これで完璧!東大生が東大入試対策(文系)について徹底解説してみた

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秋が深まるこの時期。いよいよ受験も佳境に入るのではないでしょうか?

かく言う私も昨年のこの時期は、東大合格を目指し毎日勉学に取り組んでいました。
そんな受験真っ只中に、私は二次試験の心得のようなものを作成して、二次試験において最低限こなさねばならないことをまとめました。

そしてそれに忠実に従った結果、現役で東大に合格できたのです!

今回は、そんな心得を紹介し、東大の二次試験本番で自分の実力が最大限に発揮されるようにお手伝いができればなと思っています!

この記事1つで、東大二次試験を受けるにあたっての全ての情報を含むようにしてみました!
今年受験生の人はもちろん、これから東大を受けようか迷っている高1、2年生の人も東大の入試を攻略する上で、どのようなことが必要かを知るために使っていただけると嬉しいです。

1ページ目には、センター・二次の要求科目や、合格平均点や最低点などの基本情報を載せてあります。
2ページ目には、東大二次試験を受ける上で、必要な知識をまとめています。
3ページ目には、私が受験生の時に使っていた、各教科の戦術を紹介しています。

ぜひ最後まで読んで、東大入試を有利に進められるようにしてくださいね!
※この記事は文系向けです。理系の方はこちらをご覧ください。

東大生が東大入試を解説!日程・科目選択から問題の傾向まで

2015.12.20

また、私の選択した社会の科目は、地理・世界史です。
日本史選択の方はこちらの記事などを参照すると良いと思います。

偏差値40から東大に合格した日本史の勉強法を紹介!

2015.09.13

必見!東大入試の基本情報

このページでは、東大入試に挑むにあたって最低限押さえておくべき知識を紹介していきます。
知らなかった情報は、きちんと入試が終わるまで覚えておくようにしてくださいね。

東大の要求科目(センター・二次)

皆さんは、東大が一次試験として大学入試センター試験を、二次試験として東大独自の入試問題を課しているのは知っていることだと思います。

知っていた人も、初めて知った人も、今一度東大が合格するために要求している科目について確認していきましょう。

まずはセンター試験からです。

センターの要求科目は以下のようにまとめることができます。

教 科 科 目 ※[ ]内は,旧教育課程から出題される科目 科目選択の方 法
国 語 『国語』 必 須
地理歴史 「世界史B」 「日本史B」 「地理B」 公民と合わせて4科目のうちから 2 科目を選択
公 民 『倫理,政治・経済』
数 学 『数学I・数学A』 必 須
『数学II・数学B』 『簿記・会計』 『情報関係基礎』[「工業数理基礎」] 左の 3 科目のうちから 1 科目を選択 ただし,『簿記・会計』,『情報関係基礎』を選択 できる者は,高等学校又は中等教育学校においてこ れらの科目を履修した者及び専修学校の高等課程の 修了(見込み)者だけです。旧教育課程履修者のうち,高等学校又は中等教育 学校において「工業数理基礎」を履修したもの及び 専修学校の高等課程の修了(見込み)者に限り,新 教育課程による出題科目・科目選択の方法に加え「工業数理基礎」を選択することができます。
理 科 「物理基礎」(「物理」) 「化学基礎」(「化学」) 「生物基礎」(「生物」) 「地学基礎」(「地学」) 左の基礎を付した 4 科目のうちから 2 科目を選択 ただし,「基礎を付していない科目」を 2 科目選 択した場合には,「基礎を付した科目」を選択した ものとみなします。(注)
外国 語 『英語』 『ドイツ語』 『フランス語』 『中国語』 『韓国語』 左の 5 科目のうちから 1 科目を選択 なお,『英語』のリスニングの成績は,利用しま せん。
(注)
(1) 「基礎を付した科目」とは,物理基礎,化学基礎,生物基礎,地学基礎を指します。
(2) 「基礎を付していない科目」とは,物理,化学,生物,地学を指します。
(3) 物理基礎,化学基礎,生物基礎,地学基礎の 4 科目の中から 2 科目と,物理,化学,生物,地学の 4 科目の中から 1 科目を選択した場合には,基礎を付した 2 科目を利用します。
(4) 物理,化学,生物,地学の 4 科目の中から 2 科目選択した場合には,合計得点(200点満点)
を100点満点に換算して利用します。

大雑把に押さえておくべきポイントを挙げておきます。

・文系はまず基本的に、5教科8科目を受験することとなっています。
・選択科目は、理科基礎(4つから2つを選択)と社会B(4つの中から2つを選択)になります。
・東大入試において、センターリスニングは使いません。よって、対策の必要はありません。

リスニングについてですが、本番では一応リスニングも受験だけはしなければなりません。
もし変な点数を取りたくない人は、少し練習しおいても良いかもしれません。
が、別に0点でも50点でも、全く関係ないことだけは知っておいてください。

次に二次試験です。

では、表でまとめてみましょう。

教 科 科 目
国 語 国語総合,国語表現,現代文B,古典B
数 学 数学I,数学II,数学A,数学B(注)
地理歴史 日本史B,世界史B,地理Bの 3 科目のうち,あらかじめ出願の 際に届け出た 2 科目
外国語 (1) 英語(コミュニケーション英語I,コミュニケーション英語 II,コミュニケーション英語III)
※ 英語試験の一部分に聞き取り試験を行います。(30分程度)(2) ドイツ語 (3) フランス語 (4) 中国語 のうち,あらかじめ出願の際に届け出た 1 外国語 ただし,英語の選択者に限り,英語の問題の一部分に代えて,他 の外国語(ドイツ語,フランス語,中国語,韓国朝鮮語)のうちか ら一つの外国語を試験場において選択することができます。なお, ここで選択できる外国語のうち,ドイツ語,フランス語,中国語の 問題は,出願時に当該外国語を選択した者が解答する問題の一部分 と同じものです。
(注) 数学の出題範囲は次のとおりです。数学I,数学II,数学Aは全範囲から,数学Bは「数列」,「ベクトル」から出題します。
※ 国語・地理歴史・外国語において,旧教育課程(平成11年 3 月文部省告示)を履修した高等学校 卒業者等に対しては,出題する教科・科目の問題の内容によって配慮を行うものとします。

東大入試の配点

試験の区分 国語 地歴・公民 数学 理科 外国語 配点合計
センター試験 (200) (200) (200) (100) (200) 110(900)
2次試験 120 120 80 - 120 440
550

東大は、一次試験のセンター900点満点を110点に圧縮します。

一方で、二次試験は440点満点です。
合計550点満点で、合否を決めます。

ここから言えることですが、東大はある意味センター試験を軽視していると言うことです。
東大が二次試験に自信を持っているのかわかりませんが、とにかくセンターの点数の良し悪しだけでは、合否は決まらないと言うことです。

よくセンター終わって油断する人がいますが、センターが終わったぐらいでは「入試は、まだ何も始まっていない」ということを知っておいてくださいね。
逆を言えば、センター失敗しても十分二次試験で挽回が可能だということでもありますよ!

東大入試:点数配分・日程

試 験 日 時 間 教 科 配点
平成30年 2 月25日(日) 9 :30 ~ 12:00 (150分) 国 語 120
14:00 ~ 15:40 (100分) 数 学 80
平成30年 2 月26日(月) 9 :30 ~ 12:00 (150分) 地 理 歴 史 120
14:00 ~ 16:00 (120分) 外 国 語 120
(計 440)

ポイント
・社会は、全部で150分の試験ですが、時間配分は自由です。
例えば、私の場合は世界史65分、地理80分にしていました。
・リスニングは要注意!
大きな教室の場合、音が聞こえにくいということがあります。
また、リスニングのスピードが未知数です。私が受けた時は、読むスピードが早く、対策はしていたもののよくわからなかったのを覚えています。
教材のように、入試のリスニングは綺麗なものではないことを押さえておいてくださいね。

東大入試:合格平均点、最低点など

最後に、東大入試の合格者平均点と、最低点について知っておきましょう。
私が受けた平成29年度の合格者平均点・最低点はこのようになっています。

科 類 第1段階選抜合格者 第2次学力試験合格者
満点 最低点 平均点 満点 最低点 平均点
文科一類 900 571 764 550 354.6 381
文科二類 900 623 777 550 348.5 374
文科三類 900 732 788 550 343.6 365
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29年度は問題が易しかったのか、全体的に点数が高めに出ています。
概ね、毎年550点の中で360点(65%)以上を取れれば合格できます。

センターは9割が1つの目安です。得点換算すると99点以上が必要です。
したがって、二次試験では260点取れれば概ね合格できることになります。

模試などを受ける前に、自分がどの科目でだいたい何点取れて、合計すると260点を超えられるのかを計算しておきましょう。

ただし、合格最低点を目指して勉強したり、目標を立てたりするのはNGです。
経験則ですがそのような人は、合格最低点を上回る点数を取れません

せめて合格者平均点を目指して勉強するとgood です。

以上が東大入試を受ける際に必要な、基礎知識でした。

次のページからは、具体的なテストにおける心得をお伝えしていきます!

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