「高学歴」は就活でどれくらい得? 就活の実態を教えます!

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この記事は 2016年06月28日に更新されました。

大学を選ぶときに、就職先があるかどうかを考える人も多いのではないでしょうか。
今回は、実際の就職活動の体験から、それがどの程度のアドバンテージになるのか書いていきます。

「高学歴」は就活でアドバンテージになる?

よく高校生から聞かれる質問ですが、実際に就活をした私の経験からいうと、正直アドバンテージがあります。
例えば実際に周りにあった話として、「会社説明会の席が、東大のところは数が多かった」「エントリーシートで東大は落とされない」などなどがあります。
そこまで露骨なのか、いやだな、と思った人も多いでしょう。
しかし、企業も営利活動団体なのでなりふりは構ってくれません。

軽く就職活動の流れを抑えておきましょう

1. まず、企業が開催している説明会に行き、行きたい企業を見つけます。大学選びでいう、オープンキャンパスみたいなものです。
2. そして、その企業にエントリーシート(通称ES)を出します。国立大学入試でいう、センター試験の足切りのようなものです。
3. ESで合格すれば、面接してもらえます。
4. 面接は多いところでは7回程度ある会社もあります。
5. 面接をパスし内々定をいただくと、晴れて就職活動が終わります。

それにしても、なぜ「高学歴である」というのはアドバンテージになるのでしょうか。これには理由があります。
人事の採用担当者の身になって考えてみましょう。
人事の採用担当者にとっては、「高学歴な人を採用しておくのが無難」という側面があります。
これはなぜかというと、例えば自分の採用した人が全然仕事ができない人だったとしましょう。
すると当然社内では「あの仕事出来ないやつを採用したのは一体誰なんだ、どこに目をつけているんだ!」ということになります。

そのときに、「いやいや、東大生だったので、優秀だと思ったんですよ」と一つの抜け道が出来るんですね。
そのため、全く同じ能力の二人から一人を選ばなければならないとなった時には、高学歴の方を選んでおくのが無難なのです。

また、就職活動において「高学歴」というのは、人よりも努力量が多かったという証として採用面接官に捉えられます。
努力出来る人間と努力出来ない人間、どちらが企業にとって必要な人材かというと、それはもちろん前者です。

自分が努力出来る人間であることを証明する方法として、例えば「全国大会でラグビーで優勝した」「化学オリンピックで銅メダルを獲得した」などと自分の実績を面接でアピールするのですが、高学歴といのはそれだけで努力出来る人間であるという一つのアピールになります。

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じゃあ、高学歴の人はそれだけで採用されるの?

アドバンテージにはなると言いましたが、あくまでアドバンテージであるというだけで、それだけで採用される訳ではありません。
極端な例でいうと、何を言ってるのか全く分からないとか、態度が大きすぎるとか、そんな人とは一緒に仕事したくありませんよね。

一緒に仕事したくない=その会社にとっては不要な人間

なので、落とされます。

それに、「高学歴な人」は、正直いくらでもいます。例えば東大は一学年が3000人もいます。早稲田大学の学生は一学年が1万1300人です。「高学歴である」というそれだけでは、正直替えはその辺にたくさんいるのです。

東大生でも、残念ながら就職活動で一つも内定をもらえない、という人は実はかなりたくさんいます。

どんな人が採用されている?

正直スタート地点では高学歴の人がアドバンテージがありますが、では、最終的に採用されている人はどんな人なのでしょうか。
100人採用する会社があり、例えば200人の人がその会社を受けたとすると、その会社は大学の偏差値が高い人から順番に採用していくのでしょうか。

いいえ、そんなことは決してありません。

どんな人が内定をとっているかといえば、私の周りを見ていると、「大学時代、何か一生懸命頑張ったことがあって、それを活き活きと語れる人」が内定をもらってます。

東大に行ったけれど、それだけに満足して大学にも行かず家で寝るかテレビ見るかして過ごしたAさんと、大学の偏差値は東大に劣るかもしれないけれど、何か自分なりに一生懸命がんばったことがあるBさんがいて、どちらの方が輝いて見えるでしょうか。

明らかに後者だと思います。最終的に勝つのは後者です。
高校生の皆さんは、大学の4年間、何かに一生懸命になって欲しいです。
就職活動のためというより、その方が大学生活が圧倒的に楽しいと思います。

(ちなみに、学歴も高くてかつ何か一生懸命頑張ったものがある人は、「就活最強戦士」と呼ばれ、多くの内定をかっさらっていきます。)

ちなみに、就活において、「頑張ったこと」ってどんなものが頑張ったものとして認められるの?

よく「世界一周をしていれば就活に強い」「プログラミングができてサービスを作った経験があれば就活に強い」などという人もいますが、これは間違いだと断言できます。(様々な会社の人事の方も、これは間違いだと明言しています。)

要は、何をどう頑張ったのか、それによって自分が何を得たのか、それを自分の言葉で出来るかどうかです。

企業が欲しいのは、世界一周したことがある人ではありません。世界一周したら企業にとって利益になるという訳ではないですからね。

一生懸命バイト頑張ったとか、そういった一見小さなものでも、とにかく目を輝かせながら話せる何かを持っている人が内定をもらっています。

大学生活、何か一生懸命になってみて下さい!