浪人生の数って減っているの?統計から見た浪人について

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この記事は 2016年06月28日に更新されました。

もちろん浪人はしないに越したことはないのでしょうが、大学受験は全員が合格できる訳ではありません。実際どれくらいの人が浪人しているのか、統計から調査してみました。

数字は全て、文部科学省が出している「学校基本調査」というデータからとっています。
余談ですが、大学でレポートや卒業論文を書くことになります。その際、国が出しているデータはかなり使うことが多いですので頭の片隅にでも置いておいていただければと思います。

浪人生の数は減っている?

浪人生数の推移

データは学校基本調査を基に作成

2010年は、62万人が大学生になりましたが、そのうち浪人生活を経て大学生に入ったのは8万961人でした。
2012年まで8万人前後をうろうろしていたのが、2013年に一気に7万6千人に浪人生が減りました。

しかしその後2014年に反動的に8万3000人の人数が浪人を経て大学に入学しています。

「浪人生の数が減っている、増えている」とこれだけでは一概には言えませんが、とにかく、7.7人に1人が浪人生活を送っている計算になります。

さて7.7人に1人という数字、これは多いのでしょうか少ないのでしょうか。
このデータだけを見てもどうも結論をつけ難いので、もう少し長期的に数字を見てみましょう。

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昔は、今では考えられないほど浪人生の数が多かった

2000年のデータを見てみましょう。大学入学者数60万人のうち、なんと12万人が浪人生なのです。2000年は5人に1人が浪人生だったのです。

もっと昔を見てみましょう。1992年は3人に1人、そして1985年は2.5人に1人が浪人生だったのです!

30年前は、今の3倍もの浪人生がいたことになります。
少子化で18歳以下の人口が減っていることを考えたとしても、浪人生の数の減りは顕著といえるでしょう。

浪人=良くないこと という風潮があるけれど・・・

浪人というとまるで良くないことといった風潮がありますが、少なくともこれは最近の価値観だということが分かります。
2.5人に1人が浪人していた時代に、こんな価値観があったとは考えにくいですからね。

まさにその時代に大学に入学し、現在東大は助教授をされているM.F助教授は語ります。

当時は浪人してでも行きたい大学を目指すというのが普通だった。もちろん家庭の環境もあるだろうから、ランクを下げて現役で大学入学することが悪いとは思わない。でも、本当に行きたい大学があるのなら、親御さんに頼み込んでもう一度チャレンジする価値は十分あるはず。あと一年の努力の有無が、その後の人生に一生つきまとう可能性だってあるのだから。

もちろん現役で大学入学することに越したことはありませんが、現役での大学入学にこだわるのではなく、納得した受験をするというのも一つの手かもしれません。

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