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新・英文法頻出問題演習の特長
【新英頻】①本番で使える、精鋭された問題
一般的な受験生向け英文法の参考書は、たくさんの問題が掲載されておりとても分厚いです。そのため、持ち歩くにも重く、1周解くにも時間がかかり大変です。
しかし、『新英頻』は問題数が多すぎる、ということはありません。
テキストの厚さは1.0cm程しかないにも関わらず、PartⅠ《文法篇》は全200ページで問題総数が930問、PartⅡ《熟語篇》は全122ページで問題総数が735問掲載されています。
つまり、書名通り精鋭された頻出問題かつ質の高い問題が集約されており、本番で確実に役立つ力をすぐに身に付けられる参考書なのです。
【新英頻】②四択問題だけではない、様々な問題形式
『新英頻』には、入試を意識した様々な演習問題が掲載されています。
必須の四択問題はもちろん、現在の入試問題で6割強を占める空所補充問題、3割弱を占める整序問題、1割弱を占める誤文訂正問題などが出題されています。
一方で、本書では出題されていない問題形式もあります。
例えば、
He said to me, “I have been waiting for you.” ←→ He told me that he had been waiting for me.
のようなかつての入試では頻出だった話法の転換の問題は、現在の入試問題では出題される機会が減りました。
このように、『新英頻』は時代の変化に合わせた問題が掲載された、受験生にとって最適な参考書なのです。
【新英頻】③見開き1ページに問題と解答が載っている
本書では左ページに問題が、右ページに解答が掲載されており、見開き1ページだけで勉強できます。
とてもシンプルなデザインで、解答は赤字で、重要な部分は太字で書かれています。
マーカーを引いたり、書き込みがしやすいつくりとなっているため、間違えた問題に印を付けやすいでしょう。
また、各問題の解答の横には英訳と簡潔な解説が載っており、問題の出題意図を瞬時に理解できます。
テキスト全体の構成としては、文法事項ごとに章分けされており、さらに細かく分類されています。
つまり、ややこしい文法を体系的に理解できる、とても使いやすい参考書です。
新・英文法頻出問題演習のおすすめの勉強法・使い方
【新英頻】①黒丸から白丸の問題へと解いていき段階的に力をつける
最初のページから問題を解いていくと、難しい問題が続いたときつい投げ出したくなってしまうものです。
そこで、本書の特徴である色分けされた問題を活用していきましょう。
『新英頻』では、問題番号が黒・グレー・白の3種類に色分けされており、頻出度が一目でわかります。
順番としては、問題番号が黒丸の問題を、次にグレーの問題、最後に白丸の問題とレベルアップして解いていきます。
このように解いていくことで、必ず解けるようになりたい問題から差がつく問題へと勉強でき、段階的に力を身に付けられるのです。
色分けされた問題を上手に使い、効果的に勉強していきましょう。
【新英頻】②文法篇と熟語篇を同時に使い、2方向から理解する
『新英頻』には、PartⅠ《文法篇》とPartⅡ《熟語篇》の2冊あります。そしてこの2冊は互いに対応しています。
テキストを開いて、右ページを見てみてください。赤色で囲まれた数字が見つかるでしょう。
この数字はテキスト内の問題番号で、似たような問題や誤解しやすい問題が参照されています。
◯◯篇と書かれていれば、もう片方のテキストのページを示しています。
ですから、文法篇と熟語篇を同時に使って2方向から理解していき、知識をより深めていきましょう。
具体的にはテキストを毎日◯ページずつと決め、2冊同時に使っていきます。
文法、熟語の相互の関係性を意識して勉強することで、どのような問題でも確実に解ける力を養えるのです。
【新英頻】③解答にある例文もチェックして、紛らわしい文法もまとめて覚える
右ページに解答・解説が載っていることは前述しましたが、本書は問題ごとに対応したcf. の例文(比較・参照問題)も充実しています。
例えば、動名詞の問題にはto不定詞の例文が、目的格名詞の問題には副詞的に使われる場合の例文など、受験で狙われやすいややこしい例文が掲載されています。
左ページの問題を解き、右ページの解答・解説を見た際は、cf. の例文をチェックして紛らわしい文法もまとめて覚え、知識をより強化していきましょう。
『新英頻』を使えばあれこれと様々な参考書を使うことなく、本書に書いてある内容だけで受験で必要な問題を網羅できます。
ぜひフル活用して、様々な知識と結びつけていきましょう。