何度も受けられる!TEAP利用型入試とは

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画像引用:TEAPの特徴とメリット | TEAP | 公益財団法人 日本英語検定協会

この記事は 2017年03月04日に更新されました。

こんにちは、合格サプリ編集部です。

みなさん、「TEAP利用入試」って聞いたことありますか?

英語の外部テストを利用した入試のことなのですが、仕組みや利用法など、実際わからないことが多いですよね。

そこで、今回はTEAPの仕組みについて説明します!

TEAPとは

概要

では、そもそもTEAPとはどんな試験なのでしょうか?

TEAPは上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した英語のテストです。

現在、入試でTEAPのスコアを利用する大学が増えつつあり、うまく使うことで受験に有利になります。

入試に外部テストを利用するというシステムなのですね。

測定する技能

測る技能はReading・Listening・Writing・Speakingの4技能です。

テスト名 概要 時間
Reading test マークシートによる択一選択方式 70分
Listening test マークシートによる択一選択方式 約50分
Writing test 解答用紙への記入 70分
Speaking test 1対1の面接方式 約10分

さらに、より実践的な能力を測定するためにコンピュータ上で行う、TEAP CBTというものもあります。

TEAP CBTを入試に利用している大学は現在上智大学だけです。

テスト名 概要 時間
Reading test コンピュータによる択一選択方式(ドラッグ/ドロップによる解答あり) 80分​
Listening test コンピュータによる択一選択方式 40分
Writing test コンピュータの解答エリアへのタイピング 50分
Speaking test Facilitatorとのオンライン面接方式 30分

    難易度・受験資格

    難易度は英検でいうと、準2級~準1級程度と言われています。

    高校生が習う範囲とそれよりも少し高いレベルの問題が出題されているので、幅広く英語の能力を測定することができます。

    受験資格は高校2年生以上です。

    日程・申し込みについて

    TEAPは年に3回、TEAP CBTは年1回(2017年度は、複数回実施予定)実施されています。
    2017年のTEAPの日程は、7月23日・10月1日・12月3日です。

    受験料は受ける技能数によって決まっています。

    また、支払い方法がクレジットカード利用かコンビニ・ATMでの振込かで申し込み期間が異なります。

    クレジットカードで支払う場合はコンビニ・ATMでの振り込む場合に比べて、10日間ほど申し込み期間が長くなっています。

    しかし、どちらの場合も約1ヶ月前までには申し込みが終わってしまうので注意しましょう。

    受験パターンと受験料

    TEAPの受験料は、受験する技能数によって変わります。

    技能は2つ以上受けなければならず、1つの技能の受験はできません。

    また、技能の受験パターンは定められており、組み合わせを変えることはできません。

    TEAP CBTは4技能試験のみになっています。受験料はTEAPと同じです。

    技能パターン 技能 受験料
    4技能パターン Reading / Listening + Writing + Speaking 15000円
    3技能パターン(※TEAPのみ) Reading / Listening + Writing 10000円
    2技能パターン Reading / Listening 6000円

    受験会場について

    TEAPの2016年度の試験会場は全国12都市、約35会場でした。
    (札幌 / 仙台 / 埼玉 / 千葉 / 東京 / 神奈川 / 金沢 / 静岡 / 名古屋 / 大阪 / 広島 / 福岡)

    TEAP CBTの会場は東京・大阪の2都市でしたが、2017年度に拡大予定があります。

    受験可能な大学をTEAPの公式ホームページでチェックしましょう。

    注意事項

    TEAPのスコアには、有効期限があります。

    TEAPを受験し、スコアを取得後、2年度の間有効です(取得した翌年度または翌々年度の大学入学に利用可能)。

    高校2年生で取得したスコアは、浪人してしまったら利用できないことに注意しましょう。

    また、TEAP利用入試をするときに必要な技能数やスコアは大学や学部によって異なります。

    大学の入試案内をよく読み、基準を満たすようにしましょう。

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    TEAP利用型入試のメリット

    TEAPの概要が分かってきたところで、この入試制度のメリットを見てみましょう。

    学部別英語対策をする必要性がない

    TEAP利用型入試は、基準さえ満たせば1回のスコアで複数の大学・学部へ併願することができます。

    また、大学によっては入試自体も1回で複数の学部を受けることが可能です。

    つまり、学部別英語対策をしなくていい分、その時間を他教科の対策の時間にさくことができるのです。

    何度も受けられる

    TEAPは年に3回実施され、高校2年生から何回でも受験可能なので、その中で基準点を満たせばいいわけです。

    普通の入試だとチャンスは1回きりしかないですが、英語の試験だけ挑戦するチャンスが増えていることになります。

    しかし、3回目は11月または12月と遅いので、3年生は受けるメリットはありません。

    3年生の2回目まで志望大学の基準を満たすスコアを出さなければならないということに気をつけましょう。

    英語が苦手な人も有利になる

    上記の
    ①他の教科に集中できる

    ②何回でも受験可能

    ということを踏まえると、英語が苦手な人も、受験を有利に進めることが可能だということがわかります。

    高校生が習う範囲さえ勉強すれば、TEAPで一定の点数を取ることができます。

    大学別・学部別の難解な英語のテストを受ける必要がなく、受験勉強の時には他教科を伸ばすことに専念することができるのです。

    英語の試験を何回も受けられることになるので、たとえ一回の成績が悪くても、やり直しが可能です。

    英語が得意な人が利用する制度だと考えられていることも多いですが、実はTOEICほど難易度が高くなく、受験のチャンスも多いことを考えると英語に自信がない人こそ利用してみる価値があると思います。

    TEAP利用入試の導入

    この入試制度は2014年に上智大学が始めました。

    2016年現在では上智大学をはじめ、早稲田、MARCHなど関東だけでも20校以上がTEAP利用型入試を導入しています。

    全国では60校近くになり、筑波大学金沢大学など、国公立大学もTEAP利用入試を始めました。

    TEAP利用型入試といっても学校によって対象学部や要求されるスコアは大きく異なります。

    学校や学部によって要求されているテストの種類やスコアが異なるのでしっかりと調べましょう。

    TEAP利用入試が可能な大学(2016年度 順不同)

    地方 大学名
    北海道・東北地方 北海学園大学
    関東地方 上智大学 立教大学 中央大学 青山学院大学 獨協大学 神田外国語大学 東京理科大学 武蔵野大学 筑波大学 明治大学 早稲田大学 学習院大学 関東学院大学 明治学院大学 聖路加国際大学 東洋大学 法政大学 東京女子大学 専修大学 駒澤大学 武蔵大学 東京海洋大学 日本体育大学 千葉工業大学 東京音楽大学 芝浦工業大学 
    北陸・中部地方 中京大学 南山大学 愛知大学 名城大学 金沢星稜大学 藤田保健衛生大学 金沢大学 名古屋工業大学 名古屋外国語大学 名古屋学院大学 愛知学院大学 常葉大学 静岡文化芸術大学
    関西地方 関西大学 近畿大学 神戸海星女子学院大学 関西学院大学 立命館大学 関西国際大学 同志社女子大学 龍谷大学 京都産業大学 桃山学院大学甲南大学 京都外国語大学 摂南大学 京都文教大学
    中国地方 広島大学 エリザベト音楽大学 広島修道大学 高知大学
    九州地方 福岡大学 立命館アジア太平洋大学 西南学院大学 九州工業大学 鹿児島大学

    おわりに

    いかがでしたか?

    TEAP試験は利用することでとても有利に受験することができます。

    知っておいて損はありません。

    ぜひ利用し、志望校へのチャンスを増やし、合格を掴み取りましょう。