はじめに
今年は猛暑日が続いていますね。
みなさんは、日ごとに増す暑さと湿気で早くも夏バテ気味ではありませんか?
今回は夏バテ防止に効果のある簡単・おいしい・ヘルシーな料理をご紹介します!
夏休みに入り時間に余裕ができたら、勉強の合間に夏バテ防止料理を作ってみましょう。
とても簡単に短時間でできるメニューばかりなので、料理をしたことがない!という人でも大丈夫。
包丁で野菜を切るなど、単純な動作を繰り返すことはストレスの軽減につながりますし、新しい事に挑戦することで勉強疲れをリフレッシュできます。
また、大学生になって一人暮らしをしたいと思っている人は料理の練習にもなりますよ!是非お試しあれ!
目次
暑い夏を乗り越えろ!夏バテ防止レシピ
これぞ夏バテ防止料理の鉄板!冷しゃぶサラダ
分量(2人前)
- しゃぶしゃぶ用豚肉 150g
- 水菜 一束
- キャベツ 1/4個
- キュウリ 1本
- ポン酢 適量
- ラー油 少々
- 白いりごま 少々
作り方
- キュウリはうすく輪切りにする。キャベツと水菜は食べやすい大きさに切り、冷蔵庫で冷やしておく。
- 鍋にお湯をわかし、豚肉をゆでる。ゆであがったらザルにあけ、氷水につけて冷ます。
- お皿にキャベツを敷き、キュウリと水菜を盛りつける。その上に豚肉をのせ、ポン酢、ラー油、ごまをかけてできあがり。
効果
豚肉に多く含まれるビタミンB1が不足すると、疲れやすくなり、食欲も落ちてしまいます。
牛肉の約10倍量のビタミンB1を含む豚肉を、免疫力アップに効果のあるキャベツなどの野菜と一緒に食べれば効果絶大!良く冷やして食べれば箸も進みます。
ねばねば&すっぱパワーで無敵!オクラと梅の冷や奴
分量(2人前)
- 豆腐 1丁
- オクラ 4本
- 梅干し 大きめのもの1粒
- かつお節 大さじ1
- 料理酒 小さじ1
- しょうゆ 適量
- だし汁または粉末だし 少々
作り方
- オクラは洗ってうすく輪切りにする。
- 梅は種をとって、梅肉を包丁で細かく刻む。
- 豆腐は水を切り、食べやすい大きさに着る。
- 小鉢に1と2を合わせかつお節、料理酒、だしをいれ混ぜ合わせる。
- しょうゆを足しながら味を調え、器に盛った豆腐の上に添えればできあがり。
効果
オクラは、カルシウム・鉄・ビタミンB1・ビタミンCを豊富に含んでおり、これらの相乗効果で疲労回復にうってつけです。
梅干しが含むクエン酸も食欲を増進させます。
それらと、タンパク質を多く含むかつお節や豆腐を一緒に食べればまさに無敵!口当たりもさっぱりなので、普段ねばねばが苦手な人にもおすすめです。
赤いラーメンで心も体も元気に!絶品トマト冷麺
分量(2人前)
- 市販のトマトラーメン 2人用1パック
- トマト 中2個
- 水菜 一束
- ソーセージ 4本
- バジル、パセリ(乾燥したものでもOK) 少々
作り方
- 水菜とトマトは食べやすい大きさに切り、冷蔵庫で冷やしておく。
- ラーメン用のどんぶりに氷水を入れ、スープの素を溶かしておく。
- 一口サイズに切ったソーセージとラーメンを鍋で一緒にゆでる。
- ゆであがったらザルにあけ、冷たい流水で洗い冷ます。
- 冷えたらどんぶりに盛り、その上に水菜とトマトをのせ、バジルとパセリをふりかけてできあがり。
効果
最近普通のラーメン屋さんでも見かけるようになったトマトラーメン。
トマトに含まれるリコピンや、ビタミンA、ビタミンCなどの成分には抗酸化作用があるので、体に悪い影響をもたらす物質を除去してくれます。
また、酸味のあるクエン酸は消化を助けてくれるので、食欲アップ!
水分も多い野菜なので、体温をほどよく下げてむくみをとってくれますよ。
うなぎパワーで疲れを吹っ飛ばせ!かば焼き入り卵焼き
材料(2人前)
- 卵 2個
- うなぎのかば焼き 30g
- 万能ねぎ 2本
- みりん 大さじ1
- 塩 少々
- サラダ油 少々
作り方
- うなぎのかば焼きは5mm角に切る。万能ねぎは小口切りにする。
- 卵を溶いて、みりん・塩を加えて調味し、1のかば焼き・万能ねぎを混ぜる。
- 油を薄く敷いたフライパンに、2を3~4回に分けて流し、その都度手前から巻いてアルミホイルに取って形を整え、粗熱がとれたら食べやすい大きさに切る。
効果
とにかく暑い夏。汗をかくことで、塩分とともに大量のビタミンB1が失われがちになります。
そんな不足しがちなビタミンB1が補えて、栄養バランスを整えてくれる一番の食材が「うなぎ」。
そうは言っても、うな重を毎日食べるわけに行かない……。
そんな時に、このお手軽レシピはいかがでしょう。
昨日のかば焼きの残りで簡単にできる、栄養満点レシピです。
お酢パワーで食欲増進!黒酢チャーハン
材料(2人分)
- ご飯 ご飯茶碗2杯分
- 卵 2個
- 万能ねぎ 3本
- 干し桜えび 10g
- A(鶏がらスープの素 小さじ1/2、しょうゆ 小さじ1/2、砂糖 小さじ1/4、塩 小さじ1/4)
- 黒酢 大さじ2
- ごま油 大さじ2
作り方
- 卵は溶いておく。万能ねぎは小口切りにする。
- フライパンにごま油を熱し、1の溶き卵を入れ、中火強で卵を大きく混ぜ、半熟状になったら、温かいご飯を加えて手早く炒める。
- 桜えび、Aを加えて炒め、まわりから黒酢を回し入れ、よく炒め合わせる。1の万能ねぎを加え、サッと炒め合わせる。
効果
奈良時代の昔から、お酢は上流階級の人々の間で、薬や高級調味料として珍重されてきたそうです。
酢、つまり「酢酸」は、大脳にある摂食中枢を刺激して「食べたい」という欲求を刺激してくれます。
さらに、酢の刺激で唾液の分泌が促されるため、消化も促されるというスグレモノ。
昔の人のお酢の扱い方には科学的根拠があったのですね。
暑い時でも食欲をそそるお酢のさわやかな風味。
炒めるだけのカンタンお酢レシピで、お米も卵も野菜もスッキリおいしく「いただきます!」
オクラパワーが消化を助ける!まぐろのネバネバかけサラダ
材料(2人分)
- まぐろの赤身(刺身用) 50g
- 塩 少々
- こしょう 少々
- レタス 2枚(60g)
- 青じそ 4枚
- みょうが 1個
- オクラ 5本
- 熱湯 大さじ1
- だしの素 小さじ1/3
- A(しょうゆ大さじ 1・1/2、酢大さじ 1・1/2、サラダ油 大さじ1、練わさび 1・2/3)
作り方
- まぐろはひと口大に切り、塩・こしょうをふる。
- レタス・青じそは食べやすい大きさに手でちぎり、みょうがはせん切りにする。レタス・青じそ・みょうがを合わせて混ぜ合わせる。
- オクラはガクをむき、塩をあててもみ、サッとゆで、薄い輪切りにする。
- 熱湯にだしの素を加えて溶かし、Aと混ぜ合わせドレッシングを作る。
- 器に2の混ぜ合わせたサラダを敷き、1のまぐろをのせ、3のオクラをのせる。上から4のドレッシングを回しかける。
効果
オクラは「ネバネバしているから」疲労回復やスタミナアップなどに効果があると思われていますが、実はネバネバ成分自体に何らかの効果があるのではありません。
しかし、オクラが他の野菜よりも健康によいというのは本当。
なぜでしょう?
それは、オクラには他の野菜よりも多く食物繊維が含まれており、食物繊維による整腸作用が期待できるからです。
水分のとりすぎで疲れた消化器官をオクラで癒してあげましょう。
最後に
いかがでしたか?おいしい食事を作ってモリモリ食べて、夏の日差しに負けないパワーで勉強に望みましょう!
夏バテは、勉強時間が最もたくさん与えられる夏の高校生にとって最大の敵です。
ただがむしゃらに努力しても、体を壊していては効率のよい勉強なんてできるはずがありません。
つまり、「問題に勝つ前に、夏バテに勝つ!」これが夏を乗り越える最初のステップなのです。
さあ、夏バテなんかに負けている場合じゃありません。おいしく食べて、あなたも高校生の夏を謳歌しましょう!