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クローザーの特長
【クローザー】①様々な英文法やイディオムがランダムに出題される
クローザーでは、表紙に「ランダム演習形式による」と書かれている通り、文法やイディオムの問題が分野ごとに分けられることなく出題されます。
普通の文法問題集は分野ごとに問題が分かれていて、身構えた状態で問題に取り掛かってしまうことが欠点です。
反対に、クローザーの分散的な出題は自分の文法力を試すのに最適な教材となります。
一般的な問題集でイディオムの出題が少ない中、イディオム問題を沢山出題するのはクローザーならではの特徴です。
普段のリーディングで私たちが読み飛ばしてしまうフレーズやイディオム問題に注目できるのは勿論、解説ではイディオムの訳を論理的説明とともに理解することができます。
英語を完全な暗記科目と捉えてしまうそこのあなた!
ぜひ文法を構成から理解してみませんか?
【クローザー】②大学の過去問やセンター試験から抜粋された文法問題が網羅されている
効率よく過去問を抜粋した問題集を解きたい時に、大変なのが問題探し……
結局過去問に取り掛かるのを諦め自分の苦手分野の問題集へと流れ着いていませんか?
クローザーはそんな手間を省いてくれる、文法過去問集なのです。
全国の私立大学からセンター試験まで、幅広い範囲の過去問を取り扱っているため選択問題、並び替え問題に限らず和訳や穴埋め問題もあり、記述対策も十分にできます。
具体的には空所補充問題、正誤問題、語句整序問題、連立完成問題、記述式などなど、とにかく問題の種類が豊富です。
「まだ過去問を解いて良いのか分からない。」と心配している人も安心してください!
クローザーでは、正解率の低い問題には星印がついているため、難しい問題であっても注意を払って解くことができます。
【クローザー】③解説が充実している
問題解説を読み込む過程で、ポイントまとめなどの見直し作業に時間をかけすぎていませんか?
一方で、クローザーの解説には150項目の抑えるべき文法項目まとめである、「Check一覧表」がついています。
「Check一覧表」には類題やまとめも掲載されています。
さらに、解説の初めに問題の意図、テーマが示されているのもクローザーの特徴で、解説と「Check一覧表」を併用すると、間違えた問題の解答解説を見た際、自身の間違えたテーマに関わる類題やまとめをすぐに「Check一覧表」で確認することができます。
クローザーのおすすめの勉強法・使い方
【クローザー】①普段の読解だけでは身に着けることのできない特殊用法を見つける
まず、クローザーを使う際に特に意識してほしいのは単語です。
英単語は、文中の用法によって意味が変化してしまうのがネックです。
解説には注目すべき単語の異なる用法が載っているので、見直しを行った後に解説に述べられているすべての用法を自分なりに用いて作文してみましょう。
書き終わったら、是非学校の先生から添削を受けてみてください!
直接フィードバックをもらうことで単語の正しい用法を頭に入れることができます。
対してイディオムやフレーズに関しては、文章ごと覚えるほど頭に入るので、時間に余裕があれば、文章を何度も反復してみましょう。
和訳問題においても単語に注目することは大切です。
一単語ずつ丁寧に訳を意識し、読み取り間違えを減らしていくのも問題演習の一貫です。
筆者の場合、問題の訳し終わった英単語に一つずつ線を引いていくことで、意味を理解しそびれている単語がないか確認していました。
【クローザー】②実際の入試に併せて幅広い文法問題に触れる
クローザーの問題は大きくTYPEA、選択問題とTYPEB、記述問題に分かれているため受験する試験対策のニーズに合わせて解き進めましょう。
特徴的なランダムな出題形式は本番を意識した演習の場を提供してくれます。
1問題につき1文法が出題されるという一般的な問題集の形成とは異なり、複数の文法を各問題で並行して鍛え上げることができるのも嬉しいですね。
TYPEBでよく出題される文法訂正問題に関しては、自分の文法ミスを減らすことにつなげられるよう意識します。
自分自身では文法のミスに気づきにくい分、文法訂正問題では細心の注意を払ってみてください!
文法を意識的に訂正できるようになり、入試や模試で頻出する文法訂正問題の対策にもなります。
【クローザー】③丸付けした後、間違った文法を重点的にやり直す
最後に、苦手分野のやり直しです。
クローザーの解説は特徴的で、問題を解くプロセスに沿っての説明が試されます。
解法のプロセスを追うと、自身の間違えたポイントに素早く気づくことができ、問題が頭に入っているうちにやり直しを行うことができますよ。
各解説には先ほども紹介した、「Check一覧表」で見返すべきCheck番号が記載されています。
間違えたCheck項目を、間違いまとめノート代わりに繰り返し見返しましょう。
すべての丸付けが終わったあとに見るべきなのは「文法項目達成度診断シート」です!
「文法項目達成度シート」は、すべての問題番号がグラフ上に記載されているもので、グラフ上で間違えた項目をチェックすることで苦手な文法を割り出せる仕組みになっています。
問題の正誤チェックが終わった後に各文法項目の正解率までもが分かる仕組みになっているので、役に立つこと間違いなしです。
自身の克服分野と向き合って一つ一つの苦手文法を潰していってくださいね!