はじめに
受験生のみなさん!夏も終わり完全に受験モードになる秋になりました。
そんな時期に返ってくるのは夏の模試の結果…
たとえ判定が悪くても時間は十分にあります。
自分を信じて勉強を続けてみましょう!
来る11月は模試シーズン、みなさんが実力を最大限発揮できるように、今回は模試への心構えと超有効活用法を紹介してみます。
ぜひぜひ参考にしてください!
目次
段階別!模試攻略の手引き
模試を受ける前:準備段階
何事にも準備は肝心、皆さんは受験本番で結果を出すために勉強をしているわけですが、模試にも準備は必要です。
模試を有効活用するために、模試前に何をしなくてはならないか見ていきましょう。
前日の勉強の仕方を想定する
受験本番の前日に自分が何をするのか考えたことはありますか?
もちろん限られた時間に新しいことを詰め込むには無理があります。
だから自分の弱点を重点的にやり、知識の抜けがないか確認するのがいいでしょう。
模試前日も本番前日の自分の状態を想定した勉強をすべきです。
そうすれば模試の成績もあげることが可能ですし、受験当日につながっていくはずです。
受験本番と同じものを使う
模試に必要な物は少ないですが意外に重要です。
たとえば、時計は自分のものをもっていく必要があります。
その理由は入試本番の会場には時計がついていないからです。
腕時計をはずして机に置く場合など、自分が一番見やすいポジションを見つけるためにも、模試の場で試しましょう。
マーク式の試験ならば鉛筆をもっていきましょう。
センター試験は鉛筆しか使えないので、鉛筆でマークを塗ることに慣れておいたほうが得しますね。
模試を受けているとき:本番段階
模試が今の自分の実力やライバルとの差を確認できる重要な場であるのは言うまでもありません。
しかし、一番重要なのは試験中のあの独特な雰囲気です。
試験監督や他の受験者がいて、そして時間制限がある中で問題を解く機会は多くありません。
そんな模試の場でやらなければならないことはなんでしょうか?
時間配分を考える
模試で一番意識すべきなのは時間配分です。
自分が受ける大学のものと制限時間や形式などは違うかもしれません。
しかし、解答時間内で全ての問題に取り組む戦略を立てる経験を積むことができます。
特にセンター本番と同じマーク式は時間との戦いになってくるので、常に時間を意識して問題に取り組んでください。
解答を埋める!
時間配分をいかに細かく練っても、時間が足りなくなることは必ずあります。
そんなときは解答をできるだけ埋めてしまいましょう。
結果判定がそのときの自分の実力と異なってしまうかもしれませんが、勘に頼ってしまってかまいません。
わからない問題は入試本番でも必ず出てきますので、時間がない中で最善の答えを出して部分点をもぎとろうという姿勢が合格に結びつきます。
試験を受け終わった後:復習段階
「長い時間集中して疲れた!模試で頑張ったから今日は勉強しなくていいや。」
などの考えはよくありません。
試験直後だからこそできることがあります。
それをみていきましょう。
すぐ復習をしよう
試験終わってまずやるべきことは何でしょうか。
そう答え合わせと復習です。
「結果が返ってきてからでいいんじゃないの?」
という人がいるかもしれませんがそれでは効率が悪いです。
模試の結果はたいてい一ヶ月後に返ってきます。
そのとき自分が受けた試験がどうだったかなんて覚えていられないですよね。
模試を受けた後にすぐできなかったところを見直せば、そのできなかったところを知識として定着させることができます。
間違えた箇所はもちろん、勘で答えて正解した問題が要注意です。
勘に頼ってでも解答は埋めるべきですが、それをそのまま放置しても受験当日には結びつきません。
自分の実力をあげることを最優先に考え、勘に頼って解いた問題を最初に復習しましょう。
そして復習は一度で完璧にすることが重要です。
自分ができなかった箇所を重点的に勉強するのも重要ですが、時間が刻々と迫る中あまり復習には時間をかけられません。
同じミスを繰り返して、何回も復習するというのは絶対してはいけません。
もう一度同じ問題がでても満点がとれるくらい、一回の復習を集中して行いましょう。
試験を受け終わった後:答案返却段階
模試の結果は楽しみであり不安でもあります。
順位等に一喜一憂することも模試の醍醐味ですが、まだまだ受験勉強はつづきます。
模試の仕上げである答案返却後に何をすべきなのでしょうか。
別の勉強をしよう
みなさんの多くは模試が帰ってきたら復習をやるべきだと思うのではないでしょうか。
しかし復習は根気が要る作業で時間がかかります。
実は、模試の復習はもし直後に行ってしまえば、この段階で必ずしもやる必要はありません。
復習ばかりに時間はかけられませんからね。
むしろ二回目の復習はもっと受験本番に近づいてからのほうが効率的です。
ですので、返却後は復習の代わりに他の勉強をしましょう。
次の模試での結果があがるように、限られた時間を有効に使ってください。
おわりに
いかがでしたか?
上で述べてきたとおり模試を有効活用するポイントはいっぱいあります。
とはいっても模試はあくまで「模擬」試験。
リラックスしすぎてしまうかもしれません。
けれどもせっかくお金と時間をかけて受けるのですから、最大限に利用しなくてはもったいないです。
ここにあることを実践して模試に全力で取り組んでください。
そうすれば受験当日にも実力を最大限に発揮でき、合格に一歩近づきますよ!