はじめに
入試から合格発表までは約1〜2週間ありますが、多くの受験生は結果が気になって精神的に疲れてしまうようです。
実際私もメンタルが弱いので、合格発表までの期間は不安でいっぱいでした。
そこで今回は、少しでも不安を軽減するために私が合格発表までにどう過ごしたのかを紹介したいと思います!
目次
合格発表までの期間に「した」事
【合格発表までにした事】①受験期に出来なかった趣味を楽しむ
「合格発表が終わったら、自由時間が沢山出来る!」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、合格発表が終わると、入学に向けた準備で忙しくなるので、自由に出来る時間は意外と多くありません。
なので、合格発表までの期間は、貴重な自由時間だと思って、目一杯楽しみましょう。
私の場合、受験期には殆どしていなかったゲームを買って遊んだり、買ったままで読めていなかった本を読んだりしました。
こうした趣味に没頭する事で、受験結果に対する不安は自然と紛れていきます。
【合格発表までにした事】②後期の対策を始める
受験生によっては、中期や後期の試験を控えている人もいるのではないでしょうか。
実際、私も第一志望であった東京大学の他に、東京医科歯科大学の後期に出願していたので、それに向けた対策をする必要がありました。
大学によって中期・後期試験の形式や配点は様々なので、直前になって焦らない為にも、情報は事前に知っておくことが大切です。
私は、事前に調べた結果、小論文と面接が課される事を知っていたので、ネットや本などでより詳しい形式を調べたり、他大学の面接を受けた友達にアドバイスを貰ったりしました。
【合格発表までにした事】③良かった所だけを思い返す
これは今までの2つとは違い、精神面での行動ですが、個人的には最も重要だと思っています。
どれだけ別のことに熱中していても、試験の事はどうしても思い出してしまうでしょう。
そんな時は、受験の中で自分が「良く出来た」と感じた所を振り返り、ポジティブな気持ちになりましょう。
例えば私の場合、共通テストで良い点数を取れていたので、「あんなに共通テストで取れたんだから、きっと受かっているはず」と、殆ど毎日自分に言い聞かせていました。
他にも、「いつもよりリスニングが聞けた気がする」「あの数学の問題で良い解き方を思い付く事が出来た」など、些細なことで良いので「良かった点」を見つけて、自分を鼓舞しましょう。
合格発表までの期間に「しなかった」事
【合格発表までにしなかった事】①自己採点
私は1浪して東大に入ったので、合格発表までの期間を2回経験したのですが、現役の時も浪人の時も、自己採点は全くしませんでした。
何故なら、自己採点をしてミスが見つかってしまうと、そのミスが頭から離れなくなり、楽しめる物も楽しめなくなるからです。
人間誰しもミスはあるので、一つや二つのミスで悩み続ける必要はありません。
また、そもそも採点基準や配点を決めるのは大学側なので、自己採点で出た点数自体、意味は殆ど無いと言えるでしょう。
実際、自己採点をした友達の多くが、開示得点との間に何十点ものズレがあった、と言っていました、
【合格発表までにしなかった事】②SNS
私は受験期にはTwitterをしていましたが、合格発表までの期間は殆ど見ませんでした。
何故なら、入試が終わった直後は解答速報や他の受験生の感想が流れやすいからです。
例えば、自分の解答と解答速報が違っていたり、自分は手応えが無いのに、他の人の「簡単だった」という旨の感想を見てしまうと、心は乱されてしまいます。
また、どれだけ情報を見ないように避けながらSNSをしたとしても、情報を全てシャットダウンするのは困難です。
そのため、SNS自体を見ない、というのが一番有効な方法です。
もし仮に見てしまっても、解答速報が誤りであることは少なくありませんし、他の受験生の感想も自己評価にしか過ぎないので、気にする必要はありません。
【合格発表までにしなかった事】③弱気な発言
どんなにポジティブな気持ちを保とうとしても、不安になる瞬間はきっとやって来ます。
実際、私も何度も「不合格」の文字が頭をよぎりました。
ただ、不安になるのは仕方が無いにしても、それを口にするのは出来るだけやめましょう。
不安を口にしてしまうと、自分が更に落ち込んでしまうだけでなく、家族や友達といった周りの人も不安にさせてしまいます。
もしどうしても不安を口にしたくなったら、その気持ちは紙やノートに書いて解消させましょう。
おわりに
もちろん、人によって一番良い過ごし方は違うかもしれません。
しかし、メンタル面で不安を抱えている人は是非私の過ごし方を参考にしてみて下さい!