定期テストで差をつける!成績が上がる授業の受け方

はじめに

みなさん、普段授業をどのように受けていますか?

「とりあえず黒板を写すだけ」
「先生に当てられそうな時だけ教科書を慌てて追う」

なんて受け方してませんか?

そんな受け方、もったいない! 
実は、授業は受け方次第でそのままテスト勉強にもなりうるんです。

今回はそんなテストで差がつくような授業の受け方について紹介していこうと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

授業の受け方と定期テストの関係

「そもそも、定期テストはテストが近づいてから勉強すれば大丈夫でしょ」と思っている方はいませんか?

確かに、テスト期間に勉強するだけでもある程度は間に合うかもしれません。

しかし、本格的な定期テスト対策でなくても普段から勉強しやすいように工夫しておくことでテスト勉強の苦労も減り、勉強の効果が高まります。

勉強で大事なのはできるだけ効率的で楽な方法を考えることです。「楽したいな~」と思っている人こそ、この記事を読んでください。

成績向上の秘訣!効率の良い授業の受け方

授業はその場で理解することが鉄則

思いのほか軽視されがちなのが、「授業はその場で理解する」という姿勢です。

「あ、今先生が言ったこと、わからなかったな〜。あとで確認しておこう。」では甘い!授業中に理解できていれば、あとで見返したとき復習ができるんです。

つまり、授業のその場で理解していなかったら復習の機会を一度失ってしまうのです。

ましてや居眠りやぼうっとすることは厳禁です。このような状態では、そもそも先生の声が届きません。

これでは、学校終わりやテスト前に一から勉強し直さねばならず、とても時間の無駄です。

家でその日の授業内容を新たに勉強する時間があれば、自分がしたいことにその時間を使った方がいいですよね?

せっかく一時間近く、またはそれ以上の時間を使って授業を受けるわけですから、その時間でしっかり理解することを心がけましょう。

その際気をつけることは、先生が話したことを段落分けして考えることです。

少し難しいですが、世界史を例に考えてみましょう!

例えば清朝の授業を受けたとします。はじめはヌルハチやホンタイジなどの建国初期の話が出てきますね。そして順治帝から乾隆帝の最盛期の話。そのあと西太后や溥儀などが出てくる衰退期が続きますね。

このように、出てきた話をただ聞くのではなく、「この話は全体の中でどんなポジションなのか」を考えることで理解が深まります!

理解できないことはその場で質問する

もし理解できないところがあれば、授業中に勇気をもって先生に質問しましょう。あなたがわからない問題はきっと周りの人の中にもわからない人がいます。

理解できる問題にばかり出会っていても成長はできません。理解できない問題に当たった時こそ成長できるチャンスだとポジティブに捉えましょう!

単純なことでつまづいていて恥をかいても問題ありません。周りの人より印象強く覚えることができるはずです!

またその場で質問することは、その授業の中でその内容を完結させるために必要なことでもあります。

もしわからないことあっても、それに関する質問を後回しにすると、その時の疑問に対する意欲が冷めてしまい、
「まぁ、わからなかったけど、聞きに行くの面倒だしいいや」
となってしまいがちです。

それがあとあと自分の弱点となっていきます。それを防ぐためにも、その場で疑問は解消してしまいましょう!

授業内容が簡単なら、その場で暗記しよう

授業の理解は余裕だという人もいるかもしれません。

そんな人は授業内容を「暗記」するつもりで受けましょう。理解している内容をだらだら聞いていても時間がもったいないです。

テスト勉強をしなくてもいいくらいに覚えようとしましょう!

忘れそうな箇所は自分独自の覚え方も作って、覚える努力をしましょう。そうすればテスト前に暗記事項を焦って詰め込まなくてもよいですね。

授業内容が簡単だからといって、他の教科の勉強(いわゆる内職)は厳禁です。
たとえ授業が簡単とはいえ、自分の知っていることだけが授業で解説されるかと言われると、必ずしもそうでもありません。

もしかしたら、定期テストについての重要な告知や、試験で使える小ネタなどが話されているかもしれないですよね?
そのような情報も、積極的に自分の中に吸収していきましょう。

そのためにも、授業はその難易度に関わらず、きちんと聞きましょう。

ノートに情報を一箇所に集めることを心がける!

教科にもよりますが、一冊のテキストがあってそのテキストで完結する授業というのはなかなかないでしょう。

資料集・教科書・ノート・プリント・問題集の解説など、情報が分散してしまいがちですよね。
でも、それを分散したままにしておくとテスト前に勉強する時、確認する手間が増えてしまいます。

そこで情報を一箇所に集めることを意識しましょう。ノートを見たら全て解決するようにまとめるのがベストです。

例えば授業中に資料集を確認した際には「資料集○p」と書き込んでおくだけで情報の漏れがなくなるわけです。
そうでなくとも、直接確認した内容を書き込んでおけば、資料集も確認する手間が省けますね。

授業中に問題集を解くことも多いでしょう。その際に新たに知らなかったことを学んでも、そのままにしておけば忘れてしまいます。
それを思い出すために問題集を解き直すというのは、効率が悪いです。

問題集を確認しなくても、ノートを見るだけで解決するように新たな発見は追加して書き込んでおきましょう。

しかしながら、教科書に書き込むといったことは推奨できません。
なぜなら、すでにある程度の分量の文字が並んでいる中にさらに書き込むと、逆にどこに何の情報があるかがわからなくなってしまいがちだからです。

教科書・参考書にはマーカーや付箋はOKですが、書き込みはあまりよろしくありません。
やはり時間に余裕があるのであれば、ノートにまとめるのが良いでしょう。

ただ、どうしてもノートにまとめる時間がない!という場合は汚くならない程度に、仕方なくテキストに直接記述しましょう。

成績の上がる授業の受け方のまとめ

いかがでしたか?

「あいつ普段勉強しないくせに、テストだけはいいんだよなぁ」
と言われる人には、実は今回紹介したような授業中の集中具合や聞く姿勢に何かわけがあるのかもしれません。

そのような効率的な人になるために、または毎日の授業を聞き流していてテスト前に苦労しないために、ぜひこれを実践して余裕を持ってテスト当日を迎えられるようにしてくださいね!




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