もう迷わない!センター数学で図形を綺麗に書くコツ

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センター試験などの試験で図形問題が出題された時、描いた図形がぐちゃぐちゃになってしまった経験はありませんか?

何度も描き直すことになって、大幅に時間をロスしてしまうのはもったいないですよね。綺麗な図形が書けるようになれば、考えが進むのもスムーズになり、問題を解くスピードも向上します。

描くのが下手だからと言ってあきらめてしまってはいけません! 描き方にもポイントやテクニックが存在するのです。

見につければ差をつけることができるのです。ここでは図形の描き方のポイントやその練習方法を伝授します。ぜひマスターして、周りと差をつけましょう!

ここだけは押さえよう!『図形を書く前に』

1 図形を描く目的をはっきりさせよ!

そもそも試験場で図形を描くのは何のためでしょうか?もちろん、問題を解くためです。したがって、「問題を解くのには何が必要か」を意識して図形を描くことが重要です。

例えば、「立体図形をある平面で切った断面積を求める」という問題では、断面の形を把握すること、つまり、断面に垂直な方向から見た図形を描くことが重要になります。

立体的に把握できる全体図を無理に描く必要はないのです。例えば、次図のグラフの斜線部について、x軸を軸にして回転させた立体図形の図を書くのは難しいですが、x軸に垂直な断面はただの円であり、簡単に把握できます。

もう迷わない! 手書き図形の書き方

2 必要な線だけ描け!

①と関連しますが、必ずしも問題文中で与えられた図形を全て描く必要はありません。例えば、センター試験のように設問が前半部と後半部で大きく分かれているような問題の場合には、前半と後半で注目すべき図形の部分が変わってきます。

そのため、今必要としている部分だけを抽出して描くことが重要です。badの例のように、必要以上に線を書いてしまうと、問題を解くためのポイントを発見しづらくなり、問題がなかなか解けないことになりかねません。必要な線だけを書くように気をつけましょう。

もう迷わない! 手書き図形の書き方

3 図形分野の知識を図に反映させよ!

例えば、三角形の内接円を描く際には、「三角形の3つの辺に接する」「三角形の3本の角の二等分線が交わる点が中心となる」ように描く必要があります。

また、直角三角形の外接円を描く時には、「直角三角形の斜辺が円の直径となる」ように描かなければなりません。

以上のように、計算をしていく上だけでなく、図形を描く段階でも図形分野の知識を利用することが必要です。また、図形を書いている最中にその問題の解法や図形の持つ性質に気づくこともあります。

なんとなく図形を描いてしまうのではなく、知識を活かしながら細心の注意をもって図形を書くことが重要です。

もう迷わない! 手書き図形の書き方

4  図は大きく描け!

スペースをできるだけ活用しようとして、図形を小さく描いていませんか。確かに、テストでは限られた余白で問題を解かなければなりません。コンパクトに図を描くこととは大切なことです。

しかし、だからといって小さく描きすぎると、線や文字が重なってしまい、非常に見にくくなってしまいます。問題を解き進めていく内に、補助線を引くこともあるので、少しは大きめに描くことがコツです。小さく描きすぎて、書き直しになるような時間のロスは避けましょう。

もう迷わない! 手書き図形の書き方

以上が図を書く前の注意点でした。それでは実際に図を書いてみましょう!

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