『先んずれば人を制す』東京大学理科一類に現役合格したR.Mさんの戦略

goukaku-lab_2015-06-25_11-25-18-1110x734
この記事は 2016年06月04日に更新されました。

こんにちは! 合格サプリ編集部ライターのひがしです。

日本最高峰の東京大学に合格するにはどう勉強すればいいのか?

誰もが気になるところですが、東京大学理科一類に現役合格したR.Mさんへのインタビューで、その秘訣が明らかになりました。

Mさんの高校生活や進路選択、そして現在の大学生活を見ていきましょう!

R.Mさんのプロフィール

出身 愛媛県
学歴 私立愛光高校→東京大学・理科一類に現役合格
文理 理系
受験した大学と
合否
(併願パターン)
現役時

  • 第一志望:東京大学・理科一類 合格
  • 併願は一切しなかった。

予備校・通信教育 現役時

  • 東進衛星予備校
サークル 合格サプリ編集部
現在の動向 授業で習ったプログラミングを勉強中、同時に英語学習にも取り組む

スポンサーリンク

このインタビューをまとめると…

文理選択で理系を選んだワケ

R.mさん
理系科目が得意だったから。

東京大学・理科一類を選んだワケ

R.Mさん
一番レベルの高い大学で、物理を深く学びたいと思ったから。

東京大学・理科一類の魅力を一言で表すと…

R.Mさん
選択肢が多く、自分の好きなことを学べる!

東京大学・理科一類のイメージと違ったところは?

R.Mさん
想像以上に授業が多い。

東京大学・文科一類はこんな人にオススメ!

R.Mさん
「理科一類に入りたい!」という熱い気持ちを持っている人

まずは高校生活についてお聞きします。高校ではどんな活動をしていましたか?

部活には入らず、真面目に勉強をしていました。

なぜ部活に入らなかったのかというと、中1の時、先生の「部活よりも勉強優先」という言葉を真に受けて入部するタイミングを逃したからです。

その先生は厳しい方で、毎日大量の宿題が出されました。また、医学部志望者がクラスに何人もいるような進学校だったこともあり、早い時期から勉強中心の学校生活でした。

中1~中2ではそこまで熱心に取り組んでいませんでしたが、中3から本腰を入れ始め、定期考査は二週間前から準備していました。高校に入ってからもテスト勉強は欠かさず行いました。

中3から本格的に勉強を始めたのはなぜですか?

英語の先生が褒めて伸ばすタイプだったんです。良い成績を取ると、褒めてくれました。それが嬉しくて、勉強に没頭するようになりました。

英単語ターゲット1900は中3のうちに全て覚えましたし、問題数が多くて大変だと言われているチャート式の英語文法の参考書も3週しました。私は褒めて伸びるタイプなんです(笑)。

そして、最初は褒めてもらうために勉強していましたが、次第に自分の知識が増えていく、勉強自体の面白さに気付いたんです。高1ではひたすら英語の勉強をしていましたね。知らない単語に出会うのが楽しくて、辞書を単語帳代わりに使っていました。
もしかして人生で一番勉強していたかも。

英検にも挑戦して、中3で準一級、高1で一級を取得しました。

高1で英検一級はすごいですね!楽しんで勉強をする姿勢も見習いたいです。他の教科の勉強も順調に進んだのですか?

実は高2で将棋の面白さに目覚めてしまって(笑)、しばらく勉強が手に付きませんでした。

夏になり、さすがに危機感を覚えました。親からも「中だるみしてるんじゃない?」と言われました。
何か行動を起こさないと、と焦っていた時、ちょうど東進で現代文を担当している林修先生が話題になっていたんです。この人の授業を受けたいと思いました。

地元の愛媛には河合塾も駿台もなく、唯一あった東進衛星予備校に入校しました。周りの人が黙々と勉強を進めており、自然とやる気が沸きました。学習環境が変わると、勉強への取り組みも変わると思います。

当初は現代文だけでしたが、高2の冬からは古文・数学・物理も受講しました。
これ以外の教科は、学校の授業と自習だけでした。でも、早いうちからテスト勉強に地道に取り組んでいたので、どの教科も高3に上がる前にセンターで9~10割取れる実力がついていました。

東大理科一類を第一志望にした時期と、その理由を教えて下さい。

高2の頃です。理系科目が得意で、できるだけ高いレベルの大学を目指そうと思ったからです。オープンキャンパスに行き、大学の雰囲気が良かったので第一志望にしました。

学部を決めたのは高3の春です。理科一類は物理をはじめ幅広い学問を網羅しており、選択肢の多さが魅力的でした。

物理は好きでしたが、文系科目、特に地理には苦労しましたね。興味が無い上に範囲が広いので、暗記するのが大変でした。でも、学校の勉強を積み重ねていたので足を引っ張ることはありませんでした。

やはり理系にとっては苦手な文系科目の配点が低いので、そのまま苦手科目として放っておいてしまうということがあると思います。しかし、配点が低いからといって、勉強しないのはもったいないと思います。

受験期はどのくらい勉強していましたか?

基礎力が固まっていたおかげで、問題演習に集中できました。
私の学校は授業が夜遅くまであったので、平日の勉強時間は2時間程度でした。休日は4時間くらいです。これ以上だと体力が持ちませんでしたし、量より質を重視していました。

英語はかなりアドバンテージがありましたが、東大英語の独特な形式に慣れるため過去問研究は余念なく行いました。どの設問にどれくらい時間をかけるか、解きながら戦略を練っていきました。

実際に入学してみて気付いた、東京大学理科一類の魅力や、イメージと違ったところは何ですか?

想像以上に授業数が多く、忙しいです。1年の時は必修の授業が週15コマもありました。東大の授業は1コマ105分と長いので、慣れるまで苦労しましたね。

でも、憧れの場所で学べる喜びの方が大きいです。オープンキャンパスで感じた通り、アカデミックな雰囲気に満ちています。

施設も充実していて、中でも驚いたのが、赤門で有名な本郷キャンパスにある図書館ですね。なんと階段にレッドカーペットが敷かれ、シャンデリアが吊るされているんです!思わず写真を撮ってしまいました。

あとは、街中で学生証を見せるときに若干ドヤ顔になりますね(笑)大抵相手の反応は無いんですが…

東大にはどんな学生がいますか?

全員というわけではありませんが、良くも悪くも「東大生」らしい、自分の信念を曲げない人がいます。

数学の授業で、自分の意見を発表していた時、「そんなの絶対違う!!」と声を荒げられたことがあります。彼の考えにそぐわなかったのでしょう(笑)

最後に、東大理科一類を目指す高校生にアドバイスをお願いします。

受験勉強では、基礎を固めることが第一だと思います。普段から学校のテスト勉強をしっかり行えば、高3になって焦らずに済みますよ。

僕のように地方住みだと、周囲に東大を目指す人が少なく、モチベーションを保つのが難しいかもしれません。
その場合には、各予備校が実施している東大模試を受験して、全国の受験生と自分の実力を比べるといいと思います。模試で良い成績を取るために勉強するうちに、勉強の楽しさに気付けるはずです。

誰にでも東大を目指すことはできます。「やってやろう!」という心意気で、頑張ってください。

インタビューを終えて

ひがし
学問に王道なし!ということを、改めて教えてもらいました。早い時期からの地道な積み重ねが、大学受験で実を結んだのですね。予備校に頼りすぎず、学校の勉強をメインに進める学習スタイルも参考になりました。

中3での恩師との出会いも印象的でした。「褒められたい」という思いで勉強に打ち込み、勉強の面白さに目覚め、英検一級合格を果たしたMさんは本当にすごいです。
相性のいい先生と巡り合うことは、自分を変えるきっかけになるんですね。