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正読現代文 入試突破編の特長
【正読現代文 入試突破編】①記述問題・選択問題の両方を対策できる
『正読現代文 入試突破編』は2章構成で、第1章では入試で狙われやすい設問が15の必修ポイントとして説明されています。
15の必修ポイントでは記述問題・選択問題の両方に対応しているのでどちらの対策をするにも効果的です。
具体的には、「記述式解答」「主旨・要約」「選択肢の点検・識別」「整序問題」「脱分挿入」などが載っており、それぞれの問題を解く際のコツがわかります。
そして15の必修ポイントでは、重要な点がまとめて解説されています。
そのためこの本1冊で現代文対策が完了し、現代文の力を幅広く養成するのに効果的です!
また、15の必修ポイントでは国公立大対策向けの記述問題と私立大・共通テスト対策向けの選択問題をバランスよく取り上げているので、どの試験形式にも対応できます。
記述問題・選択問題の両方が載っていることにより、模試の前後、入試直前など様々な場面でに合った問題演習ができるので、とりあえず現代文の勉強をしたい人にはおすすめです!
【正読現代文 入試突破編】②様々なテーマの文章に触れることができる
第2章では9つの入試頻出テーマが取り上げられていて、文章テーマ別の攻略方法が紹介されています。
「言語」「文化」などの文系分野の評論文だけでなく、「科学」といった理系分野のテーマの評論文や「小説」など、様々なテーマの文章を読むことで現代文の形式に慣れることができます。
様々な文章を読み各テーマについての理解を深められるので、模試や入試のときに問題が解きやすくなりますよ。
さらに各文章テーマの最後にはテーマに関連したコラムがついています。
ただ文章テーマを理解するだけでなく、関連した補足情報やそのテーマの今の問題点についても学習できるので、小論文や時事問題対策にも有効活用できますね。
【正読現代文 入試突破編】③丁寧な解説で、文章を理解しやすい
『正読現代文 入試突破編』は本文と解説が別冊になっていて、解説がとても丁寧です。
別冊での解説では、内容段落ごとの解説、流れ図での解説、重要ポイントの解説の3つに分かれています。
内容段落ごとの解説では、段落ごとの内容理解が深まりやすく、細かい部分まで確認できます。
また、流れ図があるので文章の流れをすぐにつかめるのもポイントです。
図を見るだけで文の流れと重要な部分を把握することができるので、復習しやすく、勉強した後のスキマ時間などに見返すのにも便利です。
さらに流れ図のあとに重要ポイントが文章でわかりやすくまとめられています。
流れ図でおおざっぱに文章を理解した後にまとめられた重要ポイントを読むことで、問題を解くときに自分で重要だと考えた部分と合っているかどうか確認できます。
重要ポイントでは各段落の重要部分がまとめて書かれているので、要約の参考にもできるなど、様々な勉強法に使えますね。
正読現代文 入試突破編のおすすめの勉強法・使い方
【正読現代文 入試突破編】①自分の言葉で言い換えて問題を解く
本文中の言葉をそのまま使うのではなく、自分の言葉での言い換えを意識して、記述問題に取り組んでみましょう。
記述問題では、本文の要点を押さえてコンパクトな解答を作ることが大切です。
ただ本文の言葉をつなげたままの解答だと制限字数より多くなり、冗長でわかりにくい解答になってしまいます。
そのため不要な言葉を削ったり、長くなる部分は短い言葉にしたりして解答を作成する必要があります。
そうはいえども、いきなり自分の言葉で言い換えて問題を解くことは難しいと思うので、まずは難しくわかりにくい言葉を、自分でわかりやすい言葉に直してみましょう。
例えば「杜撰」を「いいかげん」、「契機」を「きっかけ、機会」と直してみるだけで一気に意味がわかりやすくなりますね。
わからない言葉の意味を調べて自分のわかる言葉に直す練習をすると、言い換えがしやすくなるので、おすすめです。
言い換えを意識して記述問題を解くことは自分の言葉で文章を書く訓練にもなるので、小論文など自分の意見を書く際にも役立ちますよ!
【正読現代文 入試突破編】②形式段落ごとに要約し、確認する
文章の要約が苦手な人も多いと思うので、ここでは要約と、要約の確認のコツを紹介します。
最初に具体例やいらない部分を()などでかこっておきましょう。
次に使えそうな部分は丸で印をつけ、キーワードには線を引いておきます。
こうすることで要約するときに必要な部分がわかりやすくなり、後で文章を見返すのが楽になります。
必要な部分がわかったら、必要な部分をもとに各段落20字程度で要約してみましょう。
字数をあらかじめ決めておくことで要点が絞られた要約になります。
段落の長さによっては多少字数が前後してもいいですが、コンパクトでわかりやすい要約にするために、必ず制限字数は決めておきましょう。
内容が凝縮された文章になるように意識して要約するとより効果的に要約の学習ができますよ。
最後に内容段落ごとの解説と自分の要約を見比べます。
このときに本文のキーワードや各段落で重要な内容が、自分で作った要約に入っているかどうかを確認してください。
どうしても自分で確認するのが難しい場合は、学校や塾の先生に確認してもらうと確実です!
【正読現代文 入試突破編】③苦手なテーマ、形式を復習する
『正読現代文 入試突破編』では様々な文章テーマと設問形式が紹介されているので、模試の復習に活用するのがおすすめです。
まずは模試を復習した後に、自分が間違えた文章と似たテーマの文章をもう一度読み直してみましょう。
もう一度読むことで文章テーマの理解と知識がさらに深まるので、次に同じようなテーマの文章が出たときに読みやすくなります。
そして、自分がつまづきやすい設問形式を取り上げた問題も解きなおしてみましょう。
例えば制限字数が100字程度の記述問題が苦手であれば、100字程度の記述問題を含む問題を重点的に解きます。
そうすることで設問形式に慣れることができ、苦手克服につながりますよ。
模試の復習以外では、入試の前に志望大学の問題と似た形式の問題の復習に活用するのもおすすめです。
自分の不安な部分を再確認して、入試前の不安を解消しましょう!