作文を早く書く方法ー年間70万字執筆する筆者からあなたへー

はじめに:作文を早く書き終えたい人に教えたい早く書く方法

夏休みや冬休みなどの長期休みの名物と言えば作文ですが、文章を書くのが苦手な方にとって、作文を書くのは非常に辛い作業ですよね。

「なんとかして、作文課題を早く終わらせたい!」

そんなみなさんのために、この記事では、年間70万字執筆する現役Webライターの筆者が、作文を早く書く方法をお伝えします!

作文が得意な人にも苦手な人にも有益な記事になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね〜。

作文を早く書く方法①:テーマを設定する

作文を書く手順は、大きく分けて

  1. テーマを設定する
  2. 話の流れを作る
  3. 本文を書く

という3つに分けられます。この記事では、3つの作業を早くする方法を順番に解説していきます。

それでは、①テーマを設定するから説明していきましょう。

大テーマから中テーマに細分化する

作文には「〇〇について書け」などのような「お題」がありますよね。しかしお題をそのまま作文の主題にすると抽象的な話になりすぎるので、「お題」をもっと具体的にする必要があります。

まず、「お題」という「大テーマ」から、より細分化された「中テーマ」を作りましょう。

やり方は単純で、「大テーマ」を言葉の単位ごとに細分化すると「中テーマ」になります。

例えば「大テーマ」が「環境保護」だとしましょう。「環境保護」というテーマは「環境」を「保護」するということなので、この2つの単語を細分化すればいいというわけです。

細分化するときには、「誰が」「何を」「いつ」「どこで」を意識するようにしましょう。

「環境保護」の例ならば、「『環境』とはどこのことを指すのか」という点に着目して、「環境」を海、山、都市環境、地球全体、宇宙……と細分化できますね。

また、「『保護』は誰がいつやることで、何を対象にしているのか」という点に注目すれば、「保護」を「私たち一人一人が、常に『環境』を対象として行う」と細分化できます。

以上を整理すると、「環境保護」という大テーマは

  • 私たち一人一人が、常に海を対象として行う環境保護
  • 私たち一人一人が、常に山を対象として行う環境保護
  • 私たち一人一人が、常に都市環境を対象として行う環境保護




というように、中テーマに細分化できますね。

細分化された中テーマの全てを取り扱うことはできないので、この中から一番書きやすそうな中テーマを選びます。

選ぶ中テーマは、できるだけ具体的にイメージしやすいテーマにしましょう。具体的な経験があると、話に説得力を持たせられますからね。

中テーマから小テーマに細分化する

中テーマを選んだら、実際に作文のテーマとなる「小テーマ」に細分化していきます。

中テーマから小テーマを作るときには、中テーマに対して「どのように」または「なぜ」を問いかけましょう。

例えば、中テーマで「私たち一人一人が、常に山を対象として行う環境保護」を選んだとします。

この中テーマに対して「どのように」を問いかけると、

「私たち一人一人が、どのようにして山を対象とした環境保護を行うのが良いか」

という自然科学的な(理系的な)小テーマが出てきます。

同じように「なぜ」を問いかけると

「私たち一人一人が、山を対象とした環境保護を行うべきであるのはなぜか」

という人文科学的な(文系的な)小テーマを導けますね。

一般に、「どのように」を問うと小テーマが自然科学的・理系的になり、「なぜ」を問うと人文科学的・文系的になります。

このどちらかの小テーマが、実際に作文を書くときのテーマになるので、自分が書きやすい方を選びましょう。

作文を早く書く方法②:話の流れを作る

小テーマを決められたら、いよいよ本格的に話を作る段階に入ります。まずは話の流れを作りましょう。

どんな話にも、スタート地点とゴール地点がありますよね。

「どのようにして」を問いかけて小テーマを作った場合、スタート地点は「現状の分析」になり、ゴール地点は「目標を達成するための解決策の提示」になります。

「なぜ」を問いかけて小テーマを作った場合は、スタート地点が「現状の分析」、ゴール地点が「現状を変えるべき理由の提示」になります。

では、スタート地点からゴール地点への話の導き方を順番に見ていきましょう。

話のスタート地点を設定し、現状を徹底的に分析する

まずは話のスタート地点を設定しましょう。スタート地点は、できるだけ具体的な現実の状況を示すのが良いです。

「私たち一人一人が、どのようにして山を対象とした環境保護を行うのが良いか」

を小テーマ(作文のテーマ)だとすると、話のスタート地点となる現状は、例えば
「ハゲ山が増えていて、水害被害が起こりやすくなっている」こととして設定できます。

スタート地点として現状を設定できたら、今度はその現状に対して「なぜ」を問いかけましょう。

「ハゲ山が増えている」という現状に対しては、例えば以下のように「なぜ」を問えますね。

  • なぜハゲ山が増えている?→森林の管理者不足
  • なぜ森林の管理者が不足している?→若手の労働力減少
  • なぜ若手の労働力が減少している?→家業を継ぐことが当たり前でなくなった。都会に出て働きやすくなった。
  • なぜ若手が森林産業につかないのか?→稼げない、肉体的にしんどい、地味なイメージがある。

「ハゲ山が増えている」という現状の原因が、随分明確になりました。

「稼げない、肉体的にしんどい、地味なイメージがある」という3つの負の要素が、巡り巡ってハゲ山を増やしていたのです。

ここまで分かれば、現状の分析は十分です。ここからは、現状を変える解決策(「なぜ」を問いかけていた場合は理由)を提示していきましょう。

解決策or理由を提示し、結論を導く

「ハゲ山」に対する徹底的な現状分析によって、「稼げない、肉体的にしんどい、地味なイメージがある」という3つの負の要素が現状の課題になっていることがわかりました。

この3つの負の要素を払拭できれば、若手の労働力を増やし、森林の管理者を増やして、森林保護しやすくなるはずです。

ではどうすれば負の要素を払拭できるのでしょうか。

簡単です。現状分析の際に「なぜ」を問いかけたように、解決策提示の際には「どのように」を問いかければ良いのです。

「ハゲ山」の問題に対しては、例えば以下のように「どのように」を問うことができます。

  • どのようにすれば森林で稼げる?→不動産としての需要を見込んで、別荘を建築する。
  • どうすれば肉体的なしんどさを解消できる?→旧来人力でやっていたものをロボットで行うようにして、人間はロボットのオペレーションや森林全体の管理に専念する。
  • どうすれば地味なイメージを払拭できる?→お洒落な空間を演出し、インフルエンサーにアピールしてもらう。

この3つの活動を地道に続けることが、森林を保護するための有効な策となる。この結論が、「解決策の提示」という話のゴールになります。

この記事では、例として「どのように」を問いかけた小テーマを扱いましたが、「なぜ」を問いかけた小テーマを扱う場合は、現状を放置することが「なぜ」悪なのかを説明すれば良いでしょう。

例えば、「森林破壊を放置することがなぜ悪いことなのか」を説明すれば、現状を変えるべき理由の説明になります。ぜひ考えてみてくださいね。

作文を早く書く方法③:本文を書く

小テーマを作成し、話の流れを作れたら、いよいよ本格的に本文を書いていきます。

本文執筆の流れは

  1. 話の流れの整理
  2. 下書きの作成
  3. 本文の執筆

になります。順を追って見ていきましょう。

話の流れの整理

スタート地点となる現状分析から、解決策or理由の提示というゴール地点を導けたら、一度その話の流れを整理しましょう。

「ハゲ山」の例だと、

  1. この作文では「どのようにして山の環境を保護するのか」というテーマを扱うことを明言する(問題提起
  2. 森林環境の現状分析
  3. 森林環境を保護するための具体策の提示
  4. 結論の確認

というように、問題提起→現状分析→解決策or理由の提示→結論という4章構成にするとわかりやすくなります。

下書きの作成

話の流れを整理できたら、章ごとに説明する内容を箇条書きでまとめ、下書きを作成しましょう。

特に、現状分析と解決策or理由の提示のところはなるべく具体的に書いてください。下書きを見てすぐ本文が書けるように、内容ごとの繋がりも意識しておきましょう。

文章に書く内容を予め決めておくことで、本文を執筆するときに迷わず書けるようになります。面倒くさがらず、しっかりまとめましょうね。

本文の執筆

下書きができたら、あとは本文を書くだけです。書く内容はすでに決まっているので、手が勝手に動くはずです。

ただし、読み手がわかりやすいように、意味のまとまりごとに改行するようにしましょう。文章は見た目も大事なので、手書きの場合は綺麗な字になっているかどうかも確認してくださいね。

おわりに:作文を早く書く方法のまとめ

いかがでしたか?

この記事で紹介した作文を早く書く方法に慣れると、800字の作文なら1時間弱で書けるようになります。ぜひ実践してみてくださいね。

それでは!!

意識するだけで劇的に改善出来る、小論文のコツ6点

2015.10.19

小論文模試全国1位の東大生菅沼が教える小論文対策

2015.09.12



皆さんの意見を聞かせてください!
合格サプリWEBに関するアンケート