できることを楽しめたら勝ち
受験生活において、心がけていたことはありますか?
普段の勉強を長い時間やると腐りがちというか、ダラダラしてくると思うんです。
僕は特に長い時間勉強するのが苦手だったので、短い時間でも集中100パーセントでやれることを大事にしていました。
演習を1時間以上続けてしないと決めたり、勉強を始めて20分でも集中力が切れたら休憩をはさんだりと、細かいリフレッシュをこまめにすることを心がけていました。
もちろん休憩が長くなってしまうのはダメですが、塾の建物の周りを一周するとか、CDを借りに行ったりとか、ご飯を食べたりとか。
最後に受験生にメッセージをお願いします。
勉強は辛いものみたいなイメージがありますけど、結局はできるようになることを楽しめたら勝ちだと思います。
自分の特徴、自分がどう手を抜いてどうアクセントをつければうまくいくかを知る、それが大学受験で得られる一番大事なことだと思います。
インタビューを終えて
伊沢さんの著書
伊沢さんの開成高校クイズ研究会時代のエピソードを綴った書籍も発売されています。
クイズについてや、伊沢さんの勉強法についてもっと知りたい!という人はぜひ読んでみてくださいね。↓
しかし開口一番に「反復です」と告げられ、驚きを隠すことができませんでした。
揺るぎない幅広い知識は、わたしたちも普段しているような地道で、「ありふれた」反復学習の結実なのだと知りました。
また、もうひとつ印象的だったのは、伊沢さんが「勉強が苦しかった」などと一切口にされなかったことです。
笑顔で語られる姿に、いままで本当に、学ぶことを楽しんで来られたのだなと感じました。