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出口の現代文レベル別問題集の特長
【出口の現代文レベル別問題集】①最低限の解説で、テンポ良く進められる
「現代文の問題集って、解説が長くてうんざり……」と感じることはありませんか?
出口の現代文レベル別問題集は、解説が短く3行程度で非常に端的にまとまっていて、テンポ良く進めることが可能です。解説が短くても、解答のポイントはきっちり抑えられます。
まず、解説の初めで、「〇〇の記述に注目」「消去法による」など、問題の着眼点が的確にわかるようになっています。
さらに、1つの文章ごとに、文章全体の解説をする「アドバイス」コーナーもあります。
解説ページのレイアウトも上下の段に分かれており、非常に読みやすく頭に入りやすいです。
「現代文にそんなに時間はかけたくない」という理系の人にもおすすめです。1回の目標時間は25分で、端的な解説で答え合わせの時間も短縮できるため、他の問題集よりも圧倒的に短時間で勉強することができます。
【出口の現代文レベル別問題集】②巻頭の3ページだけでも読む価値アリ
この問題集は、巻頭にある「前提」の3ページが命です。
このページでは現代文の解き方の核となる部分を説明しています。「現代文のルールは、たったひとつである」という文から始まり、問題を解くにあたって必要十分な内容を詰めこんだ内容になっています。
実際にこの参考書を使っていた経験からも、この3ページは本当に大事だと感じます。
この「前提」を意識するだけで、現代文の問題に対してどのような答えが求められているのか、何を答えれば正解になるのか、がわかるのです。
逆に、この「前提」を意識して問題を解くことができれば、演習するのに使う問題はなんでもよいと言えるほどです。
さらに、掲載されている「前提」はシリーズ全てに共通しており、解き方はどのレベルでも同じだということがわかりますね。
【出口の現代文レベル別問題集】③自分に合ったレベルから始められる
高校生向けシリーズは、レベル別に6冊刊行されており、自分に合ったものを選ぶことができます。
- レベル1:超基礎編 高1〜
- レベル2:基礎編 推薦・AO入試〜共通テスト
- レベル3:標準編 共通テスト〜中堅私大
- レベル4:中級編 中堅私大〜有名私大
- レベル5:上級編 有名私大〜国公立大2次
- レベル6:難関編 難関私大・難関国公立大
ただ、現在の自分にどのレベルが合っているのかわからない人も多いと思います。
迷ったら、「超基礎編」から始めることを強く薦めます。
現代文で大事なのは、解き方です。
シリーズに載っている「前提」は全て同じ内容であり、高いレベルを選んでも解き方は変わりません。ある程度現代文が得意でも、超基礎編から始めることは遠回りではありませんよ。
また、1〜6を順番に全てやる必要もありません。例えば、1→3→6のように飛ばしながら進んでも、十分実力はつきます。
出口の現代文レベル別問題集のおすすめの勉強法・使い方
【出口の現代文レベル別問題集】①「前提」を活用しよう
問題集を買ったら、何よりもまず初めに「前提」を読みましょう。一語一句頭に叩き込んでください。国語のノートの初めのページに自分でまとめ直すのもいいですね。
また、「前提」は何度も戻って読み直すことが大事です。問題を解いている最中でも、解説を読んでよくわからない時でも、いつでも何度でも読み直しましょう。
何度も読み直すうちに、現代文の解き方が頭に入ります。また、解いている最中に読むことで、「ここはこういう時の解き方のことを言っているのか!」と実感できることもあります。
模試や定期テストに持っていって、直前の休み時間に確認するのもおすすめです。たった3ページですから、すぐに確認できます。
【出口の現代文レベル別問題集】②最初のうちは時間を気にせずに問題を解く
「前提」を読んだだけでは解き方は身につきません。実際にその解き方を使って解き、使いこなせるようになることが大事です。
現代文は必ず「本文を読んで、後の問いに答えよ」という問題であり、大切なのは何よりも本文です。まずはじっくり本文に向き合いましょう。
解説を読むのに時間と労力を取られない分、本文の読解に時間をかけられます。
初めは何を言っているのかわからなくても、何度も読み直すとわかってくることはよくあります。理解しようと粘り強く読むことが大切です。
また、単純に、読んでためになる面白い文章が多いです。時間は気にせず、じっくり味わって読みましょう。
解き方がわかれば、解くスピードも自然と上がるはずです。焦る必要はありませんよ。
【出口の現代文レベル別問題集】③テスト「後」の2週間で完成させる
学校の現代文のテストは、大抵教科書が範囲になっていて、範囲外の文章をテスト前にやるのは難しいと思います。
学校のテストの前は学校のテスト範囲を優先しましょう。
逆に、テストが終わったあとの期間はやる気が出ない人が多いのではないでしょうか。
そこで、この問題集はこの気が緩みやすい期間にやることをおすすめします。
全15回なので、1日1題、約2週間でやり切ることができます。
この問題集でテスト「後」の期間を有効に使って、周りと差をつけましょう!
現代文は、解き方を押さえてしまえば入試まで通用します。なるべく早いうちに解き方を身につけることが大切です。
ぜひ、出口の現代文レベル別問題集を活用して現代文の「解き方」を身につけてください!