はじめに:寝る前にスマホを弄ってしまう受験生へ
受験生のみなさん、寝る前にスマホを弄って時間を浪費していませんか?
勉強が終わった、さあ寝ようと思ってベッドに入った後、なんとなく手持ち無沙汰でスマホを開く。
SNSを巡回しているうちに、気がつけば何時間も経過して、翌朝睡眠不足になっている。
なんてこと、ありますよね。
寝る前の過ごし方は、翌日の勉強のパフォーマンスに影響します。ですから、受験生は勉強の効率を最大限高められるように、寝る前の時間を適切に使わなければなりません。
そこでこの記事では、翌日の勉強の効率を高める上でやってはいけない4つのことと、寝る前にすべき4つのことについて解説します。
寝る前にどうしてもスマホを触ってしまう人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
受験生が寝る前にしてはいけない4つのこと
はじめに、受験生が寝る前にしてはいけない4つのことについて解説します。
受験生が寝る前にしてはいけないのは、以下の4つです。
- スマホやテレビを見る
- 飲食する
- 熱いお風呂に入る
- 激しく運動する
心当たりがある人は、ぜひ注意して読んでみてくださいね。
受験生が寝る前にしてはいけないこと①:スマホやテレビを見る
受験生の睡眠を阻害し、勉強の効率を下げる最大の敵。その敵の名こそ、みなさんが普段使っているスマホやテレビに他なりません。
寝る前にスマホやテレビを見るデメリットは、主に以下の2点です。
- 無自覚に時間を浪費してしまう
- ブルーライトによって眠りにくくなる
スマホやテレビを見ていると無限に時間を浪費してしまうのは「あるある」ですよね。
SNSは他人の「いいね」を辿っていくと無限にネタを見つけられますし、テレビは「何か面白い番組ないかな」とチャンネルを回しているうちに時間を使ってしまいます。
しかし実は、スマホとテレビの悪影響は、時間の浪費だけではありません。スマホやテレビを寝る前に見ると、睡眠に直接悪影響が出るのです。
スマホやテレビの光(ブルーライト)を寝る前に浴びると、「メラトニン」というホルモンが脳から分泌されにくくなります。
メラトニンは睡眠を促進するホルモンなので、スマホやテレビを見ると脳が眠りにくくなってしまうのです。
というわけでみなさん、寝る前のスマホ・テレビは控えましょう。
受験生が寝る前にしてはいけないこと②:飲食する
夜勉強していると、小腹が空いてきてお菓子やジュースを摂取してしまう人もいると思います。
でも実はコレ、身体に良くないんです。
寝る前に飲食すると、睡眠中、胃の中で食べたものが消化されずに残ります。
胃の中に残留物があると、起きたときに「なんか身体が重たいな……」と感じて不快になってしまいます。
起きた時の気分が優れないと、その日のコンディションが悪くなってしまうので、できるだけ飲食は避けましょう。
どうしてもお腹が減って仕方がない場合は、ホットミルクなど消化しやすいドリンクを飲むと良いですね。
受験生が寝る前にしてはいけないこと③:熱いお風呂に入る
みなさんの中には、寝る前に熱いお風呂に入るのが好きな人もいるでしょう。
私も熱いお風呂は大好きなのですが、寝る前に入るのはオススメできません。
寝る前に熱いお風呂に入ると、体温が上がって脳が活性化し、眠りにくくなってしまうからです。
どうしても熱いお風呂に入りたいときは、夕方頃までに入るようにしましょう!
受験生が寝る前にしてはいけないこと④:激しく運動する
受験生の皆さんの中には、運動不足を気にして深夜に運動している方もいらっしゃるでしょう。
運動する習慣自体は素晴らしいのですが、深夜の運動はおすすめできません。
寝る前に熱いお風呂に入るのと同様に、体温が上がって脳が活性化しすぎてしまうからです。
ですから、運動は夕方頃に行って、その後にお風呂に入るのがベターですね。
受験生が寝る前にすべき4つのこと
ここまで、受験生が寝る前にしてはいけない4つのことを解説してきました。
以上を踏まえて、ここからは受験生が寝る前にすべき4つのことを紹介していきます。
睡眠の質を上げて、翌日の勉強のパフォーマンスを最大にするためには、寝る前のルーティンを作ることが大切です。
良質な眠りに就くためのルーティンを確立しておけば、身体が「このルーティンをやってるってことは、もうすぐ寝るんだな」と勝手に理解してくれます。
ルーティンを行うだけで身体が勝手にスリープモードに入るので、「寝よう寝よう」と思わなくても自然に寝れるようになるのです。
というわけで、以下では私が実践している寝る前のルーティンをご紹介します。ぜひこのルーティンを習慣化してみてくださいね。
受験生が寝る前にすべきこと①:軽く運動する(〜就寝5時間前)
「寝る前のルーティン」と言っても、本当に寝る直前から始まるわけではありません。
私にとっての寝る前のルーティンは、就寝の5時間前、夕方5時頃からスタートします。
朝から仕事や勉強を続けてきて肩や腰が凝ってきたタイミングで、軽く筋トレをします。
筋トレしたら15分ほどジョギングして汗を流します。デスクワークのせいで悪くなっていた血行が改善されてとても爽快な気分になるので、ジョギングはオススメです。
受験生が寝る前にすべきこと②:39℃のお風呂に15分浸かる(〜就寝4時間前)
筋トレやジョギングをして汗をかいたので、お風呂に入ります。
私がお風呂に入るとき、意識しているのは「39℃のお湯に15分浸かる」ということです。
熱いお風呂も気持ちがいいのですが、冬場は皮膚のかゆみを引き起こすので避けています。皮膚の健康を意識するなら、ぬるめのお湯に長い時間浸かるのがオススメです。
39℃のお湯にじっくり浸かっていると、1日の疲れがじわ〜っと解けていきます。
受験生の皆さんはお風呂の時間をもったいないと感じるかもしれませんが、心身の健康を保つためにも、お風呂にはしっかり入りましょう。
受験生が寝る前にすべきこと③:五感を使って語学学習する(〜就寝1時間前)
お風呂から上がってご飯を食べたら、もう少しだけ勉強します。
と言っても、それほど真剣にはやりません。勉強というよりはむしろ遊び感覚で、語学の学習をします。
寝る前に英単語の暗記をすると定着しやすい、という話はみなさん聞いたことがあるかもしれませんが、実際寝る前に覚えるとかなり記憶に残ります。
寝る前にスマホをいじるくらいなら、その時間を英単語の学習に充てましょう。寝る前の英単語学習を習慣化すれば、自然に英語の成績が上がっていくはずです。
受験生が寝る前にすべきこと④:ストレッチする(〜就寝)
勉強が終わっていい加減疲れてきたら、ベッドに倒れ込む前にストレッチしましょう。
1日中勉強していると、気がつかないうちに目・首・肩・腰に疲労が蓄積されてしまいます。
疲労を解消しないまま眠ってしまうと、その疲労を翌日に持ち越すことになってしまいます。
1日10分程度でいいので、
- 首を時計回り・反時計回りに10回ずつぐるぐる回す
- 両手を頭の後ろに組んで、30度ほど頭を後ろに倒し、その状態で15秒キープする
- 腰に手をあてて、腰を時計回り・反時計回りに10回ずつぐるぐる回す
- 両手を頭の後ろに組んだ状態で、上半身を右側に倒し、15秒キープする。終わったら今度は上半身を左側に倒し、15秒キープする。
などのストレッチを実践しましょう。特に「最近体が重いなあ」と感じる人は、ぜひストレッチを習慣にしてみてください!
おわりに:寝る前の時間をうまく使って、受験を成功させよう!
いかがでしたか?
この記事では、受験生が寝る前にしてはいけない4つのことと、4つのすべきことについて解説しました。
寝る前の習慣を変えるだけで、翌日の勉強のパフォーマンスは全く変わってきます。
最初は変化が見えづらいかもしれませんが、継続しているうちに必ず結果が出てきますので、寝る前の暗記やストレッチなどをコツコツと続けてみてくださいね。
それでは!!