はじめに
突然ですが皆さんは大学内に博物館があることを知っていますか?
高校までは学校内に博物館があるなんて考えられませんでしたよね。
筆者も大学に入ってからその存在を知りびっくりした記憶があります。
今回は学校見学も踏まえていくのにも良い、早稲田大学本部キャンパス内にある4つの施設をご紹介します!
ぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
早稲田大学の付属博物館紹介
【早稲田大学の付属博物館】①早稲田大学歴史館:早稲田大学を知るならまずはここ!
参考:https://www.waseda.jp/culture/about/facilities/rekishikan/
歴史博物館は1号館1階に位置し、コの字型の建物の中心には中庭もある、日当たりのいい穏やかな場所です。
常設展では、早稲田大学が建学されてから現在に至るまでの歴史を様々な資料とともに学ぶことができます。
それに加えて、創立者の大隈重信や著名な卒業生についても詳しく知ることができます。
早稲田大学について知りたいならまずは歴史博物館に行くのがおすすめです。
全ての展示の見学を終えたら歴史館検定に挑戦してみましょう!
出題される問題に一定数正解すると検定合格証がもらえるんですよ。
常設展の他にも企画展が年中開催されていて、著名な卒業生に関する展示、戦時中の早稲田大学を特集した展示など様々です。
併設のミュージアムショップでは多数の早稲田グッズが取り扱われており、早稲田ファンの人は必見です!
同じく併設のカフェでは珈琲研究会が監修したドリップコーヒーを楽しむことができる他、ちょっとした軽食も食べることができます!
【早稲田大学の付属博物館】②早稲田大学演劇博物館:古今東西の演劇・映像作品を学べる!
参考:https://www.waseda.jp/enpaku/
演劇博物館(愛称はエンパク)は、坪内逍遥が70歳になったこと、坪内逍遥がシェークスピア全集の翻訳を終えたことをきっかけに開館されました。
イギリスの劇場を模した外観はとってもおしゃれで本キャン中でも目を引く存在です。
坪内逍遥とは言文一致の先駆けとなり、早稲田大学文学部の教授を務めた人物で、シェイクスピアの研究でも知られています。
早稲田大学の入試にもよく登場する有名な卒業生の一人ですね。
エンパクの展示室にはそんな坪内先生の私物が展示されているほか、古代から現代に至るまでの世界中の演劇に関する衣装や小道具、ポスターなどの資料もみることができます。
エンパク内の図書館には演劇、映画、民俗芸能などに関する本や、演劇、映画の映像資料が多数所蔵されていて演劇、映画、アニメ、TVなどの台本や絵コンテ集もあります。
学内の他の図書館と違い、エンパクの図書館は学生でなくても利用できるのが特徴です!
また、エンパクのすぐ脇には、握手すると早稲田大学に合格できる/英語の成績が上がるというジンクスがある坪内逍遥先生の胸像もあります。
合格祈願に訪問するのも良いですね!
【早稲田大学の付属博物館】③會津八一記念博物館:キャンパス内で美術鑑賞ができる!
参考:https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/
會津八一記念博物館は早稲田大学2号館にあり、パッと見ただの教室棟のようにも見えますが侮るなかれ。
なんと2万点もの美術作品を所蔵しているんです!
會津八一は早稲田大学卒業生であるとともに、同大学の英文学教授を務めたほか、独学で美術史の研究も続け、現在の早稲田大学文学部美術史コースの祖となった人物でもあります。
博物館に常時展示されている『明暗』(横山大観と下村観山の合作)は圧巻で一見の価値があります。
日本・中国美術や考古学の発掘資料が充実しており、定期的に興味を引く企画展も開催されているのが特徴です!
【早稲田大学の付属博物館】④早稲田大学 国際文学会館(村上春樹ライブラリー):ハルキストなら絶対行くべき!
参考:https://www.waseda.jp/culture/wihl/
村上春樹ライブラリーは今回紹介する中では最も新しく、2021年に開館しました。
皆さんもご存じ村上春樹さんは早稲田大学第一文学部の卒業生で、その業績をたたえて建てられたのがこの施設です。
国際文学館顧問にはロバート・キャンベル氏を迎え、早稲田大学内外に開かれた施設でもあります。
隈研吾さんによる設計で、木のぬくもりを感じられる施設となっています。
入口を入ってすぐ正面のアーチ構造の空間は特に有名ですね。
その下は階段になっており、その両脇にはその時々のテーマにそったおすすめ本が展示されています。
館内には、日本語版はもちろん、海外版の村上春樹さんの著作が多数展示されているほか、村上春樹さんの著作年表もありハルキストにはたまらない空間になっています。
また、村上春樹さんはレコード愛好家としても知られており、そんな彼のコレクションも展示されています。
また、併設のカフェ橙猫は早稲田大学の学生によって運営されており、カレーがおいしいと評判です!
他の施設に比べて休業日が多いので、行く際はあらかじめ開館しているか調べてから訪問してくださいね!
おわりに
今回は早稲田大学にある博物館を4つ紹介しました!
4つの施設はどれも学生以外でも無料で訪問することができます!
この記事を読んでいる高校生の皆さんも息抜きや勉強のモチベーションアップなども兼ねてぜひ訪れてみてくださいね!