【物理重要問題集】の特長とおすすめの使い方・勉強法

物理重要問題集の特長

【物理重要問題集】①幅広いレベルの問題が掲載されている

物理重要問題集は、基礎的な問題から超難関大学の過去問まで掲載されていることがひとつの大きな特徴です!

幅広いレベルの問題が一冊にまとまっているため、重要問題集だけで教科書レベルから難関大学入試レベルまで対応できます。なので、何周もやりこめばどの大学でも対応できる実力がつきます。

また、幅広いレベルの問題が掲載されているので自分の実力がどの大学のレベルかの確認もでき、現状把握ができます。次の問題集を選ぶ際にも役に立つでしょう。

問題数が多くどの問題から解けばいいかわからない人でも大丈夫!重要問題集は問題がレベル別に分かれています!

A問題、B問題に分かれているため、自分にあったレベルの問題が解けます。問題演習を段階的にできるので演習の効率アップができます。

【物理重要問題集】②各単元ごとにわかりやすいまとめのページがある

重要問題集は単元の初めに数ページで基本事項がまとまっているのも大きな特徴です。

まとめのページでは図も多用されていてわかりやすく、箇条書きのようになっていて短時間で見れるため、試験前の見直しの時間にさっと見返せます。

各単元の演習前に軽く確認するのも良いでしょう。

授業内容の確認と頭の中の整理に繋がり、演習の効率が上がります。わからない部分で長時間立ち止まって時間を無駄にせずに勉強できます。

また、忘れても教科書に戻る必要がありません!

まとめのページには教科書の端にあるようなことも書いてあり、多くの便利な公式も載っていて、解答時間の短縮にもつながります。

ただ、不安な場合は教科書から始めた方がいいでしょう。

重要事項は重要問題集にまとまっているものの、教科書の方がくわしく説明してあります。不安な部分は教科書に戻ってみるべきです。

【物理重要問題集】③解説が図とともに丁寧に書かれている

重要問題集は解答解説がとても丁寧なところも大きな特徴です。

まず、解説では簡潔な図やグラフが多用されています。

物理の問題を解く上で重要なイメージがつきやすくなり、理解度の大幅なアップが期待できるでしょう!

解説の図を真似すれば、記述形式の問題で図を描く練習にもなります。東大など難関大学での記述問題では、図を使うことで解答を見やすくすると採点官からの印象も上がるかもしれません。

次に、黒、赤の二色刷りでとても見やすいのも特徴です。

最終的な解答は赤色で刷ってあり、答え合わせがしやすく、図の中でも赤色が使われていて、重要な部分がわかりやすくなっています。

最後に、解説の前に書いてある発想もとても役に立ちます。

実際の試験での対応力がつくのとともに、問題演習で解答を見る前のヒントにもなります。解答を見る前に発想の欄を見ることで思考力を鍛えることもできるでしょう。

物理重要問題集のおすすめの勉強法・使い方

それでは、物理重要問題集の実際の使い方を見ていきましょう。

【物理重要問題集】①授業後にまとめのページを確認しながらA問題を解く

まずは授業があったら、”その日のうち”に授業でやった単元のまとめページを確認しながらA問題を解きましょう。

間違えた問題には印をつけるなどして解き直しの時にわかるようにしておき、使う公式などの確認をします。基礎の早めの定着を目標に取り組みましょう。

メモをするときは、躊躇なくしましょう!最初のうちは新しい参考書に書き込むことを躊躇いがちです(実際に僕もそうでした)。しかし、「それで身につかないようでは逆に参考書がもったいない」と考えて、気づいたことは忘れないうちにメモするようにしましょう。

A問題を解くのは”その日のうち”が肝心になってきます。「鉄は熱いうちに打て」という言葉の通り、授業があった日のうちに復習することで定着度が格段に上がります。

また、週末にまとめてやろうとすると忘れてしまう可能性もあるので、授業のあった日に復習するのをおすすめします。

最初のうちは完璧に解けなくても大丈夫です!

最初はほとんどの人がどこかでつまずきます。実際に僕も最初は一問に何十分もかけることがありました。

わからないことを明確にするのが大事なので、完璧に解けなくても落ち込まなくて大丈夫です!

【物理重要問題集】②A問題を完璧にしたらB問題を解く

A問題を何度も解き直し、完璧に解答を再現できるようになったらB問題に取り掛かっていきましょう。

A問題の時と同じように、間違えた問題には印をつけるなどして解き直しの時にわかるようにしておくと良いです。

ここでは公式暗記よりも本質の理解が目的です。なぜこのような公式になるのかなどを考えながら、物理現象の本質を掴めるようにしましょう。

解答を見る前に解答の前に書いてある発想を見てもう一度考えるなど、できるだけ自力で答案を作成するようにすれば、思考力を鍛えていくこともできます。

B問題は解法がいくつもあるため、別解を考えてみるのもおすすめです。

運動方程式で解くのか、エネルギー保存で解くのかでそれぞれ違った視点から現象を理解できるため、現象の理解度が格段にアップします!

解答には別解が載っている問題もあるので、それも参考になるでしょう。

ここで、「”完璧”とはどこまで?」といった疑問が浮かんだ人もいるかもしれません。

基本的には解けるだけでなく、自分で説明できるようになれば「完璧」!

最初のうちは完璧でなくてもよいですが、B問題を解く段階ではできるだけ「完璧」を目指すようにしていきましょう!

B問題は模試や試験の1〜2週間前には一周終わらせているとベストです。

【物理重要問題集】③試験や模試の前に間違えた問題を解き直す

仕上げとして、模試や試験の前に間違えた問題を解き直しましょう。

間違えた問題を解き直す中で、抜けていた知識や間違えやすいポイントなどの確認をしていきます。

ここでも印をつけるなどして試験直前の見直しの時にすぐわかるようにすると良いでしょう。
本に直接書いてあると見落としてしまうかもしれないので、ルーズリーフにまとめるのもおすすめです。

試験や模試が終わった後、そこで自分の弱点だと感じた分野を復習として解いてみるとより一層実力アップが狙えます。

自分ではわかっていたつもりでも、試験本番では意外とわかっていなかったと気づくことも多いです。知識の補充でどんな問題が出てきても対応できるようにしていきましょう。

入試本番までには全ての問題を完璧に解けるようにしましょう。

結局はどの問題集でも、完璧にできるようになれば怖いものはありません。

自力で解けるだけでなく、現象を他人に説明できるまで理解できれば、どんな問題が出てきても対応できるはずです。

最後に、試験会場に重要問題集を持っていくと、最終確認の時に役立ちます。




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ABOUTこの記事をかいた人

合格サプリの記事は、東大・早慶・GMARCHの現役大学生が執筆しています。

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