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4STEPの特長
【4STEP】①重要な公式がまとまったページがある
まず4STEPは、最初と最後の部分に重要な公式がまとまって掲載してあります。
そのため、問題を解く上でもし公式を忘れてしまっていても、他の参考書等を見ることなく、すぐに見返すことができます。
重要な公式は基本的かつ、とても詳しく書かれているので、数学の定期試験や模擬試験が始まる直前の最終チェックにも使えますよ。
【4STEP】②問題の難易度が4段階に分かれている
4STEPは、問題の難易度が4段階に分かれています。それで4STEPという名前なのです。
具体的に言うと、各節ごとに基礎的な問題が中心の「STEP A」、教科書の例題レベルの「STEP B」、また教科書レベルより難易度の高い「発展問題」があります。そして各章の最後には入試問題または入試に近い問題を入れた「演習問題」があります。
STEP AとSTEP Bは授業後や定期試験前に、発展問題と演習問題は模擬試験や入試の勉強にやるのがおすすめです。
【4STEP】③4STEPの各単元に対応した『完成ノート』がある
4STEPには、各単元に対応した完成ノートというものがあります。
4STEPの問題を解くときに普通の大学ノートを使ってもいいのですが、完成ノートには、大学ノートにはない特徴があります。
まず、完成ノートには初めから問題が書かれています。そのため、ノートを見返すときにどの問題に対する解答なのかひと目で分かり、復習がしやすくなっています。また、完成ノートは1ページにつき1~3題という構成になっています。そのため、計算過程を記す時のスペースがほぼ決められていて、定期試験や模擬試験への対応がしやすくなります。
さらに、完成ノートは、1つの単元につき1冊になっています。そのため、特定の単元の問題を見たいときに、ページをめくる手間が省けます。
ノートを見やすくしたい人、綺麗にまとめたい人、試験のときと同じようにノートを使いたい人は、完成ノートを使うのがおすすめです。
4STEPのおすすめの勉強法・使い方
【4STEP】①授業後に、習った内容と同じ範囲の問題を解く
授業が終わったら、習った内容と同じ範囲の問題を解いて、その日習った内容がきちんと定着しているか確認しましょう。
間違えた問題があった場合は、どのように間違えたのか、どの部分の理解が足りなかったのかを考えるようにしましょう。これを徹底することで苦手な分野ができるのを防げます。
また、4STEPは問題の量が多いので、次の授業が始まる前までに、今回の授業で習った範囲のSTEP Aの問題は全部解いておくようにしましょう。問題を溜めてしまうと、後であわてることになってしまうからです。
STEP Bに関しては、部活のない日や土日等、時間のある時に解いておくようにしましょう。定期試験2週間前にはもう一度解き直しをしたいので、早め早めに取り組むことを意識しましょう。
【4STEP】②分からない問題でも類似問題を参考に自力で答えを出す
たとえ分からない問題があったとしても、すぐに答えに依存せずに、なるべく自力で答えを出せるようにしたいですね。
安易に答えを見てしまうと、その問題の解き方は分かっていても、類似問題への応用が効きにくいです。
しかし、他の類似問題を参考に解けば、その時点で一度解法を応用する経験ができるので、さらに他の類似問題を解くときにもその経験が活用できます。そして、自力で問題が解けるようになると学習意欲が上がるようになります。
定期試験では問題集と全く同じ問題は出題されません。数値や、文章題で例に出すものを若干変えて出してきます。そのため、問題自体は全く同じでなくとも、同じ方法で解けるようにする必要があります。
例えば、教科書のほかに、チャート式や基礎問題精講といった問題集は、4STEPとよく似た問題が多く載っています。
4STEPで分からない問題があっても、教科書や他の問題集を参考にして手がかりを得られれば、答えに近づく、またはたどり着くと思います。
【4STEP】③定期試験前に試験範囲の問題を解き直す
定期試験の2週間前になったら、STEP AとSTEP Bの試験範囲の問題をもう一度解き直しましょう。
たとえ1回目に教科書や参考書を見て解いたり、答え合わせをして間違いが多かったりしても、2回目にするときは教科書を見なくても解けたり、間違いも減ったりするはずです。反復学習が大事です。
反復学習をすることによって、各問題に対しての解き方のパターンが分かるようになります。そして、様々なパターンを身につけることによって、定期試験で良い点を取れるようになります。
数学で苦戦している人は多いと思いますが、基礎学力の底上げを図りたい人や問題数をこなしたい人には最適の問題集といえます。