ここまでして東大を受験する意味があるのかな?」と悩みました。そもそも受けても落ちるかもしれないし、早慶だって素敵な大学だしそれでもいいんじゃないかと思ってしまって。その時には泣きながら親とケンカして、一瞬は志望校を早慶にしようかと真剣に思ったんですが、それでもやっぱり東大を諦められなくて。そこで悩んだことで、東大を目指してやれる限りのことをやろう、ダメだったときはちゃんと結果を受け入れようという覚悟が決まってそれ以降はブレませんでした。