【東大女子 徳島】消去法で生きたっていいじゃない!才色兼備の東大女子!

消去法で生きたっていいじゃない

―では就職を考えたとき、何を重視しましたか?

具体的な目標がなかったから、地元でよく知っている企業がいいなって思ったの。それで徳島の一番馴染みの製薬会社に決めた。
今も自分が就職して何をしたいのかはまだわかってない。
もしかしたら大学に戻ってくるかもしれないなあ。

―仕事を辞めて?

それはそのときに考えるつもり!

―ご両親からは進路について何か言われましたか?

まず、進振り(現:進学選択)のとき、化学系に進むか、実用的な経済系に進むかを悩んでいて親に話したの。そのとき「東大に入って他の大学でも学べる経済を学ぶのはもったいないんじゃない?」って言われたのが決め手になって化学系に進んだのね。
でも、その先のことは何も言われなかった。東大まで行ったんだし、後は好きに決めなって。放任なんだよね(笑)

―お姉さんは今どうされているんですか?

姉は北海道で博士課程にいるよ。

―博士課程とはがっつり理系ですね!もしかして理系一家なんですか?

そう。両親は徳島生まれ徳島育ちで、薬学部卒なの。今は製薬会社に勤めてる。

―それも自分が理系に進むのに影響しましたか?

影響したと思う。高校の文理選択のときも家族みんな理系だからって理由で理系に決めたし。

―小さいときの夢は何でしたか?

小さいときから夢がないんだよね。

強いて言えば自分の一軒家が欲しかった。ちなみに今も思ってる(笑)

―ぜひマイホーム買ってください(笑)

修士課程を修了し、この春から社会人!

―院も合わせて6年間、どんな大学生活でしたか?

ネガティブな言い方になるけど、ずっと消去法で、嫌じゃない方に進んできた。でも結果的にうまくいってるからいいのかなって思ってる。
大学生には自由があるからこそ、自分のことを自分で決めなきゃいけなくて、将来のこととか考えるうちに、好き嫌いとか自分のことがわかってきたと思う。

―徳島の高校生にメッセージを!

何か悩んでることがあっても、嫌じゃないことなら、とりあえず行動してみたらいいんじゃないかな!

―インタビューは以上です。本日はありがとうございました!

筆者は藤本さんの研究室の後輩ですが、博士課程志望だったことは初耳で、素晴らしい研究成果の裏にはそのような思いがあったのかと納得してしまいました。
消去法という決断方法で上手くいっている藤本さんの姿を見て、高校生の皆さんが「消去法で選んでもいいんだ」と思ってもらえたら嬉しいです!

東大女子キャン運営委員会とは?

東大の男女比の偏りに問題意識を持ち、女子高校生に東大を身近に感じてもらうために活動する団体。

女子高校生向けのウェブでの情報発信や東大本郷キャンパスでのイベント開催をしています。女子高校生の進路選択を全力で応援しています!




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