目次
入試数学伝説の良問100の特長
【入試数学伝説の良問100】①最高の良問揃いな1冊
『入試数学伝説の良問100』は収録されている問題全てが良問です!
本屋で売っているどの参考書も予備校の講師がちゃんと選んだ良問ばかりが収録されているとは思います。しかし、この『入試数学伝説の良問100』には他にはない特徴があり、それらは以下の3つです。
- 解くのにアイデアが必要である
- 解いた後に満足感が得られる
- 数学的な面白さがある
という一般的な数学問題集とは異なった特徴があります。
これらの特徴は典型問題から脱した、数学的センスを鍛えることのできる良問です。
【入試数学伝説の良問100】②数学を武器にできる
数学の入学試験に必要な学力は基本問題と標準問題を確実に得点することであることは言うまでもありませんね。しかし、発展問題もきちんと得点しなければいけない人が一定数いることも事実です。
『入試数学伝説の良問100』に取り組むことで「問題を解くのに必要なアイデア」や「効率の良いゴリ押しの解答」を学び発展問題に活かすことができます。
発展問題も得点できなければ合格が厳しい大学を志望している人はこの『入試数学伝説の良問100』に徹底的に取り組むことをお勧めします。
ただし、『入試数学伝説の良問100』は数学的センスを磨くことができる反面、典型問題ができない人は避けるべきであることも事実。演習効果を十分に発揮するため、典型問題ができたうえで取り組むことを大切にしてください。
『入試数学伝説の良問100』に取り組むべき人:
- 数学を武器にしたい人
- 国公立の後期試験で数学が必要な人
- 私立大学などの数学特化型入試を受験する人
【入試数学伝説の良問100】③徹底した解説付き
『入試数学伝説の良問100』は先述した通り、最高の良問ばかりで構成されており、それら良問に対して徹底した解説がついています。
徹底した解説と聞くと、計算式が丁寧に書いてあったり、説明が丁寧だったりするものなのかと思いますよね。
しかし、入試数学伝説の良問100の徹底した解説とは他とは少し意味合いが違っています。
- 生徒目線で切り口を示している
- 発想の根拠を示している
- 汎用性のある別解を示している
つまり生徒目線で、問題をどう切り開けば良いのか、問題を解くのに必要な発想をどう思いつけば良いのかということがきちんと書かれています。
一般的な参考書には書かれていない数学的センスを身につけるテクニックを身につけられるので、再現できるように何度読み込みましょう。
入試数学伝説の良問100のおすすめの勉強法・使い方
【入試数学伝説の良問100】①時間無制限で解いてみる
『入試数学伝説の良問100』は「アイデアが必要な問題」が多く収録されています。
普段使っている問題集なら、一定時間考えてわからなかったら直ぐに解説を見ることを推奨します。
しかし、『入試数学伝説の良問100』に取り組むときには時間制限を設けず、自分の持てる手段全てを用いて取り組みましょう。
繰り返しますが、『入試数学伝説の良問100』は典型問題ではないので、分からないからと言って、すぐに解くのをやめてしまっては意味がありません。
例えば確率の問題で詰まったなら、普段用いない樹形図を用いて書き出したり、ベン図を描いてみたらり、漸化式を立ててみたり、自分がこの問題を解くのに少しでも有効だと思ったならなどんな手段でも試してみる。
当たり前ですが、全力で「答えを出す」ように取り組みましょう。
入試数学伝説の良問100に取り組むと決めたら1日に3〜4問解いて1ヶ月で1周しましょう。
一旦始めたら毎日継続させていくことが大切です。
【入試数学伝説の良問100】②すぐ解き直す
普通であれば解き終わったらその次に解説を見ますね。一方で、この参考書は問題自体が典型問題ではありません。
答えがあっているかのチェックはもちろんですが、「自分の解き方と解説の解き方のどちらが解きやすいのか」ということを確認するようにしてください。
自分の解き方のどこに問題があり、どう修正したら良くなるのかを考え、自分に足りなかった発想や解法を習得するようにして下さい。
自分に足りなかった発想や解法を習得、と言われても抽象的すぎて難しいですよね。
そこで、ぜひ取り組んで欲しいのが「解説を見たら、解説を見ずに直ぐ同じ問題を解き直す」ということです。
解説を見るだけでは、単に理解したつもりになっているだけ。
直前に解いた問題の解説を見て直ぐ後に解くならできそうな気がしますが、実際にやってみると全然できないことが多いものです。
完璧な記述解答ができるようになるまで、解いて解説を見る作業を繰り返して、発想や解法を体に染み込ませましょう!
【入試数学伝説の良問100】③解けるまで取り組む
入試数学伝説の良問100は解けるようになるまで、何周もしましょう。
全ての問題を3周、とすると具体的でわかりやすいですが、この参考書に関しては、発想や解法を吸収して自分のものにしなければいけません。
同じ問題を繰り返しても解けないと言うことは、発想や解法を習得できていないと言うことです。解けた問題まで繰り返す必要はありませんが、解けなかった問題は何度も解けるまで繰り返していきましょう。
何周するかという目標はありませんが、4周目には全部の問題が解けるようになることを1つの目安にしてください。
- 参考
入試数学伝説の良問100はかなり手ごたえのある問題集だったのではないでしょうか。
この問題集から次への派生につながるさらに手応えのある問題に取り組みたい人は入試数学の掌握(エール出版社)がおすすめなので余裕がある人は挑戦してみましょう。
一般的な数学参考書の取り組む方法(独学オンライン/数学力を伸ばす4つのコツとは?)
http://dokugaku.online/?p=53