スキマ時間の勉強法! 国語力アップにオススメの小説5選!

goukaku-suppli_2015-11-17_14-01-54.png
この記事は 2016年06月28日に更新されました。

こんにちは!ライターのリリィです!
今回のテーマは、ちょっとしたスキマ時間、休憩がてらに国語力アップが見込める、面白くてサクッと読める小説の紹介です!

「本嫌いだし、現代文の授業でもないのに、本なんか読みたくない……。」
「本っていっても、ラノベとか漫画しか読まない……。」

そんな人でも大丈夫!
思わず読み進めてしまうような、高校生だからこそ共感できる本をセレクトしました。

【女子大生のリアル】

「早稲女、女、男」柚木麻子

登場人物は在籍大学の異なる6人の女子大生。
物語は、それぞれの登場人物の名前を小題にとったオムニバス形式で展開していきます。
女の子たちがそれぞれに抱える葛藤と恋。
嫉妬だってするし、妬ましくも、うらやましくも思う。
女子の胸の内をある意味で分かりやすく、可愛いところも、醜いところも隠さずにぶちまけた一冊です。

実はこの本、私自身受験生の時に読み、私が現在通っている慶應に通おうと思ったきっかけの本でもあります。
友達の間で回し読みして、どの登場人物が好きか、語り合ってもいいかもしれません。
楽しく読んでもらえることを期待します!

スポンサーリンク

【高校生のリアル】

「桐島、部活辞めるってよ」朝井リョウ

部隊はとある田舎の普通の高校。
バレー部のエースの退部という一つの出来事が、平凡な高校生たちの日常に波紋を引き起こしていきます。
直木賞作家朝井リョウのデビュー作であり大学一年時に執筆されたためか、キャラクター設定やそのキャラクターの独白に共感できます。
それ故にか、時にビクッとするぐらい胸に刺さるものがあります。
キャラクターの名前を題したオムニバス形式であり、短編のように読むことも可能です。
通学のスキマ時間、胸が痛いぐらいのリアリティーと共感がページをめくるスピードを加速させること間違いなし!

【青春のリアル】

「一瞬の風になれ」佐藤多佳子

中学までずっとサッカー一筋。
そんな主人公が親友のぽろっとした一言をきっかけに、陸上の世界に飛び込んでいきます。
優秀な兄の陰、天才的才能を持つ親友。
サッカーでも陸上でも、あまりに身近なところに、越えられない壁が立ちふさがっている主人公。
疾走感。部活に恋愛、そして友情。

まっすぐに前へ前へと進もうとする主人公たちの姿に、あなたもきっと何かに一生懸命になりたくなる!

【驚愕の短編】

「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信

本嫌いでいつも途中で投げ出してしまう人。
ぜひ、この本を読んでみてください。

ミステリーの名手、米澤穂信の名短編集。帯に書かれた言葉は、最後の一行ですべてがひっくり返ります。
最後の一行。
それを読んだ瞬間に物語のすべてがひっくり返り、恐怖と驚愕があなたを包みます。
怖いのに、一度読みだしたら続きが気になってページをめくる手が止まりません

私の本嫌いの友人にこの本を貸したとき、彼女は通学電車の中で読みはじめ、途中で降りる駅についてしまったものの、続きが気になりすぎてダッシュで自宅まで帰って続きを読んだそうです。
そんな読書体験を一度してみてください。
きっと本を読むことが楽しくなるはずですから。

【暖かい短編】

「コンビニたそがれ堂」村山早紀

大事な探し物がある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。
終始語り掛けるような優しい文体に、ほっと肩の力が抜け、こわばっていた心がほどけます。
こんなにも言葉というのは暖かく、慈愛に満ちているものなのだと感じさせてくれる一冊。

受験に向けて成績が伸びずナーバスになっているとき。友人と喧嘩したとき。
部活の結果が思うようにならなくてイライラしているとき。
この本を手に取ってみてください。
1話50ページほどの短編が、あなたの心を和らげて、忘れていた大切なことを教えてくれますよ

最後に

いかがでしたか。
本はとても素敵なものです。

行ったことのない国や世界にだって行ける。
実年齢より幼い人にも、実年齢より大人な人にもなれる。
あらゆる人の、あらゆる視点から世界を見ることが出来る。

そんな国語の先生みたいな立派な理由はちょっと横に置いといて。
なぜ私が本を読むことが大好きなのかを一言でいうと……。
ただ、面白いからです。

今回の私の記事が、読書がこんなにも面白いことを高校生の皆さんに知ってもらうきっかけになれば、と思います。
最後に私が大好きな「空の中(有川浩)」の巻末、新井素子さんの解説から言葉をお借りして皆さんに一言。

「読め。面白いから。」

皆さんが素敵な読書体験が出来ることを祈っています。

ABOUTこの記事をかいた人

慶應義塾大学商学部2年。 「なんで文学部に行かなかったの?」とよく聞かれる文学オタク。 最近は大学の文学の授業にどっぷりとハマり、文学部のゼミに行くかどうかを真剣に思案中。