英語外部テストのTEAPーその難易度、対策法、採用大学などを徹底解説!

はじめに

突然ですが、みなさんはTEAPという言葉を聞いたことありますか?

英語の外部テストのことなのですが、仕組みや利用法など、実際わからないことが多いですよね。

そこで、今回はTEAPの全容について説明したいと思います!
これを読めば、TEAPの概要がわかることと思いますよ。

英語外部試験TEAPとは?(概要や難易度など)

TEAPとは?その概要について

では、そもそもTEAPとはどんな試験なのでしょうか?

TEAPとは、Test of English for Academic Purposesの略語で、上智大学と日本英語検定協会(いわゆる英検)が共同で開発した英語のテストのことです。

大学で必要とされるアカデミックな英語能力を判定することを目的に作られており、現在、入試で英語の試験を課す代わりにTEAPのスコアを利用する大学が増えています。

つまり、上手に利用することで受験を有利に受けることが可能になっています。

公式の説明も載せておきます。

TEAP(ティープ)とは、Test of English for Academic Purposesの略語で、上智大学と公益財団法人 日本英語検定協会が共同で開発した、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力(英語で資料や文献を読む、英語で講義を受ける、英語で意見を述べる、英語で文章を書くなど)をより正確に測定するテストです。
テスト形式は総合的な英語力を正確に把握することができるよう「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能で構成しています。とりわけ日本の英語学習者の弱点と言われる「Speaking」と「Writing」については、世界的に有名な英国のベッドフォードシャー大学の研究機関であるCRELLA(Centre for Research in English Language Learning and Assessment)の監修のもと、開発を行いました。

引用:http://www.eiken.or.jp/teap/

TEAPが測定する4技能について

測る技能はReading・Listening・Writing・Speakingの4技能です。

TEAPは2つの技能から受験は可能ですが、受験科目が決まっているので組み合わせを変えることはできません。

また、現在は4技能の結果を利用する大学が多く、2技能では基準に満たない大学があるので、志望校によっては注意が必要です。

テスト名 概要 時間
Reading test マークシートによる択一選択方式 70分
Listening test マークシートによる択一選択方式 約50分
Writing test 解答用紙への記入 70分
Speaking test 1対1の面接方式 約10分

さらに、より実践的な能力を測定するためにコンピュータ上で行う、TEAP CBTというものもあります。

テスト名 概要 時間
Reading test コンピュータによる択一選択方式(ドラッグ/ドロップによる解答あり) 80分​
Listening test コンピュータによる択一選択方式 40分
Writing test コンピュータの解答エリアへのタイピング 50分
Speaking test Facilitatorとのオンライン面接方式 30分

    TEAPの難易度・受験資格

    難易度は英検でいうと、準2級~準1級程度と言われています。

    高校生が習う範囲とそれよりも少し高いレベルの問題が出題されているので、幅広く英語の能力を測定することができます。

    受験資格は高校2年生以上です。
    何度も受けることができますが、TEAP試験は年に3回しか行われていません。

    そして、3回目の日程が11月で結果が出るのは12月なので、高校3年生はその回の結果は利用することができません。

    一番良かった点数を利用することができるので安心ですが、実質高校生活で受験することができるのは最大5回なので注意しましょう。

    TEAPの実施日程・申し込みについて

    TEAPもTEAP CBTも、2018年度は年に3回実施予定となっており、TEAPが7月・9月・11月に、TEAP CBTが6月・9月・10月に試験を行います。

    受験料は受ける技能数によって決まっています。

    また、支払い方法がクレジットカード利用かコンビニ・ATMでの振込かで申し込み期間が異なります。

    クレジットカードで支払う場合はコンビニ・ATMでの振り込む場合に比べて、10日間ほど申し込み期間が長くなっています。

    しかし、どちらの場合も約1ヶ月前までには申し込みが終わってしまうので注意しましょう。

    TEAPの受験パターンと受験料

    TEAPの受験料は、受験する技能数によって変わります。

    技能は2つ以上受けなければならず、1つの技能の受験はできません。

    また、技能の受験パターンは定められており、組み合わせを変えることはできません。

    TEAP CBTは4技能試験のみになっています。受験料はTEAPと同じです。

    技能パターン 技能 受験料
    4技能パターン Reading / Listening + Writing + Speaking 15000円
    3技能パターン Reading / Listening + Writing 10000円
    2技能パターン Reading / Listening 6000円

    TEAPの受験会場について

    TEAPの2018年度の試験会場は20都道府県を予定しています。
    (北海道、宮城、秋田、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島、香川、福岡、熊本)

    一方のTEAP CBTの会場は、11都道府県を予定しています。
    (北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡)

    TEAPを利用する際の注意事項

    TEAPのスコアには、有効期限があります。

    TEAPを受験し、スコアを取得後、2年度の間有効です(取得した翌年度または翌々年度の大学入学に利用可能)。

    高校2年生で取得したスコアは、浪人してしまったら利用できないことに注意しましょう。

    また、TEAP利用入試をするときに必要な技能数やスコアは大学や学部によって異なります。
    大学の入試案内をよく読み、基準を満たすようにしましょう。

    TEAPを利用するメリット

    TEAPの概要が分かってきたところで、この入試制度のメリットを見てみましょう。

    メリット1:学部別英語対策をする必要性がない

    TEAP利用型入試は、基準さえ満たせば1回のスコアで複数の大学・学部へ併願することができます。

    また、大学によっては入試自体も1回で複数の学部を受けることが可能です。

    つまり、学部別英語対策をしなくていい分、その時間を他教科の対策の時間にさくことができるのです。

    メリット2:何度も受けられる

    TEAPは年に3回実施され、高校2年生から何回でも受験可能なので、その中で基準点を満たせばいいわけです。

    普通の入試だとチャンスは1回きりしかないですが、英語の試験だけ挑戦するチャンスが増えていることになります。

    しかし、3回目は11月または12月と遅いので、3年生は受けるメリットはありません。

    3年生の2回目まで志望大学の基準を満たすスコアを出さなければならないということに気をつけましょう。

    先ほども言いましたが、チャンスは5回です。
    それでも、入試の1回限りを考えると、かなり余裕が持てますよね。

    メリット3:英語が苦手な人も有利になる

    上記の

    • 他の教科に集中できる
    • 何回でも受験可能

    ということを踏まえると、英語が苦手な人も、受験を有利に進めることが可能だということがわかります。

    高校生が習う範囲さえ勉強すれば、TEAPで一定の点数を取ることができます。

    大学別・学部別の難解な英語のテストを受ける必要がなく、受験勉強の時には他教科を伸ばすことに専念することができるのです。

    英語の試験を何回も受けられることになるので、たとえ一回の成績が悪くてもやり直しが可能です。

    英語が得意な人が利用する制度だと考えられていることも多いですが、実はTOEICほど難易度が高くなく、受験のチャンスも多いことを考えると英語に自信がない人こそ利用してみる価値があると思います。

    TEAP利用入試の導入

    この入試制度は2014年に上智大学が始めました。

    2018年現在では上智大学をはじめ、早稲田、MARCHなど関東だけでも20校以上がTEAP利用型入試を導入しています。

    全国では74校になり、筑波大学金沢大学など、国公立大学もTEAP利用入試を始めました。

    TEAP利用型入試といっても学校によって対象学部や要求されるスコアは大きく異なります。

    学校や学部によって要求されているテストの種類やスコアが異なるのでしっかりと調べましょう。

    参考サイト:http://www.eiken.or.jp/teap/group/list.html

    TEAP試験の対策方法

    TEAPの試験問題は文法問題や短文・600語程度の長文など様々な形式を組み合わせた問題となっています。

    また、グラフ等を組み合わせた問題も多くあります。
    問題文が全て英語で書いてあるので、対策としてはまずどんな質問がされているかを把握することから始めましょう。

    最近では、公式サイトに見本の問題が掲載されています。
    どんな問題が出るか不安な方は、事前に解いてみると良いでしょう。

    Speaking testについては、本番で緊張して頭が真っ白になってしまわないよう、英語の先生に本番形式で練習してもらうのがオススメです。

    おわりに

    いかがでしたか?

    TEAP試験は利用することでとても有利に受験することができます。
    知っておいて損はありません。

    ぜひ外部の試験も十分理解した上で活用できる部分は活用し、志望校へのチャンスを増やし合格を掴み取りましょう!

    参考サイト:http://www.eiken.or.jp/teap/
    http://www.eiken.or.jp/teap/cbt/