センター英語を大問ごとに攻略し満点を狙う!東大生が教えるセンター英語攻略法

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センター英語に取り組む際の心構え

センター英語では9割を目指さず、満点が当然だと思って臨む

センター英語に取り組む際は、9割取れればいいや、という心構えではライバルに差をつけられてしまいます。センター英語は基礎的な問題しか出題されないうえに1問の配点が大きいので、少しの油断が命取りとなります。絶対に満点をとる、という心構えで集中して臨みましょう。

センター英語は二次や個別試験対策を通してマスターするのが理想

センター英語は、第一問の発音アクセント問題を除いて、「センター対策をする」というよりも「二次や個別試験対策を積み重ねることで、知らぬ前にセンターレベルが楽々解けるようになった」という状況が理想です。直前期はとにかく時間がありません。特に国立受験者は科目数が多いため、必然的にセンター英語に回せる時間は少なくなってしまいます。

センター英語に時間を取られて二次や個別試験対策に十分な時間が割けない、という最悪の状況を回避するためにも、センターだけにとらわれず総合的に英語力を上げることを意識して取り組みましょう。

センター英語理想の時間配分と解く順番

私は次のような時間配分と順序で解いていました。
第1問:5分
第2問:10分
第3問:10分
第4問:10分
第5問:10分
第6問:10分

この配分はかなり早い方だと思います。ですが、全体を60分以内で解けるように日頃から訓練することで、見直しに十分に時間が割けるうえに本番でもし迷う問題があったとしても十分に考える時間を取ることができます。理想としては、開始45分で第4問が終わっているのがベストです。

また、解く順番を特に変えなかった理由はマークミスを防ぎたかったからです。センター試験におけるマークミスは命取りですが、本番という普段とは違う精神状態では起こりやすいミスの1つです。これを防ぐために、センター試験ではなるべく順番通りに解くようにしましょう。

大問別センター英語攻略法

第1問:発音、アクセント問題

センター英語第1問対策として参考書一冊を徹底的にやり込む

実はここが1番苦手という方もいらっしゃるかもしれません。確かに、単語の発音やアクセントはいざ聞かれると迷ってしまうことも多いです。しかし、なかなか対策をする時間がない、というのも事実です。
発音・アクセント問題は短期間で集中的に取り組めば確実に満点が取れるようになります。

私は『頻度順 音で覚える発音・アクセント』(旺文社)という参考書を使っていました。この本には、発音問題やアクセント問題で問われやすい単語が頻度順にランキング形式で掲載されています。1周するだけでセンターの発音問題で聞かれやすい単語を網羅することもできます。

私は12月から第1問対策を始め、1日に15分この参考書をひたすら音読して何周もしました。その結果、センター模試や実際の試験で見る問題のほとんどがこの参考書で解いたことがある問題、という状況になり、安定して満点が取れるようになりました。

第2問:文法、語法、整序問題等

センター英語の文法問題は必ず満点をとる

第2問はセンター英語の中で最も基本的な問題と言えます。ここで問われるのはかなり基礎的な文法問題ばかりです。配点が低いとは言え、ここでの間違えはかなり致命的です。自己採点時に、間違えた自分の英語力に非常に不安を抱くようになる一因ともなってしまい、その後のペースを崩しかねません。

そのため、演習で間違えた箇所はその問題を確認して終わりにするのではなく、自分が使っていた文法問題集でその分野を全てやり直しましょう。ここでの失点はかなり痛いので、絶対に満点を取るという気持ちで取り組んでください。

センター英語の整序問題は選択肢をまとめ、それぞれの文法要素を確認する

整序問題は慣れていないと手こずってしまうかもしれませんが、演習を繰り返すことでスラスラと解けるようになります。解き方としては、選択肢をみてそこからいくつか取り出して自分の知っているイディオムにできるかを考え、どの単語同士をくっつけるかを決めてどんどんセットで消していきましょう。

次に、残った選択肢に主語、動詞などの要素名を記入して見やすくします。そしてそれらの情報を元に文章を組み立てていきましょう。

第3問:会話文完成、不要文指摘、発言要約問題

センター英語の不要文指摘は文章のテーマを常に意識して取り組む

不要文削除が苦手という人は少なくないです。私もセンター英語をやり始めた時は不要文削除が1番苦手でした。このパターンの問題を攻略する最大の鍵は、全体のテーマと主張を意識して読むことです。ただ文章を追っていくだけでは、どの文章もアリな気がしてきてしまい、不要文を探すために何度も返り読みをすることになってしまいます。そうすると精神的な焦りからどんどんわからなくなってしまいます。

そこで、この問題を解く際は必ずテーマと主張を意識してそれを頭に入れながら文章を読み進めてください。テーマを意識して読めば、それとは無関係だったり、若干ずれたことを言っている文章を発見することが容易になります。

また、不要文削除対策にオススメなのは要約問題です。東大英語の第1問のように、長めの文章を短い字数でまとめるような要約練習をしましょう。そうすることで必然的にテーマや話の流れ、主張を意識し続けながら文章を読み進める力が身につきます。

第4問:図表の読み取り問題

センター英語の第4問は設問に目を通してから問題文を読む

データを読み解く問題です。ポイントは、必ず図表と問題に目を通してから文章を読むことです。そうすることで、文章を読むときにどこに注目すれば良いのかが明確になるため時間短縮につながります。また、見直しの際はこの問題を特に重点的にやりましょう。

例えば本文では1日あたりの消費数が記されているが設問では1週間あたりの消費数を計算する必要があった、というように、本文に書かれているからといってその数字が含まれる選択肢を選ぶだけでは間違えになってしまう「ひっかけ問題」が存在するケースがあるからです。問題文をしっかりと見直し、自分が選んだデータが問われている内容と一致するかを必ずチェックしましょう。

第5問:読解問題①

センター英語第5問では先に設問を読み、答えの根拠に下線を引く

小説文だったり手紙だったりと、第6問に比べて読みやすいのが特徴です。この設問でも、第4問の時と同様必ず最初に設問を読んでから問題文を読みましょう。また、最後の問題は大抵の場合が本文のテーマを聞くものです。この問題に関しては選択肢までしっかり目を通すことで、これから読む文章がどんな内容であるかを大まかに掴むことができます。

また、内容一致問題に関しては必ず文中に根拠があります。見直しがしやすくなるように、解答の際は根拠の部分に下線を引いておきましょう。見直しの時間を短縮することは、制限時間が厳しいセンター試験においては非常に大切なことです。

また、読解問題に共通して言えることは文章を読むスピードを速くすることです。これができるようになるためには普段の音読が欠かせません。普段から音読を重点的に行うことで英文を読むリズムが体に染み込み、初見の文章に対してもどこで区切ればいいのかが自然に分かるようになります。

さらに、音読に加えて和訳せずに文章を読み進める練習をしましょう。英文を読んでいちいち和訳していると、非常に時間がかかってしまいます。もちろん個別試験で課されるような英文には訳さないと意味が掴めないものも多く含まれますが、センターレベルなら読んで内容がイメージとしてすぐに頭に入ってくる状態がベストです。

そのために、普段から簡単な文章を読んだら、それをイメージで捉える訓練をしましょう。だんだんと英文のまま内容が理解できるようになるはずです。

第6問:読解問題②

センター英語第6問では段落ごとに問題を解く

長めの評論問題のため、第5問よりはとっつきにくいかもしれません。しかし、論説文なので答えの根拠がより明白に分かるため、慣れれば非常に満点が取りやすい設問でもあります。Aでは内容の理解度を問う設問が、Bでは文章全体の構成を問う問題が出題されます。

ポイントは、あらかじめ設問を読むのではなく、段落ごとに問題を解いていくことです。Aではパラグラフごとに設問が用意されています。また、Bでは段落度との要約が問われます。そのため、1パラグラフを読み終わったらそれに対応するAおよびBの問題を解くというやり方が1番効率が良いです。

ただし、Aの最終問題は文章のタイトルを選ぶものです。つまり、この問題に関しては、問題文を読む前に目を通しておくことで内容が把握しやすくなります。