直前3週間前からでも実践できる!共通テスト生物の対策を徹底解説!

はじめに

共通テスト直前になると時間も限られているため、何をどれくらい勉強すべきなのか戦略に困る人もいるのではないでしょうか。

この記事では共通テストの生物について、直前対策の仕方と分野別の学習のポイントを解説します。

自分にあった直前対策を立てて、共通テスト前の最終調整をしましょう!

共通テスト生物の直前対策のステップ3つ

①現状の理解度を明確にする

直前対策をするためには、自分の現状の理解度を分析する必要があります。

しかし、共通テスト直前は時間が限られているため、現状の理解度を知るにあたって、全分野を網羅した問題集などを全て解くには時間が足りません。

時間が限られてくる直前期は現状の理解度の把握と共通テスト型の問題への慣れを同時に進めるのが効率的でしょう。

そのため、共通テスト型の演習をおすすめします。例えば、共通テストやセンター試験の過去問や模試の問題などがあります。

なるべく多く演習を積みたいところですが、他科目とのバランスを考えて計画を立てましょう。1日2時間の学習の場合だと、1週間で約15回分の演習を確保できます。

演習の後は、正誤に関わらず答えにいたる過程に不安があった問題に関係する分野に印をつけましょう。印の多さが分野別の現状の理解度の目安となります。

以下の記事では共通テスト生物の出題傾向と対策法を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

【共通テスト生物】本番9割越えの農学部生が教える!共通テスト生物の勉強法

2022.03.20

②現状の理解度をもとに学習する分野を絞る

問題演習で明らかになった現状での理解度をもとに対策が必要な分野を決定しましょう。

全分野を薄く確認するよりも、優先度の高い2つか3つの分野を集中的に仕上げる方が直前期は効率的だと考えられます。

なぜなら、優先度の高い分野の方が勉強量に対してより大きな得点の伸びが期待できるからです。

いくつの分野に絞るのかは他科目との兼ね合いにもよりますが、問題演習を15回分程度こなした時点で試験まで2週間ほどあるのであれば、少なくとも2つか3つの分野で対策可能です。

分野を絞る際は以下のことに気をつけましょう。

1つ目は、自分の弱点となっている分野に絞るということです。弱点がある状態でテストに臨むのは危険だと考えられます。

なぜなら、弱点分野が出題されるか否かによって点数が安定しないからです。また、先述のように弱点分野の対策は勉強量に対する大きな得点の伸びを期待できます。

そのため、他の分野に比べて明らかに理解度が低い分野があれば、早急に対策すべきだといえますね。

2つ目は知識中心の分野か実験考察中心の分野かということです。

知識中心の分野とは知識問題が出題されやすい分野のことです。もちろん、実験考察の問題も出題されますが、複雑化しにくい特徴があります。

例えば、生態と環境、進化、系統、体内環境などの分野です。これらの分野は知識を増やしていくことで得点アップが期待できます。

一方、実験考察中心の分野とは実験考察問題が出題されやすい分野のことです。比較的長い実験説明文の読解力とデータの考察力などが必要な問題が出やすいのが特徴です。

例えば、遺伝子、代謝、生殖と発生などの分野です。これらの分野は知識に加えて、実験考察系の問題への慣れが必要でしょう。

理解度による優先度が同じくらいの分野があれば、知識中心の分野を優先した方がよいと考えられます。なぜなら、実験考察系の問題は予測が困難だからです。

まずは知識分野を優先して、確実に一定の点数を堅めることが大切でしょう。ただし、実験考察が中心の分野であっても知識が抜けているのならば、対策すべきです。

どの分野にしても基礎となる知識は優先しましょう。実際に、得点調整が入るほど難しかった2023年の共通テスト生物の問題も全体の約3分の1は知識問題でした。

③教科書や問題集で対策

対策に際しては、自分で対策すると決めた分野に集中的に取り組み、高い完成度を目指すという意識で取り組みましょう。

知識を理解して覚える時には教科書や図説をおすすめします。共通テストで正解を導くのに必要な全ての知識は教科書と図説で網羅されています。

特に図説は図表やイラスト上に知識がまとまっており、視覚的に効率よく覚えることができます。

また時間がある人は優先順位の高い分野を中心として、その周辺の関連知識も同時に確認するようにするとより効率的な対策になりますよ!

教科書や図説で理解し覚えた内容はアウトプットを通して定着をはかりましょう。知識の定着にはアウトプットが有効であることが脳科学の観点からも分かっています。

アウトプットの際にはセミナー、エクセル、リードαなどの教科書傍用問題集をおすすめします。

これらの問題集は1分野につき40問程度の問題量で、1問あたりの分量も少ないので時間が限られているテスト直前でも取り組みやすく、1分野につきおよそ23時間で1周できます。

より実戦的なアウトプットには、共通テストやセンター試験の過去問や模試などを使いましょう。試験の形式に慣れるためにも時間の許す限り演習を積みましょう!

以下の記事では共通テスト化学の直前対策を解説しています。ぜひ読んでみて下さい!

【化学が間に合わない人必見!】11月&12月からでも共通テスト化学で9割とれる勉強法

2021.11.04

共通テスト生物対策で分野別に学習の際のポイント

生物基礎範囲、細胞と分子の学習のポイント

これらの分野は知識中心の分野で、細胞小器官の名前、ホルモン、免疫などの分野からなっていて、その他のあらゆる分野の基礎になっている分野です。

そのため、この分野が弱点となっている人は優先的に対策すべきといえます。まずは知識を正確に習得しましょう。

共通テストは記号選択なので、知識問題の場合は与えられた情報の正誤が判断できれば正解できます。

テスト直前は特に紛らわしい知識を頭に入れておくことで、失点の可能性を効率よく減らせます。

紛らわしい知識の具体例としては、細胞小器官、減数分裂と体細胞分裂、ホルモン、免疫、細胞接着の種類などが挙げられます。

代謝、遺伝子、生殖と発生の学習のポイント

これらの分野は複雑な実験考察問題での出題がされやすいのが特徴です。そのため、知識を頭に入れるときはメカニズムも含めて理解することが大切になってきます。

例えば、電子伝達系、DNA複製、転写、翻訳などこれらの現象には一連の流れがあってその全体像を捉える必要があります。

細胞小器官のように単に名称と役割を覚えるだけではなく、どのようにその現象が進んでいくのかも合わせて頭に入れるという意識が大切なのです。

知識を習得した後は実験考察問題への対策が必要でしょう。その際には共通テスト型の実験考察系の問題などを使って、図表の読解と考察に慣れることが大切です。

特に遺伝の分野では計算問題が出題される可能性があるので、組換えありの場合まで確認しておくと安心です。

環境応答、生態、進化・系統の学習のポイント

進化・系統は比較的知識中心の分野です。用語とその定義をしっかり確認しておくとよいでしょう。また、地質年代と生物界の変遷は知識問題として過去によく出題されているのでチェックしておきましょう。

生態は比較的考え方中心の分野です。個体群内及び個体群間の相互作用が頻出で、実験考察系の出題もあるので教科書に載っているような具体例を理解しておきましょう。

また、生態系の物質生産と消費(同化量、成長量、呼吸量など)の知識は少し紛らわしく、過去に出題されているので注意が必要です。

環境応答は知識中心の部分と考え方中心の部分があります。知識中心の部分としては、目、耳、脳、筋肉などの構造植物ホルモンの名称と役割などがあります。
構造は図説や模型、映像教材などを活用して視覚的に覚えるのが良いでしょう。

植物ホルモンは種類が多いですが、名称と役割に関しては代表的なものを押さえておけば、ほとんどの場合は大丈夫でしょう。

考え方中心の部分としては、筋肉収縮、ニューロン興奮、慣れと鋭敏化のしくみ、植物ホルモンの作用メカニズムなど、現象の過程を理解・考察できるかが重要になってきます。

自分の弱点となっている項目が知識中心なのか考え方中心なのかを考えて、対策をしましょう!

こちらの記事でも、共通テスト直前の対策について取り扱っています。

まだ間に合う!共通テスト2ヶ月前からの国語・数学・英語勉強法

2021.10.25

おわりに

テスト直前は貴重な時間です。しっかりと自己分析をして、自分にあった計画を立てることが重要になってきます。

体調に気をつけて、集中して取り組みましょう!




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