東大だからこそのジョーク！
―東大に入って1番よかったのはどんなところですか？
東大生にしかわからないノリやジョークを共有できるところ！
―確かにすごくわかるぞ（笑） 独特の空気感というか、ネタがありますよね。
世界史とか文学とかの知識に裏付けられたツッコミがあって、それに思わず笑っちゃうみたいな。
―私も、思わず笑ってしまったり、そういうツッコミを思いついたりした時東大生だなあって思います。
ですよね（笑） それでみんなでわいわい話が続く時、ちょっと変なのかもしれないけど、東大生でよかったなってなります。
―逆に嫌なところはなんですか？
世間では過剰にちやほやされるというか、敬遠されるところ。美容室とかで学校名を聞かれると「ああ、、」とか「すごいですね！！！」みたいになって、そこで謙遜しても「東大ですごくないなら私はどうなるんですか？（笑）」みたいになるので正解の反応がわからない。
―これもわかるなあ。結構よく聞く意見ですよね。私もいつも渋谷のあたりの大学で〜とかごまかします。軽く「大学生活はどうですか？」みたいに次の話に移れるくらい普通のイメージを東大に持って欲しい。
―大学で東京に出てきてよかったことはありますか？
一人暮らしは帰省の直後とかはどうしようもなく寂しくなるけど、普段は親に拘束されない自由さがあるし、東京ならではでいうと、アクセスが良くてプチ旅行がふらっとできる！
―修学旅行の定番の、日光とかディズニーランドは東京からすぐ行ける手軽な観光地ですよね（笑）
自由な時間が多い大学生のうちに刺激的な東京を満喫できるのがいいです！
ーあと、たまに家族に会うとあたたかみを感じませんか？
弟をすごく可愛く感じたり、あんまり連絡を取ってないお父さんが「あいつは生きてるのか」みたいにお母さんに言ってるらしいとか聞くとほんわかしたり。お母さんが新しく手に入れたLINEのスタンプを押しまくってきた時は笑顔になりました。
ー家族愛を感じるエピソード！私もたまに会える妹が本当に可愛く思えるようになりました。
最後に
―東大に入ってから東大女子のイメージは変わりましたか？
私は、私みたいな普通の子でも東大を目指してるし、東大女子も意外と普通なんじゃないかなって大学入学前から思っていたのでそんなに変わりませんでした。
―何か付け加えられた印象とかはありますか？
女子限定ではなくなっちゃうけど、強いて言うと、不真面目なところもあるってこと。頭は確かにすごくいいけど、勉強って最終的にはやるかやらないかになるものが多いから全てのテストの点数が高いわけでもないし、寝坊して授業に遅刻したりいけなかったりするのは普通の大学生と同じだなって思う。
―勉強を大学でも受験と同じ熱意で続けるのは確かに難しいもんなあ。
インターンとかTOEIC、留学とかみんな頑張ってるし将来について真剣な人が多いけど、そういう人も同じ人間だから普通に不真面目な一面もあるよね。
―伝えるのが難しいけど、そんな超人じゃないってことかな（笑）
垢抜けてる子も多いし、とにかく普通の大学です！
―最後に地方の高校生に向けてのアドバイスが欲しいです！
楽観的になること！『案ずるより産むが易し』は受験にも当てはまります。私も受験の時、テンションにも成績にも波があったけど「どうにかなるし、どうにかするぞ！」って思いながら頑張れば結果はついてくるなって思います。とにかくいい方向に考えて、親とか友達、先生などを頼りながら、1人で悩んだり引きこもったりせずに頑張って欲しいです。
―メッセージありがとうございました！これでインタビューを終わりにします。ありがとうございました。
NPOにサークルにたくさん頑張る川畑さんは、家族愛・故郷愛にも溢れていて、笑顔が絶えないインタビューでした。どんな時も自分の目標に向かって笑顔を忘れずに頑張りたいですね！
東大女子キャン運営委員会とは？
東大の男女比の偏りに問題意識を持ち、女子高校生に東大を身近に感じてもらうために活動する団体。
女子高校生向けのウェブでの情報発信や東大本郷キャンパスでのイベント開催をしています。女子高校生の進路選択を全力で応援しています！
