目次
サイエンスビュー 化学総合資料の特長
【化学総合資料】①圧倒的な網羅性
『サイエンスビュー 化学総合資料』は、大学受験に必要な情報を化学基礎・化学ともに網羅しているのが大きな特徴です。
どの教科書にも載っている基本的な知識はもちろん、難関大で要求される知識まで、高校で必要とされる幅広い化学知識が全て網羅されています。
問題を解いていてわからない部分があるとき、本書を見れば必ず解決することができます。
また、巻末には各元素や化合物の様々な情報が一覧で載っており、そのページ数は数十ページにも及びます!
物質の融点や沸点の数値、質量や大きさ、性質、密度などなど……。他の参考書ではなかなか載っていないような細かい情報までわかりやすく整理されています。
そのため、とっつきにくい物質の具体的なイメージを掴む手助けになりますよ。
【化学総合資料】②読まずとも見ればわかる!
本書を初めて読んだ時に目が惹かれるのは、圧倒的な写真やイラストの量ではないでしょうか。なんと全体の半分ほどをも占めます。
化学を勉強する時の難点の一つとして、イメージのしにくさがあると思います。
塩酸と水酸化ナトリウム水溶液が反応したら、塩化ナトリウムと水ができる……。文章で書くとこうですが、結局「何やねんそれ?」という感じですよね。
しかし、本書ではほとんどの化学現象や化学反応が “写真付き” で載っています。文字だけではわかりにくい反応の様子や実験の様子が丸わかりです。
さらに、反応の様子だけでなく、褐色や淡青色などの文字だけでは何色かよくわからない色も写真で理解することができます。
また、物質そのものだけでなく、日常でその物質が使われている商品の写真も多数掲載されています。
日常に隠れた化学物質を知ることができ、化学に興味を持つこと間違いなしです。
【化学総合資料】③好奇心を燻る発展的な内容
難関大を中心とした入試問題が挿入されているのも本書の特徴の一つです。
短時間で解けるが、化学の本質を知る上でとても重要な問題が厳選されています。
また、所々に高校では詳しく扱わない発展的な内容が載っています。例えば、錯体の構造、マルコフニコフ則、SN1反応など大学で習う内容も多数掲載しており、大学の内容を先取りして知ることもできます。
化学が好きでより詳しく学びたいけど、いきなり大学の参考書を買うのは……という学生のはじめの一歩を手助けしてくれる参考書ですよ。
さらに、最先端の研究事例が紹介されているのも本書の特徴です。
化学を学ぶ事が将来どのようなことにつながるのか、どんな社会を実現するのに役立つのかを感じることができます。
サイエンスビュー 化学総合資料のおすすめの勉強法・使い方
【化学総合資料】①授業中に資料集として使う
『サイエンスビュー 化学総合資料』は、いわゆる「資料集」に分類される参考書です。そのため、授業中にメインの教科書の補助教材として使うのがベーシックな使い方となります。
決して細かい説明が多いわけではなく、本書だけで一から化学のすべてを理解するのは難しいのでメインの教科書として、別のものを用意するのが良いでしょう。
しかし、同じ内容でも、別の参考書で読むことで新しい見方や考え方をするきっかけになり、一つの参考書を読み込む時よりも学びが深まることは多々あります。
例えば、教科書の文章を読むだけの時と、本書で写真を通して見る時とでは理解度やその印象が変わってくるはずです。
教科書と本書の両方を使用することで、勉強の効率や効果をあげられます。
確かに同じ参考書を何周もすることも時には大切かもしれないですが、様々な参考書を、参考にすることが理解への近道となることも大いにあるのではないでしょうか。
【化学総合資料】②テスト前にざっと読み直す
次のおすすめの使い方は、テスト前にざっと読み返すことです。
テスト前、というのは基本的な知識を身につけていて、抜けがないかやその知識をどう使うかを確かめる段階だと思います。
テスト前に本書を読むことには、二つのメリットが挙げられます。
一つ目は、いつも使う教科書とは異なる参考書を読み直すことで意外な見落としを発見できる、ということです。
一つの教科書を読み返すだけでは、毎回同じ部分をスルーしてしまう可能性もあり、これがいわゆる見落としにつながるわけですが、複数の参考書を使うことは、見落としを予防する効果があると考えられます。
二つ目は、本書が写真やイラストメインの参考書であるため軽く読み返しやすい、ということです。
テスト前に見直しをする際、文章が多くてマーカーがいっぱい引いてある教科書だとどうでしょう?読み直しづらくないでしょうか?
しかし、本書なら写真やイラストを見るだけでもある程度の知識を復習することができるので、時間が限られるテスト前にぴったりです。
【化学総合資料】③化学を好きになるきっかけにする
結局のところ、勉強は “好き” になれるかどうかが一番重要です。自分の好きな教科は苦なく勉強でき、集中力も維持しやすいです。
皆さんも、「数学なら一生できるのに、英語は30分ももたない……泣」というような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
本書はそんなあなたの悩みを解決します!本書には、化学が好きになるtipsが詰まっています。
大学で習う発展的な内容や最先端の研究事例など、化学の魅力が詰まったコンテンツが盛りだくさんです。
写真を多用しているため、教科書を読むだけでは得ることが難しい、化学への実感や実生活とのつながりも感じることができます。
授業中にでも、暇な時にでも、本書をペラペラめくってみて、あなたも化学の虜になりませんか?