【私立単願に変える?】国公立文系と私立文系の違いを徹底紹介!

はじめに

成績が伸び悩んでいて、私立単願にするか迷っている国公立志望の受験生は多いのではないでしょうか。

今回は、国公立大学文系と私立大学文系の特徴を客観的に比較し、私立単願に変更した場合の注意点を紹介します。

自分の状況と照らし合わせて、志望校を考え直す際の参考にしてみて下さいね。

志望校の決め方についてはこちらの記事で説明しています。

志望校合格の強い味方!高校の先生の力を上手に借りる方法

2020.08.11

文系学部における国公立と私立の違い

【国公立文系と私立文系の違い】①学費は国公立の方が50万円ほど安い

志望校を考えるにあたって、多くの人が憂慮するポイントは学費でしょう。

そこで大学1年生の時にかかる費用を比較します。

私立文系130万円前後の場合が多い一方で、国公立文系は約80万円なので、約50万円の差があります。

国公立大学には、共通テストを国数英の3科目で受けられる大学もあります。

費用の面から国立大学を目指したいけれど理科の勉強が追いつかない」という人は検討してみてくださいね。

【国公立文系と私立文系の違い】②1学年の人数は私立の方が多い

次に人数ですが、私立の方が多いという印象がありますよね。

実際、1年生の人数は、慶應義塾大学文学部が約800人、中央大学の文学部が約1100人なのに対して、北海道大学の文学部が約160人、神戸大学の文学部が約100人というように、私立の方が圧倒的に人数が多いです。

そのため人数が少ない国公立の方がサポートが手厚く、自分に合っているのではないかと考える受験生も多いでしょう。

しかし実際に私立に通ってみると、第二外国語のクラスやゼミでの活動など少人数で活動する機会はたくさんあり、先生との距離も近いです。

人数が少ないという理由で国公立を目指している方は、私立大学にも視野を広げてみて下さい。

【国公立文系と私立文系の違い】③私立受験生は夏から暗記に力を入れる

国公立を目指すのか私立を目指すのかによって、受験年度の勉強スケジュールも大きく変わってきます。

4月、5月、6月は国公立志望の受験生も私立志望の受験生も基礎を埋めていますが、夏以降、私立志望の受験生は細かい知識の暗記をしていきます。

さらに秋以降は過去問を始め、細かい出題の私立入試に対応するためにますます細かい知識の暗記を進めます。

その間、国公立受験生は共通テスト科目の勉強や時間がかかる数学の勉強等で、あまり細かい知識をつけることができません。

そのため、例えば秋以降に国公立志望受験生が私立単願に変える場合、遅れている分の細かい知識を暗記しなければならないことになりますね。

暗記の効率的な方法についてはこちらの記事で説明しています。

現役東大生おすすめ!究極的に効率的なスーパー暗記法一覧

2021.10.09

国公立文系と私立文系の入試

【国公立文系と私立文系の入試】①国公立は共通テストの負担が大きい

国公立の入試ではほとんどの場合、共通テスト5教科7科目受ける必要があり、個別試験の足切りで用いられる場合もあるため重要度が高いです。

しかし、個別試験の勉強にも時間を割かなければなりません。

このように、国公立を目指す場合、共通テストの重要度が高いにもかかわらず、あまり対策に時間をかけられずに苦戦する人が多いです。

一方で私立文系志望の受験生は共通テストの重要度は低い上、共通テストだけで使う科目がないので、個別試験の勉強をしていれば、共通テストは問題の形式に慣れるだけである程度の点数は取れます。

以上のように、国公立の方が共通テストの負担が圧倒的に大きいです。

しかし、共通テストを3科目のみで受験することができる国公立大学もあります。

東京都立大学法学部、横浜市立大学国際教養学部、国際商学部、東京外国語大学国際社会学部後期、お茶の水女子大学文教育学部後期などです。

3科目だとかなり負担が減るので、「共通テストの対策に苦戦しているけれど国公立を目指したい」という人は検討してみてくださいね。

【国公立文系と私立文系の入試】②個別試験では私立が知識、国公立が論理を中心に問われる

個別試験では、一般的に、私立文系では選択肢問題が中心で、細かい知識を問う問題が多いです。
一方で国公立文系では論述が中心で、論理の理解が重要になります。

しかし例外もありますよ。

例えば、慶應文の英語、慶應経済の社会(論述)、慶應経済の英語(英作文)、上智文国文の国語、上智TEAP利用の社会(論述)などは国公立の入試問題に似ています。

つまり、これらの大学では、国立を目指していても私立単願に変えたとしても、そこまでの勉強が役に立つ可能性がありますね。

私立単願に変える際の注意点

【私立単願の注意点】①1科目の重要度が高くなっても大丈夫か、成績の分析が必要

私立単願に変えれば、共通テスト科目や数学を勉強する時間を文系科目の勉強に使えるようになります。

そのため、成績が伸びない原因が共通テスト科目や数学にある場合、文系科目に割ける時間が増えるので、成績が伸びる可能性が高いです。

その反面、私立受験では3科目しか求められない分、1科目あたりの重要度が高く、苦手科目を作れません。

例えば英語が極端に苦手など、国英社のなかでどうしても足を引っ張ってしまう科目がある人は、私立単願が向いていないと言えるでしょう。

ですから、成績が伸びない原因を分析し、私立単願に変えるのが有効かよく考えてみてくださいね。

その際、模試の結果がその時の自分の状況を正確に表しているとは言えない点に注意してくださいね。

というのも、模試では勉強の成果が結果に出るのには時間がかかる上、問題との相性によって結果が偶然の可能性があるからです。

【私立単願の注意点】②細かい知識暗記をする覚悟が必要

私立入試では全科目で細かい知識を問われます。

社会の知識はもちろん、英文の単語や熟語のレベルも高く、英文法の知識も必要です。また、古文常識や文学史を問う問題もあります。

そのため暗記が苦手な人は、暗記よりも論理の理解を重視する国公立入試が向いているかもしれません。

私立単願に変える際は、暗記に集中して取り組む覚悟を持って頑張りましょう!

おわりに

私立単願に変更するとメリットもある一方で、注意点もあることをわかっていただけたでしょうか。

この記事が受験生の皆さんの参考になれば幸いです。




皆さんの意見を聞かせてください!
合格サプリWEBに関するアンケート