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化学重要問題集の特長
【化学重要問題集】①定期テストから難関大の入試まで対応
まず、化学重要問題集（以下重問）にはセミナーやアクセスなどの問題集よりも難しい応用問題が収録されています。
定期テストでは最後の方に出題されることの多い応用問題への対策として重問が利用できます。
重問は各単元の初めに要点をまとめたページがあるので、解いていて知識が抜けていると感じたらすぐに確認しましょう。
また、基礎的な知識を確認する穴埋め問題も多いので、マーク式の入試対策にもなります。
さらに、重問には様々な大学の過去問が収録されており、自分の志望校とレベルの近い大学の問題を解く事ができますよ。
旧帝大、早慶の入試レベルの問題も含まれており、受験期にやり込むことで実力を伸ばす事ができます。
【化学重要問題集】②テーマごとに分かれている
重問は教科書と同様に、テーマごとに単元が分かれています。
大学入試では同じテーマの問題が何度も出題されるので、テーマごとに演習しておけば類似した問題が出題された時に素早く解く事ができます。
テーマ内で頻出問題が網羅されているので、1冊で入試に対応した演習ができますよ。
また、テーマごとに単元が分かれていることは、苦手の克服のための集中的な問題演習にも便利ですよね。
頻出の問題や苦手なテーマへの対応には何度も解くことが重要なので、解法を覚えるレベルまで重問1冊を使い込みましょう。
【化学重要問題集】③実力に合わせた問題の選択が可能
重問は問題が教科書の章末問題レベルのA問題と難関大入試レベルのB問題に分かれています。
また、問題ごとにも重要度がわかる記号（1回目に解くべき問題には「必」、2回目に解くべき問題には「準」、難問には「†」など）がついているので、自分の実力に合わせて解く問題を選ぶ事ができます。
重問は問題数が多いので、自分に合った問題を取捨選択して解くことが、勉強時間の限られている受験生にとって重要です。
私は入試対策の問題集としてこの1冊だけを使用しました。
どの大学を目指す人に対しても実力をつけるために十分な問題が収録されている点が良いと思います。
使う問題集をむやみに増やすのは中途半端になってしまい逆効果なので、重問で自分に合った問題を選んで使い込むのがおすすめです。
化学重要問題集のおすすめの勉強法・使い方
【化学重要問題集】①教科書の問題や易しめの問題集の次に使用する
重問は基本的な知識を頭に入れた後に使用します。
具体的には、教科書の演習問題、セミナーやアクセスなど易しめの問題集に収録されている問題が7割解けるようになった後にA問題を解き始めるのがおすすめです。
重問は応用問題が多く基礎的な事柄についての解説が少ないので、理解が不十分なまま解き進めると分からない問題ばかりで時間の無駄になってしまいます。
1、2年生で定期テスト前に余裕がある場合は、出題される単元のA問題を自力で解けるようにすると高得点が狙えますよ。
私自身は重問を高2の頃に購入し、定期テスト前に応用問題対策として少しずつ解き進め、高3になった頃から本格的に使っていました。
【化学重要問題集】②志望校の難易度に合わせて全ての問題を解けるようにする
重問には難しい問題も多く収録されているので、自分の志望校の難易度に合わせて問題を選ぶようにしましょう。
目安は、MARCHや地方国公立の受験生はA問題、旧帝大や早慶の受験生はB問題までの全てです。
1冊で完結する分、難しい問題も含まれているので、A問題で最大10分・B問題で最大15分考えてもわからない場合は解説を確認しましょう。
この時に注意するべきことは、解説を読むだけでなく、見ながら解答をノートに再現することです。
わかったつもりになっているだけで実際に解いたとき解法が思いつかない……という経験をした事がある方は多いですよね。
手を動かして確認することで、このような事態を減らす事ができます。
問題は一通り解くだけでなく、受験生の冬ごろまでには全て自力で解けるようになるように繰り返し解きましょう。
【化学重要問題集】③難関大志望者は細かい解説にも目を通す
B問題の解説には教科書にはない事柄も載っています。
旧帝大や早慶では細かい知識が問われる事があるので、解説の隅々にまで目を通しておく必要があります。
解説から知識を増やす事ができれば、他の参考書を使う必要はありません。
解いた問題とセットで知識を習得することで、記憶への定着も良くなりますよ！
繰り返しになりますが、重問はどのレベルの大学を目指す人も使う事ができる、化学を入試で使う全ての人に最適な問題集です。
私は重問を繰り返し解くことで、化学を得点源にすることができました。
たくさんの問題集に手を出すのではなくこの一冊を完璧にして、化学を得意教科にしましょう！
