はじめに
年に一度、全国の受験生が集結し、一斉に受ける共通テスト。
現役の受験生にとっては初めて受けるものですし、会場もほとんどの人にとっては初めて訪れる場所でしょう。
初めてだらけで何が起こるか分からない、だからこそ準備だけは万全にしておきたいものです。
試験会場の下見や持ち物確認は基本中の基本。
今回は、共通テスト会場の下見をする際の見ておくべきポイントをまとめてみました。
これを見ながら準備して、万全の態勢で共通テストを乗り切りましょう!
目次
共通テスト会場の下見でチェックすべきポイント
共通テスト会場では以下の6つを確認しましょう。
ちなみに、試験会場となる大学は、共通テスト前日を試験準備日として関係者以外の立ち入りを禁止しているところもあるので、前日より前の平日の昼間に行くことをおすすめします。
【試験会場の下見でのチェックポイント①】キャンパスの場所
当たり前かと思うかもしれませんが、キャンパスが複数ある大学があり、うっかり別のキャンパスと間違えてしまう可能性があります。
例えば、東京大学の場合は、駒場キャンパスと本郷キャンパス、東京工業大学の場合は、大岡山キャンパスと田町キャンパスと、異なるキャンパスで試験が実施されます。
同じ大学のキャンパスでも場所は全く異なる場合が多いので、もし当日、自分の試験会場と別のキャンパスに行ってしまったらほぼアウトです。
会場を間違えてしまうと、それだけで心の余裕もなくなってしまいます。
指定されたキャンパスはどこなのかをしっかりと確認しておきましょう。
【試験会場の下見でのチェックポイント②】会場となる教室の位置
高校と比べると、大学はかなり敷地が広く、建物の数も多いです。
一つの建物の中にも、多くの教室があります。
下見は試験会場の大学に来たと言うだけで満足してしまう人もいますが、会場の場所を確認しただけだと、試験当日に教室の場所が分からず焦ってしまいます。
大学の入り口から会場となる教室にたどり着くまでにも多少の時間を要するので、試験当日にスムーズに行けるようにあらかじめ教室の位置を確かめ、実際に行ってみましょう。
【試験会場の下見でのチェックポイント③】トイレの場所
共通テストの休み時間は長いとはいえ、できるだけお手洗いにかける時間は少なくしたいものです。
そのためにも、あらかじめトイレの位置を確認しておきましょう。
試験を受ける教室によってはトイレが遠かったり、数が少なかったりすることもあります。
場所を把握し、スムーズにトイレまで行けたとしても、混み合っている可能性が高いです。
そんな場合にも対処できるように、別の階や建物にもいくつかトイレの場所を知っておいたほうが良いでしょう。
【試験会場の下見でのチェックポイント④】昼食を取る場所
昼食は、たいていの試験会場では試験を受けてる教室の自分の席で食べることができます。
しかし、会場によっては別に昼食をとるスペースが設けられているところもあるので、その場合は、試験会場の教室との距離や行き方を確認してみてください。
【試験会場の下見でのチェックポイント⑤】休み時間に気分転換できる場所
共通テストはお昼休み以外にも、試験と試験の間に1時間近く休み時間があります。
そんな時、ずっと試験を受ける教室にいては息が詰まってしまう!なんて人もいるでしょう。
自分の席から離れて少し外に出るだけで十分気分転換はできます。
あまり人のいない、静かそうな場所をいくつか見つけておくと、試験の合間に抜け出してリラックスできそうです。
【試験会場の下見でのチェックポイント⑥】試験会場へのアクセス方法
大学まで公共の交通機関を使うという人が大半でしょう。
主に電車やバスのどちらか、もしくは両方だと思いますが、下見の際にはこの交通機関の確認が最も大事といえるほど重要なことです。
- どのルートで行くのが一番早いか
- どこの駅が混むのか
- どこで乗り換えるのが一番スムーズか
- 駅から試験会場までバスは出てるのか
- バス停はどこにあるのか
- 駅から試験会場までの道で迷いそうな場所はないか
- 交通費は往復合わせていくらかかるのか
……などなど、確認しておきたいことは山ほどあります。
平日と土日でバスも電車もダイヤが違っているので、共通テストのある土日の時刻表をチェックしておくことが重要です
国立大学などの大規模な大学で行われる場合、受験生専用の送迎バスを出しているところもあるようなので、事前に調べておくと良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
試験会場の下見をしっかりしていると、精神的に余裕を持つことができます。
会場下見をきちんとして、万全の態勢で試験に臨みましょう!
またこちらの記事では、共通テスト当日の服装についても書かれています。ぜひこの記事と一緒に読んで参考にしてください!
持ち物に関する記事もあわせてご覧くださいね。