はじめに
この記事は、症状の緩和法や生理中の勉強法の提案、受験日と被った時に取るべき行動を紹介しています。
少しでもお役に立てたら幸いです。
目次
まず、あなたの現状を把握しよう
あなたはどのレベルに当てはまる?
生理と上手く向き合っていくには、現状を把握して対策を考える事が大切です。
まずは、あなたの生理時の症状が以下の3つの内のどのレベルに当てはまるか考えてみましょう。
①下腹部が重く感じられ、時々にぎりつぶされるような痛みを感じる。
②①の症状+貧血の症状がみられ、立ち上がった時や、歩いている最中に立ちくらみになる事がある。
③②の症状+お腹を下し、吐き気をもよおし、激しい頭痛に襲われる。
ちなみに私はレベル③でした。
この記事ではレベル3の人向けの症状緩和法や勉強法の提案もしているので安心して下さい!
レベル別生理への向き合いかた
次に、レベル別に生理の症状との具体的な向き合い方を紹介します。
(レベル①に当てはまった人)
生理時は、身体を冷やさないようにすることが第一です。
家の中でレッグウォーマーや腹巻きを着用するだけでも体温が上がり、症状が和らぎます。
特に下腹部にはカイロ等を使用すると、さらに症状が軽減されます。
(レベル②に当てはまった人)
上記の対策の他に、食事もしくはサプリで亜鉛や鉄分を補給するのがオススメです。
亜鉛や鉄分が豊富な代表的な食材としてレバーや赤身のお肉・青魚・チーズやナッツ類が挙げられます。
レベル②以上の場合、体育の授業がある時は、体調と相談して辛い時には休んでみるのも1つの選択ですよ。
(レベル③に当てはまった人)
上記の対策の他に、頭痛薬・胃腸薬(または生理薬)を飲み、睡眠時間が少しでも長くとれるようにしましょう。
日中に辛くなった場合は、薬服用後に30分ほど仮眠をとるのも1つの方法です。
辛いのを我慢するより、少し休憩をした方がその後のパフォーマンスが向上します。
思いきって休んでみることも大切ですよ。
生理が重い人に考えてみてほしい~ピルの使用について~
ピルの使用は、生理周期が安定しない悩みを持つ人にオススメしたいです。
精神状態によって周期がばらついていた私はピルの使用によって助けられました。
ピルの使用を勧める理由は2つです。
1つ目は、生理がくるタイミングをコントロールすることができる点です。
ピルの使用で、服用を途中でやめて予定よりも生理が来る時期を早めたり、飲み始める時期をずらし、生理がくるタイミングを遅くすることが可能になります。
以下の写真は私が実際に使用しているヤーズ配合錠(超低量ピル)です。
赤い錠剤が生理が来るのを抑えてくれる効果をもっていて、白い錠剤の服用期間に生理が始まるという仕組みになっています。
ピルを使えば、自分で試験期間に被らないように調整することが可能になります!
2つ目は、皆さんに「あの時生理じゃなかったら……」という後悔をしてほしくないからです。
人生のターニングポイントとも言える大学受験で、皆さんには万全の状態で望んでほしいのです。
ただ、親に相談するのは難しいという人もいると思います。
その場合は、インターネットで相談から処方までをしてくれる「スマルナ」という選択肢も存在します。
「スマルナ」は、医師が個人にあったピルをオンラインで処方してくれ、メールでいつでも相談することができるオンライン・ピル処方サービスです。
詳しくは、下の公式Webサイトのリンクから確認してみてください。
生理中の勉強との向き合い方~3つの提案~
【生理中の勉強との向き合い方】①生理周期を計算して勉強計画を立てる
これは、生理の期間中、通常時に比べて集中できないことが多いという悩みを持つ人にオススメです。
経験上、通常時と同じような勉強計画を立てても、生理中は遂行できないことは多くありました。
同じ悩みを持つ人は是非試してみてください!
【計画の立て方】
初めに、大体どれくらいに生理がくるか逆算してカレンダー等に記しましょう。
勉強計画を立てる為に必要になります。
優先度が高いものは生理前に終わらせられるように勉強の予定を組んでいくのがコツです!
知識の暗記系などの体力を使わない勉強は生理中に行うと良いでしょう。
試験系の長時間集中が必要なものは、生理中に当たらないように避けて予定を立てることもポイントです。
模試や定期テストが生理期間と被ってしまった時は、対策の部分で紹介した方法、もしくはピルを有効活用してみてください!
【生理中の勉強との向き合い方】②ながら勉強をする
この方法は、頭がぼーっとして入ってこない、イライラして集中できない等の悩みを持つ人にオススメです。
辛さレベルが②以上の場合、暗記系の勉強をしても身に付かないということもあると思います。
そんな時は国語や社会、理科系等の教科書や資料集を読んでみてください!
勉強というより軽く読書をするような気分で構いません。
たとえ全部でなくとも、「なるほどな」と印象に感じた部分は意外と記憶に残るものです。
教材の端っこの方に載っている小さな知識が、本番の試験に役立つこともあります。
資料集は、写真や年表、地図等に加え、踏み込んだ知識の掲載も豊富に掲載しています。
是非一度読んでみてください!
【生理中の勉強との向き合い方】③ゆっくり休む
この方法は、辛さレベル③くらいの人にオススメです。
レベル③だとどんな勉強をしようが、集中もしずらいことでしょう。
受験生なのに休む時間はないと焦る人もいると思いますが、経験上しっかり休んで回復を早め、集中できる状態で勉強するほうが効率的と言えます。
なぜなら、辛い状態で勉強して頭に入らなかった場合、やり直す必要が生じるからです。
ただし、休むと言っても生理期間中ずっとではなく、初日と重い2日目までに止めましょう。
勉強しない日が3日続くと、今までの知識も抜けていってしまいます。
2日目以降は先程の提案①②を取り入れてみてください。
本当に辛い時は学校や塾を休むという選択肢もあります。
この提案に関しては反対意見も出るでしょう。
ですが、「休んでもいい」という選択肢があるだけでも、心持ちは軽くなるものです。
ただし、成績に影響が出ない程度にしましょう。
どうしても試験に生理が被ってしまった場合
対策したにも関わらず、生理が試験日と被ってしまった場合は、焦らず以下の3つのことを実践してみてください。
①血が漏れていないか心配になって集中力散漫にならないように、就寝用のナプキンをつける。
替えのナプキンはもちろんのこと、分厚いスパッツ等を着用することで少しでも心配を減らすことができます。
②常備薬(生理薬、頭痛薬、胃腸薬等)を忘れず持っていく。
「いつもの薬がある」ということは、いざという時に頼れるものがあるということです。
「体調が悪くなったらどうしよう」という不安を軽くしてくれます。
③下腹部にカイロを貼る・腹巻きの着用など、会場に向う途中から試験中も身体を暖められるようにする。
少しでも症状の緩和をして、実力が発揮できるようにする為です。
今までやってきた勉強はあなたを裏切りません。
「私なら大丈夫!」ぐらいの気持ちで全力をぶつけましょう!
おわりに
いかがでしたか?この記事が少しでもあなたの役に立てたら幸いです。