共通テスト 日本史B一問一答の特長
【共通テスト 日本史B一問一答】①共通テスト本番形式の問題が収録されている
共通テスト 日本史B一問一答には大学入試問題が「そのままの形」で収録されています。
よって、単なる日本史の知識だけでなく、日本史の試験を解くための実践力を身につけることができます。
加えて、東進による共通テストの予想問題も載っているため、数十年前の共通一次試験やセンター試験の問題を、共テ形式に改変した形で解くことができます。
さらに、最新の教科書内容をふまえて新しい用語が新規収録されており、逆に「受験生がやる必要がなくなった問題」は割愛されています。
問題文のフォントを共通テストと同じにする徹底ぶりで、万全の共通テスト対策をすることができます。
【共通テスト 日本史B一問一答】②目標点に合わせて頻出度が記載されている
本書では、共通テストの出題傾向をふまえて、各問題・用語の頻出度が☆1から☆3で掲載されています。
☆1(難関)レベルまで完全マスターすれば90点以上は安定、☆3(基礎)レベルまでマスターするだけで70点はとれると書かれています。
加えて、頻出度が記載されているので受験生は「捨て問」を知ることができます。
共通テストには難易度の高い問題も一部出題されますが、それに惑わされずに目標点に向かって最短経路で問題演習できるというのはよいですよね。
また、1990年度以降30年分の問題が小問ベースでデータ化されているので、大学入試センターの「出題の癖」を知ることができます。
模試は過去問をベースに作成されているため、本書一つで万全な模試対策まですることができます。
【共通テスト 日本史B 一問一答】③共通テストに不可欠な歴史の体系的理解を得られる
共通テストでは一問一答的な知識だけではなく、因果関係などを理解していないと解けない正誤問題が中心に出題されます。
この問題集で掲載されている問題は、その出題傾向をふまえた正誤問題が中心です。
例えば、「江戸幕府の初代将軍の名前」を問うのではなく、「江戸幕府の成立による武士と公家の関係性」が出題されています。江戸幕府の成立という原因と、武士と公家についての変化という結果の関係を理解していないと答えられませんよね。
因果関係を理解するためには、解説を読みこむことが重要ですが、本書は左ページが問題、右ページが解答解説になっており、解説ページがまとめノートになっていてとても解説が充実していますよ。
さらに問題に関連した類型知識がまとめられている図表や「リンク」のページを活用すると、テーマ史対策や因果関係の理解につながります。
なかなか把握しづらい貨幣史、農業史、法制史などを、縦の流れで知ることができ、文化史についても、一章丸々使った問題・解説で、対策をすることができます。
共通テスト 日本史B一問一答のおすすめの勉強法・使い方
【共通テスト 日本史B一問一答】①自分の目標点に合わせた頻出度の問題だけを時代ごとに解く
自分が不得意な時代分野を集中的に解くのがおすすめの勉強法です。
日本史は縦の歴史が中心なので、一つの事象だけ把握しても、全体の流れを理解しなければ問題が解けるようにはなりません。
解くときは、一つの時代を集中的に解くようにしましょう。
また、勉強の始めには、巻頭に記載されている各時代ごとの勉強法と出題傾向を参照すると効率的に勉強できます。
まずは☆3レベルを完璧にして、そのあとに難関レベルを攻略していくのもおすすめの勉強法です。
☆1レベルを目標にしていても、まずは☆3で基礎力を固めると、学習がスムーズにすすみます。
自分の目標点より高いレベルの問題でも、解説だけは読んでおくと、必ずテストに役立つはずです。
詳しい単語を覚える必要はありませんが、歴史の流れだけは知っておくようにしましょう。
特に近代以降の解説はかなり詳細に記載されているので、ぜひ熟読してください。
【共通テスト 日本史B一問一答】②隙間時間で正誤問題を解き、あとで解説をじっくり読む
左ページの問題は隙間時間に解くのがおすすめです。通学時間などに、赤シートを活用してテンポよく解けるようにしましょう。
重要なのは問題の正誤ではなく、問題をどう訂正することができるかということです。
右ページの解説は、勉強時間にじっくり読むのがおすすめです。解説ページの図表やまとめ記事をしっかり暗記すると、テストに役立ちます。
慣れてきたら、解説文の黒太字に緑色のマーカーを付けて、赤シートに対応させ、解説文を隙間時間に眺めるのも有効でしょう。
共通テストでは、そのままの図表が穴埋めで出ることがあります。
本書の解説ページに書き込みをして、自分だけのまとめノートをつくり、当日の共通テスト会場に持っていきましょう!
【共通テスト 日本史B一問一答】③索引に書き込んで頻出単語をまとめた理想の単語帳として活用する
問題集を使い込む過程で索引に書き込みをして、頻出単語をまとめた理想の単語帳として活用するのがおすすめです。
一度調べた単語は索引に印をつけておくと、何度も間違えている単語を把握するのに効果的ですし、前回マーカーがついているところを理解できるようになっていれば、見るたびにモチベーションがあがります。
また、関連項目を示すリンクページ表示を有効活用することで別の時代の類似事項を知ることができ、受験生が迷いやすい部分をおさえることができます。
索引に載っている単語は日本史の基礎知識ですから、本書が二次試験対策の土台になりますよ。