受験前の不安を和らげる5つの方法

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この記事は 2017年11月21日に更新されました。

センター試験本番も刻々と近づいてきている中、不安を募らせている受験生の皆さんも多いと思います。
不安で緊張してしまうと、なかなか寝付けない、勉強に集中できないなどと勉強に支障が出てしまいます。

そこで今回は受験直前の不安を解消する方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

そもそも、受験生はどんな不安を抱えているのか

苦手科目や入試の科目数、現在の成績など受験生が抱える課題は人それぞれです。しかし、根本的な不安は皆同じです。そこで、受験生が抱える悩みのうち代表的なものを3つ挙げてみます。

1.本番までに受験勉強が終了するのか分からない

これは私も受験時代にずっと悩んでいたものであり、ほとんどの受験生が同じように不安に思っています。しかし、完璧な受験生はいません。受験勉強に終わりはありません。本番まで、自分の受験勉強は未完なままなのです。そして、それはどの受験生も同様なのです。

大切なことは、いわゆる「完璧」という状況に自分がどれだけ近づけるか、ということなのです。その近さが合否を分けます。

つまり、試験が始まる最後の1秒まで粘れば、ライバルよりもより完璧に近いコンディションになるのです。

なので、本番までに全ての範囲を完璧にできているのか自信がない、と思い悩むのではなく、受験勉強は誰も完成させることはできないのだから、そこに向かって今から本番まで全力で近づく努力をしよう、と考え方を変えて勉強に取り組むべきです。

2.受験会場に向かう自分が想像できない

毎日勉強に明け暮れる皆様の中には、受験会場へ向かっている姿が明確に想像できない、という方も多くいらっしゃると思います。実際私も、本番を迎えている姿が全く想像できませんでした。しかし、イメージトレーニングは非常に大切です。

そこで、自分の受験校に通う先輩に受験の時はどんな雰囲気だったのか、会場となる教室はどんな感じなのかを事前に聞いておくことをお勧めします。皆様の先輩は、きっと喜んで様々な情報を教えてくれることでしょう。

特に机の広さを聞いておくことは非常に大切です。本番で「予想よりはるかに机が狭い!」という状況になると、それだけで動揺してしまいます。

そして、受験を終えた立場からアドバイスをすると、本番は案外すぐに終わります。会場に着いてから、出された問題に必死に食らいついていれば、どんなに長い試験も一瞬で終わったかのように感じます。

実際、私は東大模試を受毛ていた頃は、2日間が長くて果たして本番で体力が持つか、ということを非常に心配していました。

しかし、本番はいつもの倍以上に集中していたからか、最後の英語が終わった時に「もう終わったのか」と驚いたことを鮮明に覚えています。

3.どの大学にも受からないのではないか

これも多くの受験生が悩むことですね。第一志望に限らずどの大学にも受からないのでは、という不安に襲われ、勉強が手につかなくなったりセンター試験が近づくのが恐ろしくなったりすることはよくあります。

具体的な解決策としては、自分の行きたいレベルより数段階下の大学を受験することがお勧めです。その学校を選ぶ基準は、「家からの行きやすいこと」と、「志望校よりも受験日が先である」という2つです。

どんなに行く気が無かった大学でも、合格をもらうと自分が認められた気分になり、自身につながります。また、受験当日がどのように進行するのかを実際に体験することで、志望校の受験本番で余裕を持つことができます。

そして、受験は何があるのか分からない、ということを意識することも大切です。直前の成績が100%ではありません。受験には運も大きく関わってきます。

そのため、ずっとA判定だった人が不合格に終わったり、ずっと判定が悪くても本番で大逆転して合格するケースもあります。

その運とは自分のコンディション(体調面でも、精神的な面でも)だったり、たまたま自分の得意分野が出題された、だったりと、様々な要素を含んでいます。

それでは、その運はどのように引き寄せればいいのでしょうか。その答えは、ズバリ「体調管理に気をつけながら、本番まで努力を続ける」ことです。

どんなに成績が良くても本番で熱を出してしまったら実力を出すことはできません。体調管理も実力のうちです。また、自分が知っている問題が出題された、などの幸運を引き寄せるためには様々な問題を解くことが必要です。

実際、私もずっと世界史の論述が苦手だったのですが、最後まで諦めずに問題演習を積んでいたら本番で的中しました。その問題は自信を持って解答することができたのですね。

幸運をつかむためにも、最後まで勉強を続けましょう。

直前期に成績が芳しくなくても、最後まで諦めずに勉強していれば必ず幸運の女神様が微笑んでくれます。その時が来るまで、辛いことは多いと思いますが、グッとこらえて取り組んでください。

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受験に対する不安を打ち消す方法

1.自分に自信を持つ

不安を打ち消すには自分に自信を持つことが大切です。そのためには今までの自分の頑張りを再確認したり、高得点が取れるイメージを持つことが効果的です。

例えば、今まで解き切った問題集を積み重ねてみたり、使い込んだノートをめくってみれば自分はこんなに頑張ってきたから大丈夫だ、と思えるはずです。

参考書をおさらいし、忘れないうちにすぐ問題を解いて正解を重ねたり、何回も解いてきた過去問を解き良い点数をとれば、きっと本番も上手くいく、という前向きな気持ちになります。

私は苦手科目に限って、直前期から毎日同じ問題ばかりを解き続けて本番にも持って行きました。毎日解いているので当然試験会場でもスラスラと解くことができ、問題を解くペースを思い出し、さらに「問題が解ける自分のイメージ」を持って試験問題に取り組むことができます。

2.人と話す

不安は人に話して吐き出しましょう。それだけで気持ちが軽くなりますし、何かアドバイスがもらえるかもしれません。不安を人に話すと、自分が何を考えているのかを整理することができ、客観的になれます。あなたが一番信頼している人に話してみましょう。

学校の先生は、今までのあなたの頑張りを一番よく知っている存在です。相談して頑張ってきたことを思い出させてもらいましょう。

また、家族はあなたのことを誰よりも心配し応援してくれる存在です。不安を相談すれば必ず優しく受け止めて励ましてくれるはずです。

3.身体を休める

不安でいっぱいだと、睡眠時間を削って勉強するなど身体を酷使しがちです。しかし、リラックスして体を休めなければ緊張状態が続き、余計に不安が募る原因となります。そんな時におすすめなのがアロマです。

アロマにはたくさんの種類の香りがありますが、中でもおすすめはラベンダー・オレンジです。鎮静作用に優れているラベンダーには安眠効果がありますし、オレンジにはストレスを解消するだけでなく気持ちを明るくしてくれる効能があります。

自分に合ったものを選んでみてくださいね!

4.開き直る

入試は受験生にとって、1つの大きな壁です。本番が近づくにつれて不安が募るのは当然です。しかし、思い切って開き直ることも必要です。本当に直前になった時に「成るようになる」という心構えでいるのは非常に大切です。

受験を終えた立場からすると、受験は長い人生で見れば1つの出来事にすぎません。落ちたから死ぬわけでもありません。

私はいっぱいいっぱいになっていたセンター前に、1日だけ思い切って勉強しない日を作り、自分が歩きたいだけお散歩したことがあります。

缶詰状態から解放されて久々に外に出た時、周りの人がいつも通りに会社へ行ったり子供の送り迎えをしているのを見て、「自分以外の人にとってはいつも通りの日なのか」と当たり前のことに気づきました。

その時、受験って所詮そんなものなのか、と思い気が楽になったのです。

不安に思っていたことほど、案外なんとかなるものです。今できることを精一杯やれれば上等、と考えて開き直る勇気も時には必要ですね。

また、入試本番中に思うように問題が解けず不安になった時にも開き直りましょう。

難しい問題だから解けなくてもしょうがないと割り切ったり、次の教科で挽回すればいい、と思えば焦らず落ち着いて試験を乗り越えられるはずです。

5.不安を書き出す

上手な言葉でまとめる必要はありません。箇条書きでも書きなぐりでもいいので、自分の不安な気持ちを紙に書いてみてください。不安を書き出すことのメリットは2つあります。

1つは紙に書いたものを自分で見つめてみることで、自分が何を考えているのかが分かり客観的になれるということです。不安でどうしようもなくなった時、つい周りが見えなくなってしまいます。

一度、落ち着いて、自分が果たして何を考えているのか、何が不安なのかということを書いてそれを第三者的な視点で見つめてみましょう。ただ頭で不安だと考えている時よりも冷静になれます。

2つ目は紙に書いてそれを保存しておくことで、本番前にそれを見返し自分を振り返ることができるという点です。

実際、私も不安を書いたものは保管しておき本番の前日に自分を落ち着かせるために見返していました。

センター1ヶ月前の時点で抱えていた「世界史が覚えきれるか不安」「数学が時間内に解き切れるようになるのか」などの心配事を見返した時、世界史を全範囲勉強し、数学の解くスピードも上がった現在の自分と比較して、自分がいかに成長したかを実感することができました。

成長を実感することは自分に自信を持つ1番の秘訣です。

6.お守りを作る

自分にとってのお守りを作りましょう。買ってきたお守りでなくても、手作りのものや、使い古した参考書、いい点をとったテストでも良いです。とにかく、それを見ればパワーがもらえ、試験会場に持って行って安心できるようなものを作っておくことは大切です。

私は友達からもらった手作りのお守りと、先生からもらったお守り、完答した数学のテスト、先生に添削課題を出す時にいつも使っていた東大のファイル、とかなりたくさんのお守りを勉強机に置いていて、本番にも持って行きました。

通学鞄には受験する学校近くの神社でそれぞれ買ったお守りを全てつけて登校していました。

科学的に根拠があるわけではありませんが、たまには非科学的なものに頼ることも大切です。実際鞄につけていたお守りのおかげか、受験した学校からは全て合格を貰うことができました。

お守りの力を借りて、1人ではないことを実感しながら最後まで走り抜けましょう!

まとめ

不安が募っているのは、今まで頑張ってきた証拠です。精一杯対策して、時間も熱意も注いできたからこそ「うまくいくのか」と不安に思うのです。

なので、受験に対して不安に思うのはそれだけきちんと勉強しているというサインでもあるのです。
しかし、不安になりすぎて勉強が手につかないのは問題です。そんな時は、今まで紹介した方法を1つでもいいので試してみてください。

不安を自信に変えて本番に臨んでくださいね!あなたは1人ではありません。4月に憧れのキャンパスで新しい友達にたくさん囲まれている姿を想像しながら、勉強を続けてください。最後まで自分を信じた人に合格は訪れます。「思うは招く」のです。

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