国立大学を受けるチャンスが2倍に!合格者が語る後期の難易度&対策法

はじめに:後期入試とは

皆さんの想像する国立大の二次試験は、2月に行われる前期入試でしょう。

しかし実は、国立大の二次試験は3月にも行われるんです!それが後期入試です。

つまり後期入試を生かすことで、前期と後期で合わせて2回、国立大学を受験できるのです。

利用しない手はありませんよね!

そこで今回は、後期入試のある有名大学をまとめるだけでなく、後期入試で合格した人にどう対策したら合格できるのか?まで、根掘り葉掘り聞いてみました。

難易度

2つの理由で、難易度は前期入試よりも上がります。

  1. 募集人数が前期入試より少ない。
  2. 前期入試で東大や医学部に不合格だった人が受けることが多いので、受験者のレベルが上がる。

難易度が上がるため、不合格覚悟で同じ大学に出願する(浪人するか私立大に進学する)人と、前期入試よりレベルを下げた大学に出願する(絶対に国立大に進学したい)人の2パターンの人がいます。

出願期間

出願期間は、前期入試と同じです。令和3年度であれば2021年1月25日~2月5日です。

ここで出願を逃すと、国立入試を2回も受けられるチャンスを失ってしまうので、注意してください。

入試に必要なもの

主に3つです。

  1. 大学入試センター試験の成績
  2. 個別学力検査(二次試験の成績)ex.面接、小論文、筆記試験など
  3. 調査書

特徴的なのは、個別学力検査(二次試験)の内容です。前期入試とは大きく異なります。

例えば、筑波大学生物資源学類では面接、一橋大学経済学部では数英2科目だけの筆記試験が、二次試験で課されます。

志望する大学・学部の募集要項から、試験形式を必ず調べましょうね。

後期入試のある有名大学

令和3年度の募集要項を元にまとめました。

ただ最近は後期入試が廃止傾向にあるので、必ずその年の募集要項を自分でも調べてくださいね。

また、経済学部の後期入試は、理系向けの入試形式もあることが多いです。

理系の人は経済学部も視野に入れ、後期入試の戦略を立てましょう!

北海道大

文、教育、法、経済、理、医、薬、農、工、獣医、水産

東北大

経済、理

名古屋大

九州大

文、法、経済、理、薬、工、農

一橋大

経済

筑波大

人文・文化、人間、生命環境、理工、情報、芸術

お茶の水女子大

文教育、理、生活科学

東京医科歯科大

医、歯

千葉大

文、法政経、理、工、園芸、医、薬

東京外語大

国際社会

横浜国立大

経済、経営、理工、都市科学

どう対策したらいいの!?後期合格者に聞く、難易度と合格の秘訣

後期入試は定員が少ないので合格者に話を聞くのは、難しいですよね。

そんな貴重な後期合格者に、後期合格の秘訣を教えていただきました!

一橋大学経済学部に合格:みくもさん

一橋後期で使用した科目を教えてください。

センター試験は、英数国+地学基礎、生物基礎、世界史、地理を使用しました。

後期の二次試験では英数の2科目を使用しました。

一橋後期に出願したのはなぜですか?

どちらかと言うと私大よりも国立に行きたかったのと、元々一橋大学が第一志望だったからです。

第一志望に行けるチャンスを増やしたいと思い、後期でも前期と同じ大学に出願しました。

その結果、前期では一橋大学に不合格になってしまったので、後期も受験しました。

後期入試の様子と内容を教えてください。

50人定員の教室に5人しかおらず、雰囲気は暗かったです。ただその分、机を広々と使えたのは良かったです。

入試内容は、数英の両科目ともに一橋前期に比べて難易度が上がっていましたが、過去問演習が活きたと思います。

難易度はどれくらいでしたか?

一橋後期は、文系学部の後期試験の中では最難関だと思います。

難しさの理由の1つが、問題自体の難しさでした。

特に数学は選択問題であるとは言え、数3分野も出題されるので、比較的理系が有利になりがちだと思います。

実施、僕の周りの後期合格者も理系出身者が少なくありません。

2つめの理由は、前期で東大を受験した層が多く受けるという点です。

ただ、中には周りに言われて仕方なく受けに来ているネガティブな受験生もいるので、全員が全員強敵というわけではなかったです。

合格のためのアドバイスをお願いします。

過去問演習をして、ある程度問題に慣れておくこと。

後は自分に力がついていることを信じるのみです!

お茶の水女子大学理学部情報科学科に合格:るくまさん

お茶大後期で使用した科目を教えてください。

センター試験、個別入試(数の筆記試験)でした。

お茶大後期に出願したのはなぜですか?

前期はお茶大の別の学部を受けましたが不合格でした。

他の私大も合格してはいましたが、お茶の水女子大学に入学したかったので、後期まで頑張りました。

後期入試の様子と内容を教えてください。

基本的にお茶大の入試の教室の雰囲気は、女子大のせいか落ち着いているように感じます。

私が受けた後期の筆記試験会場も、ピリピリした空気やお互いを激しく敵対視する雰囲気は感じず、とてもやりやすかった記憶があります。

試験内容は、たしか数学の筆記試験が3時間・300点分の試験でした。

記述問題が殆どで、小手先の技術でなく数学に対するより深い理解を求められるような試験でした。

ただ、今年は試験科目が数学の素養を問う独自の小論文に変わり、共通テストは数学・理科・英語の配点が高いようです。

とにかく、筆記試験よりもセンター試験の配点の方が圧倒的に大きいので、特に理数科目でリードを付けておけるとかなり受かりやすくなると思います。

後期で大変だったことはありますか?

後期はメンタル面での負担が大きかったです。

ただでさえ国立は私立よりも遅いので、前期を受け終わった時点で既に周りの友達は受験を終えた人ばかりになります。

「みんな受験が終わっているのに自分だけまだ終わっていない」というのはかなりしんどいです。

ですが「ここで諦めるか諦めないかで自分の人生が変わる!一生のためなら、少しの間の我慢は大したことない」と思い直して、頑張りました。

合格のためのアドバイスをお願いします。

より数学の問題に対する理解を深めるために、日頃の問題演習からただ解法を暗記するのではなく何故そうなるのか?よく考えながら取り組む事が大事だと思います。

また、後期の対策は前期が終わったらすぐ始めるのがいいと思います。

私は前期で失敗し試験が終わった時点で不合格を確信していたので、前期の発表を待たずして、めげずに後期まで勉強し続けました。

最後に

いかがでしたか?

ここで学んだことを、出願する大学の決定や対策に役立ててくださったら幸いです。

頑張ってください!




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