これで安心! センター試験の日程とスケジュール、受験料と注意すべきポイント

2018年度のセンター試験の日程は?

毎年、1月の中旬に実施される大学入試センター試験。

2018年度(平成30年度)のセンター試験2018年1月13日1月14日の2日間で行われます。
2016年度が16, 17日、2017年度が14, 15日で行われたことを考えると、やや早めと言えますね。

ちなみに追試験・再試験の日程は1月20日、21日です。

2018年度センター試験の全体スケジュールは?

大学入試センターはすでに2018年度の大学入試センター試験実施要項(出題教科・試験時間・配点など)を公開しています。
それによると、出願に関する具体的な手続方法や、試験に関する細かな事柄が載った「受験案内」が2017年9月1日より配布されます。この中にセンター試験の志願票などが入っています。

出願期間は2017年9月26日から10月6日(消印有効)までです。

検定料の払込期限も10月6日までです。余裕をもって検定料を支払い、ギリギリに出願することのないようにしましょう。

その後、出願が確かに受理された人には、10月下旬までに確認はがきが届きます。
この確認はがきで志願票の記入ミスが発覚した場合、訂正期間内に届け出る必要があります。訂正期間は一週間前後と短めなので注意してください。

受験番号や試験会場などが記載された受験票が送られてくるのは12月中旬頃です。

そして、1月13, 14日に大学入試センター試験(本試験)が実施されます。
解答も速報でその日のうちに公開されます。
センターを受けたあとは各自で自己採点をしてください。

もし、病気や危篤などのやむを得ない理由で本試験を受験できない人は、1月20, 21日の追試験を受けましょう。

センター試験の受験者数、平均点、最高点、最低点、標準偏差などは、1月17日(予定)に中間発表、2月1日(予定)に最終発表がされます。

そして肝心の成績の本人開示は、2018年度のすべての入試が終了した2018年4月16日以降となります。
それまでは、自己採点でしか自分の点数を知ることはできないので間違いのないようにしてください。

2017 年
9 月 1 日 〜 センター試験「受験案内」配布開始
9 月 1 日 〜 10 月 6 日 センター試験検定料払い込み
〜 10 月 下旬 確認はがきの送付
10 月 下旬 〜 11 月 上旬 訂正期間
〜 12 月 中旬 受験票送付
2018 年
1 月 13 日, 14 日 センター試験 本試験
1 月 17 日(予定) センター試験 平均点などの中間発表
1 月 20 日, 21 日 センター試験 追試験・再試験
2 月 1 日(予定) センター試験 平均点などの最終発表
4 月 16 日 〜 成績の本人開示

2018年度センター試験の時間割

2018年(平成30年)1月13日, 14日のセンター試験の時間割は、以下のとおりです。

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自分が受験する科目の日時をしっかり確認しておきましょう。

センター試験出願に必要なもの

現役生の場合

  • 志願票
  • 検定料受付証明書
  • 現役生であれば、在学する学校の校長を経由して大学入試センターにまとめて受験票が送られるので、特に在学証明書などは必要ありません。

    既卒生の場合

    • 志願票
    • 検定料受付証明書
    • 出願資格を証明する書類(卒業証明書)
    • 既に高校を卒業している方は、現役生とは異なり、出願資格を証明する書類を添えて、直接大学入試センターに提出しなければなりません。

      センター試験出願方法

      ①受験案内を取り寄せる

      センター試験に出願するには、まず「受験案内」を取り寄せる必要があります。

      こちらは現役生であれば学校がまとめて取り寄せてくれるので、個人が申し込む必要はありません。
      既卒生であれば各自で申し込んで取り寄せます。

      この中に志願票や検定料払込用紙などの出願に欠かせない書類が入っています。

      ②受験料を払い込む

      届いたら、次はセンター試験の受験料を払い込まなければなりません。

      受験料は、3教科以上を受験する場合2教科以下を受験する場合で値段が異なっています。

      3教科以上受験する場合、18,000円
      2教科以下を受験する場合、12,000 円です。

      成績開示を希望するのであれば、この料金に+800円が必要です。

      これを郵便局または銀行の受付窓口で払い込みます。

      払い込むと、志願書に貼り付けるための検定料受付証明書に印が押されて戻ってきます。

      ③志願票を記入する

      志願票は両面に記入するところがありますので、もれのないようにしましょう。

      表面には、名前、住所、高校名、連絡先などの基本的なプロフィールを書きます。

      裏面では、受験教科、外国語・数学の別冊子の配付希望、成績通知の希望有無などを選択することができます。

      外国語・数学の別冊子というのは、外国語は、本冊子である『英語』以外の『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』を選んだ方、数学は、本冊子「数学Ⅱ」『数学Ⅱ・数学B』以外の『簿記・会計』『情報関係基礎』を選択した方のみが必要となります。
      本冊子は受験者全員に配付されますが、別冊子は志願票の「別冊子試験問題の配付希望欄」のいずれかの科目に○をした受験者にのみ配付されます。

      成績通知は、2018年度のすべての入試が終わった2018年4月16日以降に開示されます。
      +800円が必要となりますが、これを申し込まないと永久に自分の本当の点数が分かることはないので、気になる方は申し込むことをオススメします。

      検定料を払い込んだ証明である「検定料受付証明書」の貼り付け欄も裏面にあるので、忘れずに貼りましょう。

      ④高校を通して出願

      現役生は、学校がまとめて出願することが決められているので、学校が指定した期日までに提出しましょう。
      実際の出願締め切りよりも早めになっていると思うので注意してください。

      それ以外の人に関しては、各自で期限を守って直接大学入試センターに郵送で提出してください。

      出願の際の注意事項

      検定料の支払いは必ず受付窓口で!

      検定料の支払いは、「ゆうちょ銀行・郵便局の受付窓口」もしくは「払込書裏面記載の銀行の受付窓口」に限定されています。

      ATMからの送金は利用できないので注意してください。(送金そのものはATMなどでも出来ますが、大学入試センターは禁止しています)

      ちなみに郵便局・ゆうちょ銀行で払い込む場合は振込手数料が無料になるので、こちらから支払う方が多いです。

      保護者に払ってもらうつもりの人は、しっかりこのことを伝えておきましょう。

      もし志願票を書き間違えても慌てない

      「志願票を提出した後で、書き間違えたことに気づいた・・・!」

      こんな人でも慌てなくて大丈夫です。

      出願後しばらくすると、大学入試センターから「確認はがき」というものが送られてきます。
      これは、出願が確かに受理されたことを通知するとともに、志願票で記入した事項の中でも、特に重要な事項(受験教科など)を確認するためのものです。

      もしこのはがきの表示で誤っている箇所があった場合は、指定された訂正期間内に届け出ましょう。
      これ以降の訂正や変更は認められません。訂正期間は非常に短いので気をつけてください。

      あとから訂正できるからと言って油断せず、志願票を書くときは間違いがないか十分に確認してから提出してくださいね!

      志願票は必ずコピーをとって保管しておく

      確認はがきが届いたあと、保管してある志願票のコピーと照らし合わせて、出願時の登録内容と確認はがきの表示内容に誤りがないかを確認しなければなりません。

      また、コピーをとっていると、「もしかしたら記入ミスしたかも・・・」なんていう心配をせずにすむので、提出の前には志願票を両面ともコピーしておきましょう。 

      「地歴・公民」両方受ける場合でも1教科という扱いになる

      地理歴史及び公民については、受験する教科数にかかわらず、受験教科数は「1」として扱われます。
      例えば、「英語」と「地歴」と「公民」を受けた場合は2教科となります。

      また、1つの教科の中で複数の科目を受験する場合も、1教科として数えてください。
      例えば、「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」、「化学基礎」、「物理基礎」、「物理」の5科目を受験する場合は2教科という扱いになります。

      これは検定料の金額に関わってくるので、自分が何教科受験するのかきちんと把握しておきましょう。




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