こんにちは! 合格サプリ編集部ライターのざわこです。
そこで今回は慶應義塾大学・法学部の2016年度合格者で現在1年生のK.Hさんに、どんな高校生活を送り、どのようにして今の学部と進路を選んだか、そして現在の大学生活について聞きました。
このインタビューが、皆さんの志望学部や進路を決める上で参考になれば幸いです。
K.Hさんのプロフィール
出身 | 兵庫県 |
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学歴 | 私立中学(須磨学園中学校)→私立高校(須磨学園高等学校)→慶應義塾大学法学部に現役合格 |
文理 | 文系 |
受験した大学と合否 (併願パターン) |
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予備校・通信教育 |
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サークル | 水泳サークル、合格サプリ編集部 |
現在の動向 | 司法試験合格を目指して資格取得の勉強中 |
このインタビューをまとめると…
文理選択で文系を選んだワケ

慶應義塾大学・法学部を選んだワケ

慶應義塾大学・法学部の魅力を一言で表すと…

慶應義塾大学・法学部のイメージと違ったところ…

慶應義塾大学・法学部はこんな人にオススメ!

はじめに、高校生活についてお聞きします。Kさんはどんな高校生でしたか?
通っていた高校が受験対策に熱心な学校だったので、部活動には所属せず勉強中心の生活を送っていました。勉強時間は特に決めていませんでしたが、気分が乗ったときは平日1日3~4時間は勉強していました。
部活動がない分、文化祭や体育祭などの学校行事には力を入れて取り組んでいました。高3の文化祭の時は、クラスの出し物としてお化け屋敷をやりました。入試の迫る大切な時期ではありましたが、文化祭前の1週間は勉強のことを忘れ、準備に集中することにしました。
何事もそうですが、メリハリをつけて勉強をすることが大切だと思います。
進路を決めた時期・法学部を選んだ理由を教えてください。
法学部に進もうと決めたのは、高校1年生の頃です。
数学が苦手だったので、当初から文系に進むことに決めていましたが、まだやりたいことがはっきりしておらず、具体的な学部まではなかなか絞れずにいました。経済学部を考えていた時期もあったのですが、数学の知識が必須であることを知り、早々に断念しましたね…(笑)。
そんな状況の中、いろいろな学部を調べていくうちに、法学部では学べる内容も幅広く、就職先も多岐に渡っていることを知りました。大学で勉強するしながら自分のやりたいことを探していけばいいんじゃないかと思い、法学部を目指すことに決めました。
割と早い時期から進路を決めていたのですね。志望大学を決めた時期はいつ頃ですか。
慶應義塾大学を考え始めたのも高校1年生の頃でした。
他にも、早稲田大学や同志社大学も考えていましたが、高校2年生の時に参加したオープンキャンパスで、きれいな施設に魅了され、慶應義塾大学を第一志望とすることに決めました。
志望校の対策として、普段からどんなことを意識して勉強しましたか。
慶應義塾大学では難解なレベルの単語の知識が必要とされるので、早い時期から語彙力の強化を意識して取り組みました。英検レベルの単語帳を買い、夜寝る前の10分や、片道1時間半の通学時間を利用して勉強しました。
また、私は声に出さないと勉強に集中できなかったので、大きな声で読み上げながら勉強していました。勉強のストレス解消にもなるし、頭にも入りやすくなるのでおススメです。
大学生活の様子を聞かせてください。
実際に入ってみて、想像と違ったことはありますか。
慶應義塾大学は、付属の高校から内部進学をする学生が全体の半数を占めます。なので正直入学前は、内部進学の学生と打ち解けられるかどうか少し不安でした。
しかし実際に入学してみると、内部進学の学生も意外とフレンドリーな人が多く、外部進学、内部進学関わらず仲良くなれて安心しました。
高校生活と一番変わったことはなんですか
高校と違って、自分の興味のある分野だけ学ぶことができるので、授業が楽しいです。また、第二外国語の授業があるのも新鮮です。
また、授業と授業の間に空きコマがあることが多いので、一日授業で拘束されていた高校時代と比べると、かなり自由な時間が増えました。
学部選びに悩む受験生にアドバイスをお願いします。
私のように、自分のやりたいことがなかなか見つからず、焦りや不安を感じる受験生もいるかもしれません。
しかし、どうしてもやりたいことが見つからない場合、大学に入ってからじっくり考えるのもアリだと思います。大学は高校と違って自由度が高いので、自分の学部と関わらず興味のある講義を受講することも出来ます。また、専門職でなければ、就職時にもつぶしがきくことが多いです。
もちろん、何かやりたいことが決まっていればそれが良いに越したことはありませんが、焦らずにじっくり考えてみてください。
インタビューを終えて

専門職を目指すのでなければ、そういう選択肢も良いかもしれませんね。