『自分が学びたいことのために』M.Kさんが東京大学文科Ⅱ類に進んだ理由

こんにちは! 合格サプリ編集部ライターのshunです。 

たくさんある大学の中で自分が行きたいと思える大学と出会うのはのちのモチベーションにも重要です。

そこで今回は東京大学・文科Ⅱ類の2016年度合格者で現在1年生のM.Hさんに、どんな高校生活を送り、どのようにして今の学部と進路を選んだか、そして現在の大学生活について聞きました。

このインタビューをぜひ自分の進路の参考にしてみてください。

M.Hさんのプロフィール

出身 千葉県
学歴 私立渋谷幕張中高→東京大学・文科Ⅱ類に現役合格
文理 文系
受験した大学と合否
(併願パターン)
現役時

  • 第一志望:東京大学・文科Ⅱ類 合格

慶応大学経済学部、早稲田大学政治経済学部、早稲田大学商学部、明治大学政治経済学部

予備校・通信教育 現役時

  • 駿台予備校
サークル 駒場祭委員会、合格サプリ編集部
現在の動向 留学のためTOEFLの勉強中。

このインタビューをまとめると…

文理選択で文系を選んだワケ

M.Hさん
国際情勢を学びたいと思ったから。

東京大学・文科Ⅱ類を選んだワケ

M.Hさん
新しい概念を学ぶことが好きで、特に数学系に興味があったから経済系に進むことを決めた。

東京大学・文科Ⅱ類の魅力を一言で表すと…

M.Hさん
優秀な人が周りに多く、それぞれの志も高いため良い刺激を受けられる。文理を問わず幅広い学問を学べる。

東京大学・文科Ⅱ類のイメージと違ったところ…

M.Hさん
勉強だけでなく恋愛やスポーツにも熱心!

東京大学・文科Ⅱ類はこんな人にオススメ!

M.Hさん
文系だけど数学が好きで特に経済系に興味がある人。

早速ですが、Mさんはどんな高校生でしたか?

一言で言うと真面目キャラでした。学校の課題や予習復習はきちんとこなし、みんながおろそかにしがちな家庭科など受験に直接関わらない授業も真面目に受けていましたし、周りの人たちが寝ていたり内職していたりする授業でもきっちり先生の話を聞いていました。

部活動は中高6年間テニスをやっていました。しかし僕はあまり運動が得意ではなくて…サーブも3年間練習してようやく打てるようになったんです(笑)

それに加えて生徒会にも所属していて毎日15:30~18:30の時間で業務がありなかなか忙しかったです。高3の7月まではそのような生活を送っていました。

高3の夏休みには超朝方計画を一人で立ち上げ、21時に寝て3時に起きるようにしていました。しかしこれは早く起きすぎて逆に昼寝をしてしまったので失敗でした(笑)

なるほど勉強、部活、生徒会の全てをこなすのは非常に忙しかったと思います。それでも東大に行こうと思った理由はあるのですか?

高1の頃は理系科目、特に物理と化学に興味があったのですが、国際情勢を学びたいと思い文系に進むことを決断しました。しかし僕は暗記科目が嫌いという文系向きではない性格で、日本史や世界史の中間期末テストでは50~60点代しか取れなかったんです。

しかも全く関係ない数Ⅲの教科書を興味津々で読んでたり(笑)だからこそ数学を多用する経済系で国際情勢に関わろうと決めました。

そして高校同期に東大志望が多いことからとりあえず高二の夏に東大のオープンキャンパスに行きました。そして秋には一橋大学の一橋祭や東大の駒場祭を見に行きました。どちらも活気があって惹かれたのですが、苦手な社会のウェイトが東大は重たいのでなんとなく一橋かなとその時点では思いました。

高3の秋に受けた東大の冠模試がD判定で一橋はA判定でした。そして最終的にセンターの結果が良く、親や先生の後押しもあったので東大を受験することに決めました。みなさん安心してくださいD判定でも受かります(笑)

M・Kさんは学びたいことを明確にした上で客観的な意見を受け入れて志望大学を決めたのですね。それでは晴れて東大生となった今、M・Kさんは東大にはどんな魅力があると感じていますか?

東京大学はやはり優秀な人が多く、そのような人たちと関わりを持つことで自分がいい刺激を受けていると感じています。また、東大は文系の僕が理系科目を選択できることからも幅広い学問を学べるところだと思います。

中には進級の際に理転する人もいるぐらいなので、やりたいことが決まっていない人にとってもあらゆる可能性を持った大学だと感じます

では逆に入学してみて気がついたイメージと異なる点や驚いた点はありますか?

少し残念に思ったのは東大の講義とはいえ、英語をただ和訳させるだけの授業があったことです。驚いたことはガリ勉な人が多いのかと思っていたら、勉強以外にも運動や音楽で秀でているものを持った人が多いです。

また五月祭などの行事などにも熱心な人が多く、噂ではその過程でカップルも成立しているとか(笑)

カップルも誕生しているのですか。みなさん大学生活を謳歌しているのですね!では最後に高校生へアドバイスをお願いします。

東大生を見ていて思うのは総じて時間の使い方がうまいということです。僕自身忙しい高校生活を送っていましたが、時間の使い方を工夫したので東大に受かるだけの学力をつけることができました。

自分の最終目標は何なのかを常に意識し、その目標を達成するためには今何をすべきなのか逆算することで、効率の良い勉強ができると思います。

インタビューを終えて

shun
高校1年生の頃から真面目に勉強に取り組んできたことがよく伝わるインタビューでした。僕からしたら本当にすごいことだと感じましたが、彼は日々の予習復習をこなすことは当たり前だったようです。

やはり何事も地道な努力を積み重ねることが東大合格につながったのだと思いました。また彼は自分がやりたいことを常にもっていて、それが忙しい中で勉強を続けられる原動力になったようです!




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ABOUTこの記事をかいた人

浪人を経て一橋大学商学部に入学。大都会岡山出身。岡山のソウルフードであるきびだんごをこよなく愛す。