【東大生が教える】勉強の仕方・やり方の基本!効率的な学習方法とは?

勉強の仕方・やり方には基本がある

「他の人より勉強しているはずなのに、なかなか成績が伸びない……」
「どんな勉強法が効率がいいの?」

そんなお悩みを抱えているそこのあなた!勉強のやり方には基本があるんです。
基本を守らずにやみくもに多くの時間勉強しても、成績はなかなか伸びません。

勉強の仕方の基本を知ってそれを実践すれば、勉強の質が上がり、成績も上がるはず!
今回は日本最難関の受験をくぐり抜けてきた東大生が、勉強のやり方の基本を紹介します。

そもそも勉強は質と量の両輪で進む

「勉強は質より量」
「勉強は量より質」

いろいろなことを言うことがいますよね。

でも実は、勉強においては量も質もどちらも大切です。
まずはこれを肝に銘じてください。

ここでは、ちょっとの努力で東大も楽々合格できるような天才の話をするのではありません。

ほとんどの人にとっては、質だけを重視した勉強、量だけを重視した勉強では思うように成績が伸びないはずです。

ここでいう「勉強の質」とは、自分のした勉強がどれだけ身につくかということです。
勉強した分だけ力がつく、そんな勉強を目指したいですよね。

では、そのためにはいったいどういう勉強をしたらいいのでしょうか?
それをこれから具体的に紹介していきましょう!

勉強の基本①:勉強への向き合い方編

勉強の初めの一歩は「暗記」から

まず初めに強調したいのは、勉強の第一歩は「暗記」からだということです。

どの科目にも、一番基本になるようなルールがありますよね。
英語や古漢なら単語と文法、数学なら教科書に載っているような定理がそれです。

これらの事項は完全に理解して、使いこなせるようにするべきです。
そして、完全に理解して使いこなせるようになるには、まずは「暗記」が必要になるということなのです。

勉強においては、知っている人と知らない人、この差がとても大きいのです。

これは上にも挙げたように、暗記科目ではないと思われがちな数学などの理系の科目も例外ではありません。

問題を解くのは基本の確認

問題を解くことは、自分がその基本事項を使いこなせるか確認することだと考えます。なぜならば、すべての問題は基本事項から出来ているからです。

つまり原理的には、基本事項が完璧ならばどんな問題も解けるということでもあるのです。現実的にはそんなことは滅多にありませんが、基本ができていれば多くの問題で道筋が見えてきます。

逆に、基本事項が完全に身に付いていないまま勉強しても勉強の質は上がりませんし、問題を解く際も解く糸口さえも見えてこないということになってしまいます。
自分の解き方が何に基づいているのかが曖昧なままなんとなく問題を解いていても、他の問題への応用ができるようにならないからです。

出会った問題のすべてが目新しく見えて、その都度解法を一から考えてしまう人は、この傾向があります。

逆に、自分の解き方が何に基づいているのか分かっている人は、似た問題に出会ったときに気づきやすくなります。問題の基礎になっている事柄、問題の本質が見えやすくなっているわけですね。

問題を解いていて分からなくなる時は誰にでもあると思いますが、実はその原因としては問題を解くのに必要な基本の知識が抜けていることが多いことが挙げられます。

分からなくなったら、いったん基本にまで立ち返る勇気を持ちましょう。

では次に、具体的にはどう勉強すればいいのか紹介します。
とはいっても残念なことに暗記は暗記ですから、ひたすら覚えるしかありません。

ここは辛いところかもしれませんが、先へ進むためには必要な過程ですから、ここで努力を惜しまないでください。基本事項の暗記は時間がかかってもやるべきです。

暗記はやった時間ではなく繰り返した回数とやる頻度

それでは暗記のコツについてここで紹介します。

皆さんのなかで暗記をするとき、例えば単語帳などとひたすらニラメッコしているような人はいませんか?

実はそのような暗記法は効率的とは言えません。

皆さんはエビングハウスの忘却曲線というのを知っていますか?
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引用)http://www.toshin-tanashi.com/%ef%bd%9e8月22日金%e3%80%80☆忘却曲線☆%ef%bd%9e/

この曲線により、人の記憶がいかに一時的であるのかよくわかります。一度完璧に覚えたとしても、繰り返し確認しなければどんどん記憶は消えていってしまうのです。

これを踏まえると、暗記は一度に一気に覚えようとするよりも、何度も繰り返し確認したほうがいいと言えるでしょう。

頻度については、もちろん頻繁にやるほどいいです。
ですが時間の問題もありますし、完璧に覚えているのに何回も確認する必要はありませんから、初めのうちは一週間後、覚えてきたら二週間後など、再確認までの期間をだんだん長めにしていくのが良いでしょう。

おすすめのアイテムは、オレンジペンと赤シートです。赤シートなら手軽に何度も確認ができますし、オレンジペンなど赤シートで色が消えるペンを使ってノートにまとめなおすと、その過程で知識が整理されて一石二鳥です。

気づかないうちに抜けている知識も結構あるものです。その抜けた知識が模試や試験で落とし穴になることも少なくありません。
暗記したことが体に染みついてきたと思っても、基本の確認を甘く見ずに、確認はやりましょう。自分で結構覚えている自信があるなら、模試や試験前に確認するくらいでちょうどいいかもしれません。

勉強の基本②:授業の受け方編

授業は復習を中心に

授業に関しては、担当の先生がそれぞれ指示をするとは思いますが、全般に言えることは、「授業は復習を最も大切にすべき」ということです。

授業の内容をしっかり理解するために、あらかじめある程度の知識を確認しておくこと、つまり予習はとても大切です。
しかし、授業の最終目標は「授業内容を理解し、自分で使えるようにすること」です。

ですから、授業中に分かったことがちゃんと身についているかを確認するのが最重要の行程になります。そして、それが復習というわけです。

復習で気を付けることとは?

これまで何度も述べてきているように、まず大事なのは基本事項です。

今日の授業のなかで「ここは絶対押さえないといけない」という事項は何かを考えてみましょう。もちろんそれが複数あっても構いませんし、全部大事と思うならそれでも構いません。

重要基本事項がわかったら、まず理解し、次に徹底的に覚えていきます。

そのあとで、自分が理解できたか確認するために、具体的な用例を見たり問題を解いてみまましょう。教科書の例題や練習問題を解くといいですね。

ここでは基本事項の使い方も確認してください。使い方が分かれば、類題に対応する力になります。広く言えば、この基本事項の使い方も暗記の対象と言えます。

使い方の引き出しを増やしておいて、問題を解くときに最適なものを選ぶほうが素早く対応ができますよね。これが、演習の効率を上げるコツです。

演習については、基本③で詳しく紹介します。

予習と授業中について

復習について説明したので、次は予習と授業に関してですが、ここで特に言いたいことはたったの2点です。

  • 予習で分からないところをはっきりさせておくこと
  • 授業を聞いてもなお分からないところがあれば、積極的に先生に質問し、その日のうちに自分なりの理解をすること

1点目が必須なのは、これがそもそも予習の目的であるからです。予習で分からなかったところは特に集中して、予習で分かっているところは再確認のつもりで授業を聴くと、内容の理解が深まります。

2点目は特に大切です。分からないところを放置すると、あとで結局同じところでつまづきますから、早めに解決するのが大事です。

また、再びつまづいても大丈夫なように、分からなかった箇所の説明を自分でノートなどにまとめてみることをお勧めします。こうすれば、あとでノートを見返したときにすぐ理解ができますし、自分の言葉でまとめなおすことで、頭に残りやすくなります。

先生によって授業の仕方は様々あると思いますが、この二点を守って、サボらずにいれば、少なくとも教科書レベルの内容は網羅できるはずですので、予習・授業の段階ではこれで十分だと思いますよ!

勉強の基本③:演習の仕方編

基本①②では主に初めて学ぶことに対しての勉強法を解説してきました。

基本の③は知識のアウトプット、演習についてです。

<h3せっかくやったことが全部無駄になる!?

多くの人が、演習の時に問題集を使うと思います。
ここで陥りやすいのが、「ただ問題を解くだけ」になってしまうことです。

これは非常にもったいない!

何も意識せずに問題を解いているだけだと、せっかく時間をかけて解いた問題が頭に蓄積されていきません。さらに経験が蓄積されていかないと、一つ一つの問題にゼロから取り組まないといけなくなり、効率が悪いです。

経験を積むというのは、単にたくさんの問題を解くということではありません。解いた問題を頭に入れて、次に生かせる状態にしておくことです。
問題を解くときは、「この問題から何か学び取ってやろう」という意識を持って取り組みましょう。

具体的には何を学び取るのか?

それは、「問題の基礎になっている基本事項」と、「答えにたどり着くまでの論理」です。

この説明は抽象的でわかりにくいので、次の項からより具体的に説明していこうと思います!

すべての問題は基本事項からできている

二回目になりますが、すべての問題は実は基本事項から出来ています。

問題を見たら、基本事項に分解してみましょう。次に、その基本事項をどう使うのだったか考えてみます。

自分が過去に解いたことがある、その事項を使う問題についても考えてみましょう。
経験を積んでいれば、多くの場合その問題にどう対処すればいいか見えてきます。

逆に何もわからない場合、その問題はゼロから立ち向かうしかない問題です。この場合、普段の勉強ならしばらく考えても分からなければ答えを見たり、試験なら一旦飛ばしてみるのも一つの手です。

いずれの場合であっても、問題を解いた後は経験として自分の中に蓄積していきましょう。

ところで、この「自分に解ける問題かどうか」を判断する力はとても重要です。

なぜなら試験本番では、ある程度問題の取捨選択を迫られる場合も多く、その時に、自分の解ける問題を見分ける力があれば、時間を無駄にすることなく効率よく問題を解いていくことが出来るからです。

自力で答案を書けるようになろう

問題を解いたら答え合わせをすると思いますが、特に間違っていた時や分からなかった時、答えを読んで終わりにしてはいけません。
答えを読んだだけでは、使いこなせる状態になっていないことが多いからです。

例えば「この事項を知らなかった」、「この論理の使い方が分からなかった(知らなかった)」など、なぜ分からなかったのかをはっきりさせて、最低一回は答案を自力で再現してください。

これは、次に似た問題に出会ったときに素早く対応するためです。
また、自分で答案にまとめることで、頭の中が整理されたり、論理的な考え方が出来るようになるためでもあります。

まとめ

以上勉強の仕方の基本について書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

「勉強はセンスだ」と思う人もいるかもしれませんが、よく勉強ができる人ほどたくさん勉強していてたくさんのことを知っています。

もちろん、もともとの記憶力などは個人差がありますが、勉強の仕方を知り、経験を積んでいけば誰でも必ず力がついてきます。

今回紹介した勉強の仕方の基本と自分を信じて、頑張りましょう!