はじめに
こんにちは。
皆さんは勉強垢という言葉をご存知でしょうか?
最近メディアでも紹介されたため、知っているという人もいるのではないでしょうか。
実は筆者も大学2年生になって始めてみました(笑)
ということで今回は、勉強垢を実際に始めてみてどんなことが良かったのか、悪かったのか、またどんな使い方をすれば効果的な使い方になるのかについて考えてみました!
実際に始めている人、これから始めようとしている人、名前だけ知ってるよという人も最後まで読んでみてくださいね。
目次
そもそも勉強垢とは?
そもそも勉強垢を知らないという人向けに、勉強垢とは何かについて簡単に説明したいと思います。
勉強垢とは、勉強アカウントの略で、「SNS上で自分の勉強の記録をして、それをシェアしているアカウント」とでも定義すればいいでしょうか。
実際は定義などはどうでもよくて、自分のアカウントは勉強垢であると宣言するだけで、勉強垢としてみんなに認識してもらえることになります。
そして現在、SNSではInstagramとTwitterが勉強垢と呼ばれるアカウントが活動している主なプラットフォームになっています。
少しそれぞれに分けて説明したいと思います!
インスタの勉強垢の特徴
若者の間で人気のSNSであるInstagram(インスタ)の勉強垢はもっとも大きな勉強垢のプラットフォームの1つです。
このインスタの勉強垢の特徴としては、2つあると考えています。
- 勉強している光景の写真の投稿が必須
- 投稿の文字数がほぼ無制限
- Twitter特有の投稿の気軽さ
- 拡散性に優れ、フォローの敷居が低い
- 自分の日々の学習の記録をつけることができる
- 同じ志を持った人と繋がることができる
- 志望校の学生と繋がることができる
- 投稿にどうしても時間がかかってしまう
- 他人の投稿を見るのに時間がかかってしまう
- いいねをもらうために投稿に凝るようになってしまう
- 使用制限をかけておく
- 特定の人のみとやり取りをする
インスタというSNSは、投稿をするには写真のアップロードが前提になります。
ですので、勉強垢であれば勉強している光景の写真を投稿に含める必要があります。
この投稿写真にすごく凝るかどうかは人それぞれですが、インスタというSNSの性質上投稿写真に力を入れる人が比較的多い印象です。
投稿に写真が必須ということは押さえておいて良い事項かもしれません。
インスタの特徴の2つ目として、1つの投稿に書ける文字数がほぼ無制限であるということです。
つまり、自分の普段の勉強についてある程度詳しく記述できるということですね。
Twitterであれば、入りきれないような詳細なことまでたくさん書けるということでしょう。
自分の勉強について詳しく記録を残したいという人にはおすすめできます。
twitterの勉強垢の特徴
一方のSNSの大御所Twitterの勉強垢の特徴は大きく2つあると思います。
Twitterはご存知の通り、1つの投稿が140文字以内と制限されています。
これはInstagramに比べて勉強についての詳細な投稿はできない一方で、気軽に投稿することができます。
ですので、しっかりとした学習記録用、というよりは単純に勉強の「一言日記」といった印象を受けます。
Twitterにはリツイート機能があります。
他人の投稿を自分の投稿をしてもツイートすることです。
このリツイート機能があることで、自分の投稿がたくさんの人に見てもらえる可能性が高まります。
そうすれば、自分の同じ志を持った人とより多く繋がれるかもしれません。
また、Twitterはフォローを気軽にできる点にも着目できます。
これによりたくさんの勉強垢の人たちと繋がり、また投稿を見ることができますね。
勉強垢にはどんな効果があるの?
ここまでは勉強垢とは一体何かを説明してきましたが、勉強垢を始めることでどんな効果があるのでしょうか?
ここでは、勉強垢をするメリットとデメリットについて説明していきたいと思います!
勉強垢をするメリット
勉強垢を始めるとどんなメリットがあるのでしょうか?
ここでは筆者が実際にやってみて見つけた主なメリットについてご紹介します!
勉強垢の本質はここにあると言っても過言ではありません。
本来であれば、日記帳か何かにその日の学習記録をつけると思うのですが、SNSの発達でネット上で誰でも読める学習記録をつけようってわけです。
こうすれば、わざわざ日記帳を買う必要もなし!自分で削除することがなければ永遠に残る日記になります。
合格した後に見返すと、しみじみとした気持ちになることでしょうね。
SNSは場所を選びません。
したがって、離れたところにいる同志(ライバル)と繋がることができるのです。
自分の志望している大学を一緒に受ける人が身近にいない……。
こんな方でも、勉強垢を使えば全国の同志を見つけることができるでしょう。
そのような人と繋がり、ときにお互いを励まし合いときに勉強法などを盗みつつ、入試まで突っ走ることができるかもしれません。
受験は情報戦でもあります。
自分の住んでいるところによって、情報格差はどうしても出てくるものです。
それを少しは補ってくれるツール。それが勉強垢なのかもしれません。
勉強垢をすることは何も同志を見つけるだけに留まりません。
その大学に実際に合格している学生が勉強垢で活動していれば、先輩に直接勉強方法や大学の雰囲気について尋ねることだって可能なのです!
また、大学生が大学でどんな学生生活を送っているのかや、授業がどんな感じであるのかなど、普段なかなか知ることができない情報を得ることができるのも、SNSのようなフランクなツール上ならではだと思います。
勉強垢をするデメリット
ここまでは勉強垢のメリットについてご紹介してきましたが、勉強垢はあくまでSNS。使用方法を間違えれば、むしろ合格に遠のいてしまいかねません。
ここではそんな勉強垢の主なデメリットについて見ていくことにしましょう。
当たり前のことですが、SNSに投稿するためにはそれなりの時間がどうしても必要になります。
Instagramであれば、写真を撮って場合によってはそれを加工し、キャプションを書いて、ハッシュタグもつけて……。
1つの投稿に30分もかけてしまった暁には、これまでに50個投稿していたとしたら累計どれだけの時間がかかるでしょう?
そしてその時間に、全国のライバルが1つでも多く知識を増やしていたら…..。
このように考えると、投稿にかかる時間がとてももったいないことがわかるでしょう。
受験勉強は質ももちろん大切ですが、時間もかけないとどうしても合格することが難しくなってしまいます。
その限られた時間を投稿するのに使って良いのかどうかは考えようですね。
勉強垢は自分が投稿するのももちろんですが、他人がどんな投稿をしているのかも見たくなってしまうものです。
もちろんライバルがどんな学習をしているのか知るため、他の勉強を頑張っている人から元気をもらうためにどうしても閲覧時間は必要だ、という思いはよくわかります。
しかし、そうであっても物理的に時間がそこに使われてしまい学習時間が減っていることも確かです。
この点についても、勉強垢をうまく利用していかないといけないでしょうね。
SNSは他人の投稿に「いいね!」ができるようなシステムになっていますが、勉強垢の場合それが仇となる可能性が大いにあります。
日々の学習記録だとはいっても、SNS上に公開しどこの誰でも閲覧できるようになっていることを考えてみましょう。
そしてあなたの投稿が好きだという人が増えて、どんどんフォロワーが増えていったとしましょう。
あなたがあくまで「自分用の日記だから」というスタンスであれば良いでしょうが、人間そうにもいきません。
もしかすると、他人にもっと気に入ってもらえるように投稿をもっとよくしようとするかもしれません。
先ほども言いましたが、1つの投稿に時間がたくさんかかるようになればそれだけ学習時間も奪われるということです。
「いいね!」やフォローといったSNSの基本的な機能にはそれなりに中毒性がありますので、その点にも気をつけるべきでしょう。
勉強垢はどんな風に使えばいいの?(使い方)
ここまで勉強垢のメリット・デメリットについて説明してきました。
では、勉強垢を本来の学習時間に影響をあまり与えないようにして、有効に活用するにはどうすればいいのでしょう?
ここでは当たり前のようで当たり前じゃない、筆者が考える勉強垢の効果的な使い方をご紹介します!
使用に制限をかけていないと、ずっとやってしまうのがSNSの特徴。これは学習時間を確保するという点でマイナスになってしまいますよね。
ですので、使用に制限をかけるというのは1つの効果的な方法でしょう。
1日に一回見る、3時間勉強したら見る、1週間に1回投稿する、など自分ルールを作っておくと、SNSのやりすぎを防ぐことができます。
1ヶ月勉強に集中するため、絶対に志望校に合格するためなど、いろいろな理由でしばらくの間ログインを控えている人も現にたくさんいます。
このように自分をきちんと律することができないと、勉強垢をうまく使うことは難しいのかもしれません。
勉強垢のメリットは、同じ志を持った人と繋がることができることであって、基本的に不特定多数の人と繋がることが目的ではありません。
したがって、ある程度そのような同志を見つけることができたら、その人たちとだけで交流することが良いのかもしれません。
もちろんやる気をもらいたいからといって、いろんな人をフォローするのも良いでしょう。
しかし、そのような人を増やしすぎてやる気をもらいすぎてしまわないようにしましょう。
先ほども言ったように時は金なりです。ここで時間を浪費してしまっては元も子もないことを考えて、できるだけ少数に絞ってやり取りをすることをおすすめします。
おわりに
いかがだったでしょうか?
SNSという便利なツールによって、場所を選ばずにたくさんの人々と繋がれる時代になりました。
これ自体はいいことです。テクノロジーの進化に感謝しなけれななりません。
しかし、一歩使用をミスしてしまうと本末転倒な結果を招かざるを得ません。
是非とも、使用方法を考えた上で、自分の糧になるようなツールにしたいですね。