併願受験とは?

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この記事は 2016年06月28日に更新されました。

はじめに

“併願”という言葉、一度は聞いたことがあると思います。
高校受験をした人は、実際に併願をしていた、という人も多いはず。

大学受験においても、高校3年生の皆さんはちょうど11月・12月頃から、この併願について考える人も多いのではないでしょうか?

今回は、併願に馴染みのない高校1・2年生にも分かりやすく、また実際に併願を考えなければならない高校3年生の皆さんにも役に立つよう、大学受験における併願受験についてご説明したいと思います。

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併願受験とは?

併願受験とは、ズバり「複数の大学の試験を受けること」を指します。

大学受験において、1大学しか受けないことを、単願受験と呼び、複数の大学を受けることを併願受験と呼びます。

恐らく、ほとんどの受験生は、特に難関と呼ばれる大学を目指している受験生はなおさら、万が一第一志望の大学に落ちてしまったことを考えて、併願受験をするのではないでしょうか。

しかし、実際私の周りの友達には、第一志望しか受けなかったという人もおり、併願するか単願で一発勝負するか、というのは人によって異なるようです。

どのくらいの人数が併願するのか?

実際にどのくらいの人が併願をするのか、今回は合格サプリ編集部メンバーの東大生10名に調査をしました。

その結果は、以下のようになりました。

東大生の併願していた割合

単願(東大入試・一発勝負)をした東大生は、わずか10人に1人という結果でした。

つまり、ほとんどの大学生は併願受験をしているということですね。

しかし、併願校はむやみに増やば良いというものではありません。

よく考えず併願をしてしまうと、受験勉強の量が増えてしまったり、第一志望の大学以外で落ちてしまい勉強のモチベーションが下がるなど、悪影響も及ぼす恐れがあります。
併願校を決める上で、どのような点に気をつけなければならないのでしょうか?

併願校を決める上で押さえるべきポイント

併願校を決める上で、押さえておきたいポイントを4つにまとめました。
以下、順番に説明していきます。

入試科目と難易度

まず確認するべきなのが、入試科目と難易度です。

併願校の入試科目は、第一志望の大学の科目と同じ、もしくは少ないかを確認します。
第一志望よりも多い場合、当然ですがその科目の対策を追加でしなくてはなりません。
第一志望以外の大学のために、不要ね勉強をするほどもったいないことはありませんよね。

また難易度についても、第一志望と同等、もしくは少し簡単かどうかを確認しましょう。
難易度が同等、かつ日程が第一志望よりも前であれば、第一志望本番の試験の練習として受けることができます。また難易度が少し簡単であれば、滑り止めとしても安心して受験することができます。

受験の形式

次に、併願する大学の受験の形式を確認しましょう。

受験の形式といっても大学によって様々な形式があります。
なるべく第一志望の大学の勉強に影響がないよう、自分に合った形式で出願するのが良いでしょう。

もちろん大学名で併願校を決めることは大切ですが、どの形式で受験するのかについて慎重に考え選択することが大切ですよ。

主な受験の形式な以下の通りです。

センター試験利用入試

恐らく最も受験の労力がかからないのが、センター試験利用入試です。
センター試験の結果だけで申込をすることができるので、併願しやすい利点があります。

しかし、当然他の多くの受験生も、センター利用で併願をしてきますので、非常に倍率が高いのと、難関大学に合格するためには、90〜95%以上の得点率が必要など合格は容易ではありません。

センター試験利用で出願すれば大丈夫!と安易な気持ちでいると、センターでもし失敗してしまったとき、ショックは避けられないでしょう。あくまで選択肢の1つとしてある、ぐらいの気持ちで考えておくべきです。

学外試験会場での受験

首都圏や関西圏などにある大学の一部では、遠方に住んでいる学生のために、地方に試験会場を設けて受験できるようにしてくれています。

併願のために、宿を予約して時間を割いて東京に行く、というのは時間的にも精神的にも負担になりますが、この学外試験会場での受験はそういった負担の軽減になります。

志望大学が学外試験会場でも受験できるかどうかは確認しておくのが良いでしょう。

試験日を選択できる形式

併願したい大学があるけれど、第一志望の大学と試験日が被ってしまっている…
そんな人のために、試験日を選択できる形式をとっている大学もあります。

複数の試験日の中から日程を選んで受験できるので、併願にうってつけですね。

その他

他にも、他大学との試験日程の重複を避けるために、全学部・学科が同じ日に共通の問題で一斉に試験をしてくれる「共通試験方式」や、3科目受験でも最高得点の1科目で合否判定をしてくれる「得意科目方式」、3月に再試をしてくれる「3月入試」などがあります。

併願大学数と受験費用

3つ目のポイントが、併願大学数です。

先ほどの10人の東大生に聞いた併願大学数は以下のような結果となりました。

東大生の併願していた大学数

大学受験料は約3万円程度と決して安くなく、併願大学を増やせば増やすほど、当然受験費用も高額になってきます。

ご両親とも相談が必要ですが、大体3校程度、多くても5校程度にしておくのが、一般的かつ受験費用の負担も少なくなるので良いのではないでしょうか。

受験日程

最後のポイントが、併願大学の受験の日程です。

併願大学の日程は、第一志望の大学の前である方が良いでしょう。
第一志望の大学の練習にもなりますし、第一志望の大学を受ける前に、試験本番の雰囲気を味わうことができます。

また、これはあまり私達が何かできることでもないのですが、もし第一志望の試験日前に、併願校の試験結果が出てしまう場合、その結果をしっかりと受け止める心の準備が必要です。
結果が良ければ、もちろん自分にとって大きなプラスになりますが、もし落ちていた場合、不安でいっぱいになり、第一志望の入試で極度に緊張してしまい本来の力を発揮できなくなる恐れがあります。

心配な人は、第一志望の受験まで併願校の結果は見ない、聞かないのが良いでしょう。

まとめ

併願受験について詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

第一志望一本に絞る、というのができれば良いですが、万が一のことを考えておくのが併願受験です。
併願受験をする、しないは人それぞれですし、決めるのも最後は自分です。

もし併願受験をしようと思った人、思っている人は、併願校を決める際にぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
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