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実力をつける世界史100題の特長
【実力をつける世界史100題】①1冊で世界史の重要単元・重要語句を網羅できる
この参考書の最大の特徴は、世界史の重要単元・重要語句がまとまっていることです。
古代史から現代史まで網羅しているのはもちろん、受験生が疎かにしがちな文化史まで掲載されており、抜け穴の多い単元を確認できます。
大問は入試に出やすい単元から幅広く問題が選ばれているので、自分の苦手分野が明確にわかり重点的な対策もしやすいですよ。
また、全ての大問に世界史の重要語句が集約されており、問題演習を通して重要語句を背景から理解しているか確認できます。
【実力をつける世界史100題】②中堅から難関私立・国公立まで広く対策できる
この参考書は、記述問題のある大問や記号問題のみの大問があり、国公立と私立の両方の問題形式に対応した参考書となっています。
そのため、様々な入試問題への慣れと対応力が身につく上、時間配分や解法を学べます。
また、難易度も中堅から難関私立・国公立向けと幅広いことも特徴です。
自分の志望校と照らし合わせながら、現在の自分の実力を確認することができますよ。
【実力をつける世界史100題】③解説で+αの知識を得られる
この参考書では、全ての問題に丁寧な解説がついており、答えを導くまでの重要語句や背景を深く理解できます。
解説は色文字・太字・下線の3種類ものレイアウトを使い分けて書かれており、覚えるべき語句が明確に示されています。
記述問題の解説では、採点基準に加え、解答例に至るまでの背景知識までが書かれているため、正しい記述答案を導くために足りていない知識を一目で確認することができます。
一方、記号問題には、正解のものを含め全ての選択肢に解説がついているので、リード文や問題文にはない細かい知識を補うことができます。
さらにこの参考書では、受験生が見落としがちな地理的知識まで地図とセットで解説されています。
広い地域を同時並行で学ぶ世界史では、地理的知識の有無は実力に直結します。この参考書を使うことで、地理的知識を身につけていくことができますよ!
実力をつける世界史100題のおすすめの勉強法・使い方
【実力をつける世界史100題】①基本を身につけてから取り組む
難関大の対策にもなる分、この参考書には比較的レベルの高い問題が多く掲載されています。
そのため、世界史の基本知識が身についていないとこの参考書を使ってもあまり効果的ではありません。
流れがつかめていなければ「時代と流れで覚える世界史B用語」、語句が身についていなければ「山川一問一答世界史」などで基本を身につけましょう。
基本が完成したら早速この参考書に取り組んでいきましょう。
以下の2つの点に注意して取り組むことをおすすめします。
1つ目は繰り返し取り組むことです。特に不正解だった問題や正解の根拠が持てなかった問題は、メモをしておいて何度も解き直しましょう。
繰り返す際には、見た時間ではなく回数を意識してください。日をまたいで反復学習することで、内容が頭に残りやすくなりますよ。
もう1つは、目標時間と目標点数を確認することです。各大問に目標時間と目標点数が記載されているので、実力の到達度合いを確認できます。
もし、目標時間以内に目標点数に届いていない場合は、教科書や基本の参考書に戻ってしっかりと知識を身につけてくださいね。
【実力をつける世界史100題】②リード文や問題文にも目を向ける
この参考書に取り組む際は、問題だけでなくリード文にも注目してください。
リード文の空欄に語句を当てはめる問題では、答えと同じくらい空欄周辺の語句も重要です。
なぜなら、空欄周辺にも入試本番でも役立つ解答の根拠となるヒントや背景が詰め込まれているからです。
またリード文は重要単元が短くまとめられた文章なので、国公立二次試験の長文問題対策にも有効ですよ。
リード文と同様に重要なのが問題文です。問題文にも重要なヒントやキーワードが含まれています。
キーワードと解答の関係をノートに書いて覚えることで、入試本番でもキーワードを元に解答を導くことができますよ。
【実力をつける世界史100題】③解説を最大限に活かす
当たり前のことですが間違えた問題の解説は必ず見てください。
答えだけでなく解答に至るまでの知識や背景までも丁寧に解説されているので、もし知らなかった内容があれば、資料集などの図版で内容を確認しながら、後で確認できるようにノートに書いて覚えましょう。
正解した問題の解説も確認するのをおすすめします。
たとえ正解していてもその答えの背景まで理解しているのかを確認することで、より高いレベルの知識を習得するチャンスにもなるからです。
特に正誤問題は全選択肢の正誤の理由まで自分で解説できることを目指し、解説できなかった問題には印をつけて何度も解き直すことで知識を獲得していきましょう。
各解説の最後にある「入試への指針」では、各大問のリード文よりも大まかな流れや重要事項が一目で確認できるようになっているので、復習の際に活用してくださいね!