はじめに
「英検前日なのに全く対策していない……。」、「このまま試験受けたら絶対落ちる……。」
という皆さん、諦めるのはまだ早いです!
前日に対策した箇所が試験に出るなど、前日対策のおかげで合格点に到達することもあります。
この記事では、最低限でも前日にやっておくべきことや試験上の注意点を紹介します。
最後まで諦めずに合格を勝ち取りましょう!
目次
ノー勉でも最低限英検前日にやるべきこと
【英検前日にやるべきこと】①とにかくライティング対策をする
試験問題の中で1問あたりの配点が一番高いのがライティングです。
英検準一級一次試験の満点は3000点で、リスニング、リーディング、ライティングそれぞれ750点の配点となっています。
このように三分野が同じ配点なのですが、リーディングは41問、リスニングは29問なのに対し、ライティングは1問であるため合否を左右しやすいことがわかります。
実際に、「リーディングは8割、リスニングは6割得点できたのにライティングが解けなかったせいで落ちた」と言っていた友人もいました。
ライティングは、スペルミス・三単現のsの付け忘れ・時制など、見直すポイントがわかっているためこれらを直すだけで減点されにくくなります。
スペルミスについては、同じ文字を連続して重ねる語やsとⅽ、rとlの書き間違えなどに注意しましょう。
ライティングを書く上でのコツは、できるだけ簡単な単語や構文を使うことです。
筆者は、中学生の頃に習ったような簡単な英語で書くことを心がけ、ライティングで9割得点することができました。
スペルが不安な単語や複数行にわたる複雑な構文は失点につながるため気を付け、自分が使いこなせる簡単な英語で言い換える練習をするとよいです。
頭の中で考えた日本語をそのまま英語に直そうとするのではなく、より簡単な言い方はないか考えてみましょう。
そして、できた英作文はインターネットを使って添削してみましょう。
前日だと学校や塾の先生に採点してもらう時間がないため、Google翻訳やスペルチェッカーなどを用いるのがよいです。
添削をすることで自分が間違えやすいポイントを発見できるためぜひやってみてください。
【英検前日にやるべきこと】②試験問題を解いてみる
読者の皆さんの中に、過去問を一度も解いたことがない、という人はいませんか?
時間配分や問題形式の把握をする必要があるため、英検のホームページに載っている過去問を解いてみてください。
得点を最大にするためには試験本番前までに問題形式に慣れておく必要があります。
解く際に気を付けておくことは、90分以内でリーディングとライティングを解き終えなければならないため、リーディングに時間をかけすぎるとライティングまで解き切らないことです。
リーディング問題の見直しに時間をかけすぎてしまう人はライティングを先に解いてしまうのもおすすめですよ。
また、前日まで対策を全くしていないと点数が取れない場合が多いですが、点数はあくまでも自分の苦手分野の把握に留め、気にしすぎないようにしましょう。
また過去問を解く際には、リスニングも聞いておくべきです。
ついつい後回しにしてしまいがちなリスニングですが、リスニングの長さや問題感を掴んでおくことは合否に直結します。
点数が低かった場合は復習の際にスクリプトを見ながらもう一度聞いてみましょう。
リスニングの失点がリーディングやライティングよりも極端に多い人は、リスニングが始まるまでの90分間の内に問題文を読む時間を取ってもいいでしょう。
【英検当日も点数は伸ばせる!】試験中の注意点
【英検試験中の注意】①マークミスを絶対にしない
マークミスに気づくのが遅いと直す時間がありません。
マークミスより下の問題を全て消すのではなく一つづつ確認していき、答えの番号が違っているものだけを直すようにしましょう。
ある程度解き終わるごとに問題番号を目で確認する癖をつけておくのもよいです。
しかし、5問終わったら必ず見直し、などと決めてしまうと時間のロスにつながるため、解答用紙のマークシート欄を活用し、マークシートの一番下まで行ったら見直し、というようにすると時間をあまり取られずに済みます。
もしマークミスをしてしまった場合でも焦らずに直しましょう。
焦ってしまうと集中力の低下やさらなるマークミスに繋がってしまいます。
【英検試験中の注意】②リスニング中でも集中力を保とう
リスニングは30分と長いため睡魔が襲ってきます。
筆者も英検二級を受けた際、リスニング中にうたた寝をしてしまいました。
リスニング中に寝てしまわないために、爽涼感のあるお菓子やメントール入りの目薬、汗拭きシートなどで目を覚ましましょう。
ただし使いすぎると集中できないため注意が必要です。
寝不足を防ぐために前日はしっかり寝ましょう。
焦りが先行して徹夜で挑むより睡眠時間を確保して臨んだほうが集中力が保たれ、より高い得点を取れます。
おわりに
最後まで諦めずに試験終了時間が来るまで見直しを怠らないでください。
粘り強く見直しをすることで合格点に到達することもあります。
前日対策を行い、試験当日に最大限の力を発揮してください!
皆さんの合格を祈っています。