解法の焦点 無機・有機編の特長
【解法の焦点 無機・有機編】①4段階のスモールステップ式で、自分のレベルに合わせて実力を伸ばせる
解法の焦点の最大の特徴は、ステップ0~3の4段階に分かれていることです。ステップ0が暗記事項、ステップ1~3が演習問題で構成されています。
各ステップについて、簡単に紹介していきます。
まずステップ0はその単元の重要事項が掲載されているので、新しい知識を身につけたり、既に習った単元を復習したりするのに使います。
ステップ1では、一問一答式や語句の穴埋めなどの問題を通して、知識が確実に身についているか確認できます。
ステップ2は、一般的な定期テストのレベルに設定されています。高1,2生の目標となるレベルです。
ステップ3では、入試の基本問題が掲載されています。こちらは受験生の目標となるレベルです。
このように、解法の焦点は4つのステップに分かれているので、今の自分のレベルと到達したいレベルに応じて、取り組むレベルを自分なりに変更できます。
【解法の焦点 無機・有機編】②暗記と3ステップの演習で知識が身につく
そもそも有機化学・無機化学は理論化学に比べて暗記事項が多いのが特徴ですが、見方を変えると知識さえあれば解ける問題が多く、重要事項の暗記が得点に直結するのです。
暗記において大切なのは、もちろん反復練習です。解法の焦点では、暗記と3ステップの演習を通して、何度も同じ単元を学習でき、知識の定着につながります。
知識がしっかり身につくと、入試の基本問題を解けるようになるだけでなく、過去問などの応用問題の学習にスムーズに移行できます。
解法の焦点は入試の基礎固めとして、ぴったりの教材なのです!
【解法の焦点 無機・有機編】③最重要事項のみを掲載したシンプルなデザイン
解法の焦点の覚えやすさの秘密は、そのシンプルなデザインにあります。例えば教科書を見て、闇雲に覚えようとしても、文章ばかりで飽きてしまいますよね。
解法の焦点のステップ0は、掲載内容が重要事項に絞られているので、覚えるべきポイントが分かりやすいのが魅力です。
さらに、重要用語は付属の赤シートを使って何度も確認できますし、大きくて見やすい図が多く掲載されています。
ステップ1~3の演習問題についても同様に、取り組みやすくなる工夫がされています。
一問一問に丁寧な解説と解答する際のポイントが示されていて、疑問を残さずに演習を進めらるのです。
また、解法の焦点は暗記部分と演習部分が連携しているので、演習問題で間違えても、暗記事項のどこを見直せば良いのかがすぐに分かるようになっています。
ちょっとした工夫ですが、間違えた問題を見直すのが面倒くさいというような悩みを解消してくれますよ。
【解法の焦点 無機・有機編】④1つの単元を短時間で終えられる
重ねて言いますが、暗記科目を攻略するのに大切なのは毎日短時間でも良いので、コツコツ取り組むことです。
部活などで忙しい高校生は、まとまった時間を勉強に使うのが難しいですし、特に理科や社会は後回しにする人が多いと思います。
そんな高校生のために、解法の焦点は、1つ1つの単元が少なめに設定されています。
無機10単元、有機18単元に細かく分かれており、1ステップ30分程度で取り組めます。忙しい高校生でも、1日30分なら毎日取り組めるのではないでしょうか。
少なめの単元設定には、もう一つの利点があります。例えば、帰宅後どうしても勉強のやる気が出ないという日があると思います。
そんな日でも「30分ならやってみよう」と机に向かうことができますよね。
解法の焦点 無機・有機編のおすすめの勉強法・使い方
【解法の焦点 無機・有機編】①書き込みをして自分だけの参考書を作る
前述の通り、解法の焦点は記載されている情報量があまり多くないので、調べものとしては使いづらいです。
おすすめは、暗記事項がまとめられているステップ0に、どんどん書き込んでいくやり方です。
もちろん、重要ポイントはすでに記載されているので、それに関連する事柄を授業で習った時や自分で調べた時にメモしていきましょう。
参考書にマーカーをしていくよりも、自分の習ったことや理解したことを言語化して記録する方が、記憶に残りやすくなります。
メモした後は、書き込んだ箇所を含めその単元全体を繰り返し見返して、記憶の定着を図りましょう。
【解法の焦点 無機・有機編】②苦手分野やテスト範囲を集中的にやる
解法の焦点を使って勉強する際、全ての問題に取り組む必要はなく、狭い範囲を集中的に勉強するのもおすすめです。
特に、定期テスト対策や苦手克服をしたい人にぴったりです。
まずは、ステップ0,1で知識の抜けや漏れを確認します。
続いて、ステップ2,3で問題演習に取り組みます。高1,2生はレベル2の定期テストレベル、受験生はレベル3の入試問題レベルが解けるのを目標にしましょう。
問題演習の後は、正解した問題も含め全ての問題の解説に目を通し、予備知識を増やします。
【解法の焦点 無機・有機編】③ステップ0をすきま時間にやる
化学が苦手な人は、ステップ0に絞って取り組むのもおすすめです。暗記のコツは取り組む時間よりも回数なので、すきま時間に取り組むのが良いでしょう。
やり方は簡単です。通学時間、休み時間などのちょっとした時間にステップ0を見返すだけです。いきなり全項目を覚えようとするのではなく、赤字から覚えていくのがポイントです。
特に、理系の受験生は理科、数学などの難しい問題を解くことが多くなると思います。空いた時間でステップ0をやると、気晴らしにもなるのでおすすめですよ。
【解法の焦点 無機・有機編】④ステップ2,3でレベルチェックをする
受験生におすすめの方法は、レベル2,3を使って、自分の実力を確認をする方法です。過去問を解き始める前に、入試の基本問題が解けるか確認できます。
受験生は、他教科の勉強もあり、化学に使える時間はあまり多くないと思います。
解法の焦点で1単元につき1~2題の演習問題を解くことで、あまり時間をかけずに有機化学、無機化学の全範囲を復習できます。
受験生は早く応用問題を解こうと焦りがちですが、過去問に取り組む前にぜひ解法の焦点を一周してみましょう。基礎が固まり、後々の問題演習がスムーズに行えるはずです。