【部活動生必見】部活を引退まで続けた3人の成功・失敗例から見る両立のさせ方

はじめに

学生であれば、多くの人が何らかの部活に入っていると思います。

しかし、一番だめなことは部活があるということを理由にして勉強を怠ることです。
みなさんは大好きな部活を続けながら、なおかつ第一志望に合格したいでしょう。

きっと部活を続けながらでも勉強する方法はあるはずです。
今回は、部活を続けうまくいった人、うまくいかなかった人の例を見てみましょう。

成功と失敗の間には一体どんな「差」があるのでしょうか?
ぜひ一緒に考えてみましょう!

部活を引退まで続けた3人の成功・失敗例

例1:部活引退前も後もダラダラ勉強

慶應義塾大学商学部(一浪)・高校時代:サッカー部

私は3年生の11月まで部活を続けていましたが、部活を続けている間は部活を言い訳にして勉強から遠ざかりがちでした。

また、部活を引退してからも上手く切り替えができず引退時期が遅かったせいもあって、そのまま入試に向かってしまいました。

その結果、一浪しなければならなくなりました。部活をしながらでもコツコツと勉強しておけばよかったと結果が出てから気づきました。

自分が本当に行きたい大学に合格するために浪人することは決して悪いことではないと思います。

しかし、現役の時にしっかりと勉強していなかったせいで浪人しなければならなくなることほど後悔することはありません

もし自分がこの状態であると思ったならば、今すぐにでも部活と勉強への姿勢を改めるべきだと思います。

例2:部活引退後に勉強を本格化

明治大学商学部・高校時代:ソフトテニス部

私は3年生の6月まで部活を続けていました。

部活をしている時はあまり勉強ができていませんでしたが、引退した時に今のままではまずいと危機感を持ち、それ以降は今までの自分とは別人であるかのように勉強しました

でも12月ごろになっても第一志望の大学の合格レベルに自分の学力が届かず、その大学を諦めざるをえませんでした。
部活をしていたときでも、少しずつ勉強をしておけば良かったと後悔しています。

もちろんこの先輩のように部活をやめてから一気に勉強をはじめるスパート派の人はいます。
しかし、部活を引退してからすぐに勉強に意識を切り替えられる人はあまり多くないというのが現実です。

筆者自身も野球部を7月に引退して以降、夏休みの間はなかなか気持ちを切り替えられることが出来ませんでした。
ですから、「部活が終わってからでいいや」という楽観的な考え方を持つべきではないです。

今できることは今やることが大切です。

例3:部活をしててもコツコツ勉強

京都大学工学部・高校時代:野球部

私は3年生の7月まで部活を続けていました。私は先輩方が思うような結果を出せていない姿を見ていたので危機感をもって、部活がある頃から少しずつでも毎日、勉強するようにしていました。

私の場合、家ではあまり集中できなかったので休み時間のうちにできる限り宿題を終わらせるようにしていました。

この甲斐あって、現役で第一志望の大学に合格することができました。

具体例からみる部活と勉強の両立の仕方

さて、ここまでみてきた三人の先輩の例を見てみなさんはどのパターンが理想だと思いましたか?
おそらく部活をしていたころからコツコツと勉強するのが理想的だと考えたのではないでしょうか?

部活をしている間からもっとコツコツと勉強しておけばよかったと大きく反省する人は少なくありません。

「あのときにもっと頑張っていれば」
「あの時に少しでも継続していれば」
といった後悔を皆さんには絶対してもらいたくありません。

ではここからはこれまでの例を踏まえて、みなさん自身がどんな風に部活と勉強を両立していけばいいのかについて考えてみたいと思います!

その1:通学時間を活用する

コツコツ勉強を続けるために、通学時間を有効活用して勉強しましょう。

バス通学や電車通学なら移動中は単語帳や教科書を開いて少しでも良いので暗記をしたり、リスニングの勉強をしたり、出来ることはたくさんあります。

他の時間は部活で忙しくても、毎日の通学時間だけは勉強するように習慣付ければ、少しずつではありますが確実に勉強時間を稼ぐことができます。

通学時間の有効活用は、部活と受験勉強を両立させる上での最初の一歩です。

その2:一日一問必ず解く

どんなに部活で忙しくても、「一日一問を必ず問題を解く」という習慣をつけるようにしましょう。

問題は数学や英語はもちろん、他の暗記科目でも良いです。あまり時間がかからないものでも良いです。
大事なのは毎日続けるという習慣をつけること。

毎日続ける習慣は部活を引退した後に必ず役に立ちます。
一日一問を心がけて、部活を続けている間から日々の勉強習慣をつけていきましょう。

その3:部活仲間=勉強仲間

同じ部活の仲間は一日の生活リズムが似通ってくるので、勉強する時間帯も同じことが多いはずです。
ですから、部活の仲間と一緒に勉強したり成績を競い合ったりするととても刺激になります。

部活でも勉強でも仲間と切磋琢磨しあえば、きっと部活と勉強の歯車がうまく噛み合うはずです!

最後に

いかがだったでしょうか。

何はともあれ、まずは今の自分の状況をしっかりと把握することが大事だと思います。
そのうえで自分の力を過信しすぎることなく、身近なところからコツコツと勉強していくようにしましょう。

目指すは文武両道を心がけ部活の仲間とともに合格を勝ち取ることです。

きついこともたくさんあるでしょうが、そこから学べることも少なくはありません。
ぜひ頑張ってください!




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ABOUTこの記事をかいた人

合格サプリの記事は、東大・早慶・GMARCHの現役大学生が執筆しています。

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