【ハイレベル理系数学】の特長とおすすめの使い方・勉強法

ハイレベル理系数学の特長

【ハイレベル理系数学】①例題と解法が豊富

ハイレベル理系数学(以下ハイ理)のおすすめしたい一つ目のポイントは、例題が50問あり、解答への考え方が記されていることです。

これらの問題には、難関大を受けるなら知っておきたいことが満載で、難関大を受けなくても知っているだけで数学の入試が楽になることばかりです!

問題に対して、どのようにアプローチすればいいかが載っているので、一度目を通すだけでも学びを得られます。

おすすめポイントの二つ目は、問題一問に対していくつもの解法が載っているところです。

他の参考書には1個、多くても2個しか載っていないような解法が、ハイ理には3個、多いと7個も載っています。

解法が多く載っているので、解けた問題でも、他のアプローチ方法がわかります。

【ハイレベル理系数学】②問題が厳選され、良問が多い

三つ目のおすすめポイントは、演習問題が150問に絞られているところです。

演習問題に載っている問題は、チャートのように、同じような作業を行って解く問題ではなく、全ての問題が深く考えて解く問題になっています。

また、1日5問解くと1ヵ月で一周できるので、数学だけにたくさん時間をかけられない人にもおすすめです。

一周するのにかかる時間が短いと、残った時間に他の科目の勉強もできます。

そして、同じ時間で何回も繰り返しできるので、定着しやすいです。

四つ目のおすすめポイントは、ハイ理に載っている全ての問題が新しい学びになるところです。

今まで習ってきたことを応用することができ、同じ問題でも様々な捉え方ができるので、それを知ることで初見問題にも対応しやすくなります。

五つ目のおすすめポイントは、解くのが楽しいところです。

ハイ理にはただ手を動かすだけの単調でつまらない問題が少なく、解けたときに達成感があります。

そして、解答のやり方を見ているだけでも「こんなやり方あるんだ」と楽しめます。

何より、難関大の過去問が多く掲載されており、「自分は〇〇大の問題解けたぞ!」と自身の自信にも繋がります。

【ハイレベル理系数学】③一冊を完璧にするならこの本

六つ目のおすすめポイントは、全ての範囲をこの一冊で網羅できるところです。

数学の参考書は、1A2B3Cで複数に分かれていることが多いですが、ハイ理には全ての分野がこの1冊に詰まっています。

それでいて、ハイ理はチャートのように分厚くなく、重くないのでいつでも携帯でき、しかも、持っているだけで賢くみられます。

ハイレベル理系数学のおすすめの勉強法・使い方

【ハイレベル理系数学】①例題・演習問題に載っている解説を何度も見て、解答法を知る

ハイ理の勉強法・使い方その1は自分の言葉で解説を説明できるようにすることです。

各問題の解説を見て満足する人は多くいると思いますが、それでは身についていません。解説を1行ごとに自分の口で他人に伝えられるようにすることが大切です。

加えて、解説に載っているやり方は何をしているのかを考え、類題など関連することに紐づけていくと数学をさらに深く理解できます。

ハイ理の勉強法・使い方その2は、解法の美しさに浸ることです。

完成された解答(使用された解法)を見惚れてしまうくらいたくさん読み、過不足のないスマートな解答を身につけましょう!

初めは何を言っているのかわからないことも、一行ずつ解読していくと徐々に理解できていきます。解法が美しいと思えたら、大成長です。

【ハイレベル理系数学】②自力で問題を解き、解答を吟味する

ハイ理の勉強法・使い方その3は、思考力を磨くことです。

ハイ理の問題を解く際、まずは手を止めて頭で考えるのではなく、図や絵を描いて目に見える形で解き進めて行くとよいです。

問題文が何を意図しているのかを考え、答えを予想し、逆算的に答案を組み立てていくと正解を導きやすくなります。

ここで大事なのは、すぐに解答を見るのではなく、たくさん実験を重ねてみることです。すぐに解答を見てしまうと思考力が養えません。

答案が完成したら、自分の答案と解答を見比べます。

自分の答案と向き合うことで、答案として不十分だったところ、余分だったところを自分で見極められるようになります。

答案を完成させられなかったときは、自分にどんな考え方、捉え方が足りなかったのかを見つけましょう。

そして、減点されない答案を仕上げる心がけも重要です。

(例)1の書き方が7とも見える。

定理を使わないといけないところで、その定理を使った式を記述せず、式が飛んでいるように見える。

どの定理や公式を使ったのか、採点する人がパッと見てわからない。

自分はわかっているのに減点されたら悲しいですよね。

最後に、学んだ解法を用いて問題を作成してみましょう。

問題を自作すると、解法の選び方を問題作成者の視点で考えられ、忘れにくくなります。

【ハイレベル理系数学】③その解法を用いた理由を説明、答案の確認をできるようにする

数学において大事なことは、自分の答案に自信を持てるようにすることです。

この手の問題はこうやって解くんだ、というように作業でやるのではなく、なぜ自分がこの解法を選んだのか、ということを説明できるようにしましょう。

問題を解くときは、出題文が何を求めているのか、そのために何をすればいいのかを意識して解くと、答案作成時に何をすればいいのかが明確になり、すらすらと答案を書き記せます。

答案の確認ができて初めて答案に自信を持てるので、問題を解くときは式を左から右に、上から下に書いていき答案を作成しますが、答案を見直す時には解いた時とは逆に、右から左へ、下から上へ答案を確認していきます。

(例)式を因数分解して解いたならば、確認の時は展開する。

また、文字式の時は具体的な数字を代入してみて、間違いがないか確認しましょう。これは間違いをなくす確実な方法になります。

(例)漸化式の問題の際、一般項に n = 1 を代入して初項が一致するか確かめる。

ハイ理の使い方その4は、2通り以上の解法を探すことです。

自分の解法以外にも、別の捉え方やもっと楽なやり方が存在する可能性があります。問題によって臨機応変に対応できるように1問を研究しましょう。

試験本番にミスはつきもの。それに試験本番は誰も解答を教えてくれません。2通り以上の解法がわかれば自分で答案の確認ができます。

以上のことを意識して、自分の答案に確かな自信をもって、数学で確実に点を取り、合格をつかみ取りましょう!




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ABOUTこの記事をかいた人

合格サプリの記事は、東大・早慶・GMARCHの現役大学生が執筆しています。

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